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ベートーヴェンのピアノソナタコミュのソナタ31番 変イ長調

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ソナタ31番 変イ長調 作品110 1821年作

第1楽章 Moderato Cantabile,molto espressivo
第2楽章 Allegro molto
第3楽章 Adagio,ma non troppo〜Arioso dolente〜Fuga Allegro,ma non toroppo

50歳代始めに同時に作られた30〜32番の後期ソナタの真ん中で、清らかな抒情と気高さがあり、きわめて内容の深い作品です。抒情的で細かいアルペジオが目立つ1楽章、スケルツォ的で力強い2楽章、「Klagender Gesang(嘆きの歌)」と記された悲痛な旋律と、心が浄化されるような二つのすばらしいフーガが特徴的な3楽章からなります(30・32番が変奏曲なのに対して独自の構成です)。

コメント(41)

ベートーベンの後期のソナタは何か超越したものがありますよね。
この作品は特に感じます。
三楽章、学生のとき卒試の候補にあがったことがあります。
心が浄化される・・・まさにそうですね。^^
こんにちは。ここを偶然に見つけ,たまたま大好きな31番がトピックだったので,初めて書き込ませてもらいます。

特に好きなのは第3楽章で,ベートーヴェンが自分の人生を振り返って,辛いことが多かったなぁと嘆いた後で,いや,自分はこんなことではへこたれないぞ,雄々しく生きていくぞといった決意表明のようなフーガ,なにか,晩年のベートーヴェンの心情を表しているかのように聞こえます。

蛇足ですが,ベートーヴェンのフーガはどれもみな素晴らしいですね。カルテットの9番などにも圧倒されます。それに比べると13番の大フーガはちょっとぬるいですけど。
この31番についての書き込みが少ないのに驚いています。30番,32番に比べて少しも劣らない名曲だと思いますが,あまり親しまれない曲なんですかねぇ
試験で第1楽章弾きましたがあまりにも美しく、晩年の作品とは思えない愛らしさに感動しました!特に32分音符のアルペジオのフレーズは大好きです☆第三楽章の一番最後に似たようなフレーズで終わるのには鳥肌立ちました!
ベートーベンのソナタでは31番が一番好きですね!一般的には知名度低いですけど…^^:
書き込みが少ない」と嘆いたら,専門家による早速の書き込み,嬉しいです。知名度が低いんですか?それは知らなかった。

素人の私の誤解でしょうが,ベートーヴェンのソナタは,29番まではテクニックさえあればそれらしく聞かせられると思うんです。でも30,31,32番はどうなんでしょう?

天才のベートーヴェンですら晩年になって到達した高みを如実に示す3曲だと思います。聞き終わった後の余韻って,熱情の比じゃないと思うんですけれど。
今ちょうど31番を勉強していて、嬉しくなったので書き込みます(‘∀‘)
第3楽章のフーガを初めて聞いたときの感動は忘れられません!
階段を駆け上りながら心が救われていくと同時に、深く大地に根ざしていくような感じは、熟年のベートーヴェンならではだと思います。
とても繊細で難しいけど、素晴らしい曲です!
第3楽章のフーガを初めて聴いて感動するなんて!
実に羨ましいです。

ここでは個人的なことを書いちゃいけないのかも
知れませんが,悲しいことに私はそのような経験が
ないのです。

フーガは何回か聴いてはじめてわかってくる。そして,
何回か聴くうちにどうしょうもなく好きになる。それが
私にとってのフーガです。

音楽の世界は,才能がなければ努力の報われない世界だと
思います。
私は、31番のフーガの部分は初めて聴いたときに感動してしまったのですが、
何回か聴いてはじめてわかってくる、良さがわかるという曲は確かにあって、それはまた素晴らしいと思います。

最初聴いたときの感動とはまた違う発見があったときの感動、というのもありますよね!
特にやっぱり晩年の作品は、そういった味わい深い作品が多くなるような気がします。
やはりこの31番を思う時に、カルチャーショックなCDがあります…

エミール・ギレリスが亡くなる前に録音をしたグラモフォン盤…

遅いテンポの中にも、光と影が混在し、集中力の高い演奏で、このCDが発売された当時は、ホント、びっくりしました〜…

エミール・ギレリスのベートーヴェンのソナタの演奏は、私にとってはなぜかとても優しい心で慈しんでいるような感じを受けるんです。あの厳つい顔からは想像できないんですけど。

その延長線上で31番も捉えています。ベートーヴェンの心情吐露を優しく受け止めているような。ゆっくりしたテンポで慈しんでいるような。

それにしても、ギレリスが32番の録音を残さなかったのが本当に惜しまれます。
3楽章のフーガは本当に素晴らしいと思います。単純な旋律で構成されているのに、何度聞いても飽きることはありません。

と言っても私は最初から31番好きであったわけではなく、ある日LONDONのバックハウス30,31,32番を購入して聴いたときに突如天啓のごとく31番の魅力に気付かされたのです。頭を殴られたような衝撃さえ受けました。

一度魅力に気付くと他の演奏でもそれぞれの良さを感じることが出来ます。それ以来演奏を聞き比べるのが本当に楽しくなりました。
やはり一つ自分が「これだ!」と思える演奏に出会えるということは幸せなことですねー。
>>6:Klee さん
同感です!最後の3ソナタはメロディーの奥にあるものがメロディーそのものよりも重要である気がしてなりません。感覚的なものなので上手くは言えませんが。。。
この3つは何故かポリーニがしっくり来ない・・・。熱情やテンペストは完璧に近いのですが。
わたしも31番は好きなソナタのひとつです♪
自分で弾いていて、3楽章のAdajioとAriosoのところは泣きながら弾いてました。練習なのに、もう素晴らしすぎて。感極まります。
でもこの曲を弾きこなすにはまだまだ人生経験が足りないです。
一生かけて弾いていく曲だと思います。
私も110が大好きです。
練習しながら、「ベートーヴェン、なんでこんなん書けるんだろう。残してくれてありがとう」って感動して涙が出てきました。
理屈ではない、説明できない感動が自分の中から出てきました。
フーガの暗譜が恐くて、まだ演奏会で取り上げられないでいるのですが、
是非近いうちに、もう一度しっかり勉強して弾きたい!っていう曲のひとつです。
31番。大好きな曲です♪
ちょうどいま、ゼルキン演奏のCDを聴いています♪
後期ソナタの中でも特にお気に入りですね。
ゼルキンは力まず、気負わず、それでいて独特の深さが感じられる。
名演奏だと思います。
31番のソナタは大好きです。三楽章の特に二回目の「嘆きの歌」には彼の人生観みたいなものがあるのではないでしょうか。強い悲しみとベートーベン自身の情熱が混じった楽章だと思います。
8月に『ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会』
の第2回目で演奏する曲です。
終楽章の「嘆きの歌」→「フーガ?」→「嘆きの歌Var」→「フーガ?」→「コーダ」
の流れは、何回も何回も弾き込んでいかないと、
自分のものに仕上がってきません。
作曲家は、ここまで深遠な世界に如何にして到達したのか...。
それ自体がすでに『超絶』の世界なのでしょうね。
弾きながらも、毎日が新たな驚嘆の連続です。
31番!!もう最高ですよね。嘆きの歌の後の優しくて暖かいフーガ。初めて聞いた時には涙がとまりませんでした。
いつか挑戦してみたいです☆
私はベタですがケンプが好きです。すごく旋律が美しく歌われています。
毎年クリスマスのときにだけきいています。3楽章のクライマックスなど本当にすばらしくて、胸がたかなります。
おどろくべきことに、作曲された日付も12月24日だったというのだから、きっとそのつもりだったのかもしれません。
素晴らしい曲ですね。今グールドのストックホルムでのライブ録音を聴いていますが、慈しむかのような演奏でグールドの奇抜なイメージが覆されました。
卒業研究曲目として、この作品を取り上げました。
どんな言葉であっても、この作品の素晴らしさを形容することは出来ないのではないのでしょうか?

深遠で神秘的な作品だと感じます。
 みなさんがおっしゃるように本当にすばらしい曲です。気品ある第1楽章の後、高揚しながら曲を結ぶところは、ベートーヴェンならではでないかと思います。
7/15(火)の東京オペラシティコンサートホール
ピエール=ロラン・エマールのピアノリサイタルで
バッハのフーガの技法と共に演奏されますね
エマールが弾く31番、めっちゃめちゃ楽しみです♬
31番は、本当に純粋に音楽としてすばらしく心に響き、なおかつ深く思索的な面も併せ持つという、奇跡的な作品だと思います。30番は純粋に音楽として聴くだけでいいし、32番は2つの楽章の対立がどうこうという理屈で考える部分よりも、あとは永遠の静寂に続くバリエーションに身をまかせればよいだけという意味では思索は必要ないようにも思えますが、31番はなんだかいろいろ思いめぐらされる曲だなと思います。フーガが2回目に現れたときに音形が反転しますが、この動機が、ミサ・ソレムニスの最後の祈りの音楽「ドナ」に頻繁に出てくる動機と似ているとか...
しかしやっぱり最後の高揚感は理屈を超えて純粋に心に訴えかけるものですし。
僕は31番はアラウの晩年の新盤(80年代)が一番好きです。
終楽章もいいですが、第1楽章からして、細やかなテンポの伸縮があり、
人生を重ねた末の、切なさ、いとおしさみたいなものが
感じられる、有機的な演奏だと思います。

あと、やはりギレリス晩年の録音もすごいと思います。
第1楽章冒頭からゆっくりなテンポで弾いていて圧倒的。
かなりディテールですが、0'55"ぐらいの左手の音が特徴的で、
普通の人は普通に響かせるのですが、
彼はここを「ドッ、ドッ、」という感じで音を切って弾いています。
(素人なので演奏方法は詳しく分かりませんが)
この曲は、終楽章のアリオーソ・ドレンテ(嘆きの歌)で、
左手の音型が心臓の音のようでドキドキさせる部分がありますが、
第1楽章でそれを先取りするみたいに、
胸が詰まるような締めつけられる感じになります。
その部分が一度気になり始めてから妙に印象に残っています。

はじめまして。
「のだめカンタービレ」で31番が出てきたのをきっかけに、31番にはまりました。今やベートーベンのピアノソナタの中で大好きなものの一つです。
ベートーヴェンの32曲のピアノソナタで最も好きな曲。
J.S.バッハの平均律とともに私の終生傍らに置く曲と位置付けています。
この曲とピアノ協奏曲4番、そして弦楽四重奏14番と15番には、各章に短編の要素があって、私は31番には

1楽章:平和〜幸せな日常
2楽章:騒乱
3楽章:不安な影〜苦悩〜悟り〜歓喜

というようなサブタイトルをつけて聴いております。

大好きな演奏は

1. ジャン=ベルナール・ポミエ
2. グレン・グールド
3. カットナー・ソロモン
4. ヨウラ・ギュラー
5.ルドルフ・ブッフビンダー(1980年頃録音)

でしょうか…
大好きな演奏は...

Friedrich Gulda モンペリエ1993ジェット機爆音入り(ダントツ1位)
2位クリストフ・エッシェンバッハかリチャード・グード
以下 高橋悠治、エミール・ギレリス、Piotr Anderszewski...
まあテキトウに、気分によります。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLyWoPeQr11xrN2aEYtNgVA7xsxK0pvrO5
ほぼ9年ぶりの書き込みです。あれけら更にコレクションが増えました。
ブッフビンダーの新録音、全集9枚組と快速ですが、31番だけは22分とゆっくりめ。
しかも曲想によってテンポと強弱、抑揚も変えているというこだわり。
淡々と弾いても名曲ですが、これは別格。多分、私が最期に聴くソナタかもしれません。
それと仏系の凄腕プルーデルマッヒャー。
全集をランスの天井の丸い独特のホールでライブ録音。
ピアノもペダル数の異なる仕様。
音と響きに多少の違和感は有りますが、これはすごい演奏かもしれません。
31番はフーガが淡々としていて物足りなくも有りますが、逆にあっさりしてる分、また聴きたくなる…最低2回はリピートしてしまうような演奏です。
他にもアンデルジェフスキも良く弾き込まれた良い演奏ですし、この曲に駄演は少ないのかもしれません。

ただ、内田光子女史のは苦手です。どうもフーガに愛おしさが感じられ無いというか、すごくうがった解釈に聴こえてしまうのです。
奥行き302cm(残念ながら308cmではありません)という現代ピアノ最大級かつ深遠な表現力を持つFAZIOLI F308を使って、2015年ショパン・コンクール第三位(マズルカ賞も受賞)のケイト・リウが意欲的な表現を試みた演奏。2019年収録。
Kate Liu plays Beethoven: Sonata N. 31 Op. 110
https://www.youtube.com/watch?v=30QpoqPRQH8

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