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こころとサイエンスコミュのギムネマにダイエット効果はない(長文注意)

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ギムネマにダイエット効果はない(長文注意)

名称
ギムネマ・シルベスタ(俗名:ギムネマ) [英]Gurmar、Gur-Mar Gymnema [学名]Gymnema sylvestre R. Br. ガガイモ科[ホウライアオカズラ属]

概要
ギムネマは、中国南部、台湾、インドなどに分布する常緑つる性植物である。主に糖尿病の症状に対して、古くから使用されてきた。ギムネマの中国語名は「武靴葉」である。俗に「糖分の吸収を抑える」、「血糖値の上昇を抑える」といわれ、糖尿病患者の血糖値や血中コレステロールの低下など、一部にヒトでの有効性が示唆されている。ヒトにおける安全性については信頼できるデータが見当たらない。

主な成分・性質
主な成分のギムネマ酸(gymnemic acid)は、甘味と苦味を味わう能力を阻害するが、酸味や渋み、辛味には影響しない。ギムネマ酸は小腸でのブドウ糖の吸収を抑制し、またすい臓のβ細胞の成長を刺激するようである(64)。

分析法有効性
循環器・呼吸器
調べた文献の中で見当らない。
消化系・肝臓
調べた文献の中で見当らない。

糖尿病・内分泌
・インスリンあるいは経口血糖降下剤を用いているI型、II型糖尿病患者において、ギムネマ経口摂取はさらに血糖値やグリコシル化ヘモグロビンを低下させるのに有効性が示唆されている(64)。
・複数の報告をシステマティックにレビューした結果、ギムネマは血糖値を低下させる作用を持つことが示唆された。ほとんどの研究ではII型糖尿病患者が対象となっていた(65)。
・I型糖尿病患者において血中の総コレステロールおよびトリグリセリドを低下させるのに、経口摂取で有効性が示唆されている(64)。

生殖・泌尿器
調べた文献の中で見当らない。
脳・神経・感覚器
調べた文献の中で見当らない。
免疫・がん・炎症
調べた文献の中で見当らない。
骨・筋肉
調べた文献の中で見当らない。
発育・成長
調べた文献の中で見当らない。
肥満
調べた文献の中で見当らない。
その他
調べた文献の中で見当らない。

試験管内・ 動物他での評価
・市販されているギムネマ5製品(原材料表記は全てギムネマ乾燥葉のみ)を茶葉3.0g相当量/10g体重、マウスに経口投与したところ、血糖上昇抑制効果が認められたのは1製品のみであり、原料植物の種類や使用部位、品質(産地や採取時期の違いによるギムネマ酸含有量の違い等)によって違いが生じる可能性が示唆されたという報告がある(2003180845)。

安全性危険情報
・ギムネマの安全性については十分な情報が得られていない(64)。
・健常成人13名に0.5gのギムネマ・シルベスタを経口投与したところ、投与60分後までは甘味麻痺作用が生じたが、12名が胃部不快感・吐き気などの副作用を訴え、次回の服用を拒んだという報告がある(19971221717)。
・妊娠中および授乳中の使用の安全性については十分な情報が無いため、避けるべきである(64)。
・理論上、ガガイモ科(Asclepiadaceae)の植物と交差反応が起こる可能性があるため、ガガイモ科植物にアレルギーのある人は注意が必要である(63)。
禁忌対象者
調べた文献の中で見当らない。
医薬品等との 相互作用
・インスリンや糖尿病治療薬を使用している患者では、ギムネマを使用する場合血糖値が下がりすぎないようモニターする必要がある(63)(64)。臨床検査で血糖値に影響を与えることがある(64)。
・他のハーブやサプリメントとの相互作用については十分なデータがない(64)。また、他の食品との相互作用は知られていない(64)。
動物他での 毒性試験
・ラットにギムネマ・シルベスタ葉抽出物1%添加飼料(平均で雄504mg/kg/日、雌563mg/kg/日)を52週間連続摂取させたところ、毒性変化は認められなかったという報告がある(2004140840)。
AHPAクラス分類
及び勧告
参考文献中に記載なし
総合評価安全性
・ギムネマの安全性については十分な情報が得られていない。
・妊娠中および授乳中の使用の安全性については十分な情報が無いため、避けるべきである。
有効性
(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・インスリンあるいは経口血糖降下剤を用いているI型、II型糖尿病患者において、ギムネマ経口摂取はさらに血糖値やグリコシル化ヘモグロビンを低下させるのに有効性が示唆されている。
・I型糖尿病患者において血中の総コレステロールおよびトリグリセリドを低下させるのに、経口摂取で有効性が示唆されている。

[補足]独立行政法人国立健康・栄養研究所の「『健康食品』の安全性、有効性情報」というページに、「素材情報データベース」というものがあり、そこで調べることができます。
ここでは世界中から集めた食品、栄養に関する論文などを収集、分析、評価し、一般に公開しています。
http://www.nih.go.jp/eiken/

コメント(1)

□ギムネマに関する信頼できるデータはない
□ギムネマの安全性については十分な情報が得られていない
□インスリンあるいは経口血糖降下剤を用いているI型、II型糖尿病患者において、ギムネマ経口摂取はさらに血糖値やグリコシル化ヘモグロビンを低下させるのに有効性が示唆されているぐらい

□肥満に関して有効性を調べた文献が見当らない
□妊娠中および授乳中は避けたほうがいい

ということになります。やせるということはありえない。期待しないほうがいいでしょう。 

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