EXCEL VBAコミュのEXCELとACCESSの連携その1

みなさん初めまして。

ココでは自分の備忘録も兼ねて、EXCELとACCESSの連携について解説していこうと思います。

VBA上級者の方なら、「今さらEXCELとACCESSの連携？」と思われるかもしれませんが、実は仕事上の様々な場面で有用な方法なのです。

仕事上で下記にあてはまることがあれば、この連携を覚えておいて損はないと思います。
①扱っている物が多数（概ね100種類以上）。
②EXCELで管理している。
③複数の人が管理表の入力に携わっている。

特に②と③の両方が当てはまる場合、いくら項目を指定していても、個人によってデータ入力がバラバラで、あとでそのデータで分析しようと思っても、役に立たないなんてこともあります。
例としては、「日付データを入力してほしいのに、日付っぽいただの文字列となっている」「個数を入れてほしいのに、数字以外の余分な注釈まで入っていて数字として認識できない」「必須項目が入っていない」などなど。

また、EXCELの管理表をネットワーク上に置いて、そのファイルをブック共有して使っている場合、マイクロソフトとしてはそのブック共有は古い方式で無くしていきたい機能のようで、今後使えなくなる可能性もあります。

というわけで、EXCELはインターフェイス（入出力のみ）として使い、大事なデータはACCESSに保存するという方法が大事だと私は思っています。

そしてその方法を実現するためには、EXCELとACCESSの連携が必要となるわけです。

なお、EXCELとACCESSの連携を実施する上で条件があります。
①EXCEL VBAが使える（ある程度）
②ACCESSがPCにインストールされている
③ACCESSが使える（テーブルとクエリの作成ができる）
④SQLがわかる（とりあえず基本だけでOK）

②に関して、ACCESSがPCにインストールされていなくても、EXCELが使える環境であれば、実はACCESSデータベースを作成しテーブルとクエリを作成することができます。

でも、EXCEL VBAで作る必要がありますし、とっても面倒なので、どうしてもACCESSを使わずにデータベースを作成したい方は、インターネットで検索してみてくださいね。
ココではACCESSがインストールされている前提で話を進めていきます。

ということで、VBA中級者以上の方向けとさせていただきます。
もし、初心者でも需要があれば、初心者向けも作成しようと思います。

今回は以上とします。
次回より具体的なコードを用いて解説してきます。