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高齢者情報資料室コミュのご当地検定で脳鍛錬

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ご当地検定で脳鍛錬
「勉強」記憶の流れ強化

身近な地域の歴史や文化は、仕事に追われるお父さんには縁が薄いが、定年退職を機に、その魅力に気づく人が増えている。各地で次々と生まれるご当地検定は、そんな中高年男性たちの脳鍛錬の機会としても注目を集めている。(佐藤光展)

「道産子検定」「博多っ子検定」「金沢検定」「鎌倉検
定」……。昨今、ご当地検定が次々と誕生しているが、その代表格として知られるのが、京都商工会議所が2004年から実施する京都・観光文化検定試験。3級から1級まであり、受験者は毎年1万人超。3級では「御室桜(おむろざくら)で有名な寺院」「京ことばでオブの意味は」などの問いに四つの選択肢から答えを選ぶ。

京都市の佐伯多一さん(71)は、定年退職を機に、生まれ育った京都の文化や歴史に興味を持ち、一昨年に3級、昨年は2級に合格。今年12月9日に行われる検定試験では、1級合格を目指している。

勉強の基本は、京都の歴史や史跡、美術、伝統文化などを収めた公式テキストの熟読だが、同商工会議所が行う現地講習会にも積極的に参加。「実際に寺などを回って、講師からその場で説明を受けた知識が一番身に着きます」と話す。

佐伯さんはまた、「とても頭を使うため、認知症予防にもつながるのではないか」と考えている。

実際はどうか? 認知症予防には、脳トレーニングや運動がよいとされるが、運動の場合、「激しすぎると体内の活性酸素などが増え、認知症のリスクを高める」と、浜松医大名誉教授の高田明和さんは指摘する。一方、脳トレーニングは「いくらやっても、やり過ぎということはない」。
加齢と共に進む記憶力の低下はだれもが避けられないが、頭を使う作業を続けていると、低下のカーブが緩やかになり、認知症の発症を4、5年遅らせられるという報告もある。

しかし、中高年からの新たな知識の吸収は、なかなか難しそうだ。記憶法のコツはないのだろうか?

目や耳からの情報・知識は、脳の中心部にある「海馬」に短期記憶として一時的に保管される。情報の種類にもよるが、ここに情報がとどまるのは数秒から数十秒で、不必要なものは消去され、重要な情報が長期記憶として脳内各所に蓄えられる。そして、必要な時に前頭葉に引き出され、モノを考えたり、何かをしたりすることに役立てられる。

高田さんが勧める四つのコツは、情報・知識を長期記憶としてしっかり保存する、必要に応じて引き出す――この二つの場面で、記憶の流れを強化するのに役立つという。

大学時代に京都に6年住んだ記者は、今年、京都・観光文化検定の3級に挑戦しようとテキストを買ったが、開いてたじろいだ。「難しい……」。でも、くじけずに頑張りましょう!
◇
検定試験は、ご当地検定以外にも幅広いテーマで行われている。読売新聞などが主催する「美術検定」は、美術の知識や教養を高め、鑑賞力を養うことなどを目的とした検定で、10月28日に第1回試験が行われる。

読売新聞
2007/9/16
YOMIURI ONLINE 医療と介護  医療
★http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/tanken/20070916-OYT8T00065.htm

コメント(1)

記憶力を強化するには、渡辺式記憶術などを習得するのも良いと思います。ただ、高齢になるとその記憶術を習得することそのものも大変なのかも知れません。

数字を物に置き換えて覚える「数字変換法」を学ぶと、10桁から100桁くらいの数字は、誰でも楽に覚えられるようになります。10桁の電話番号などは、簡単に覚えられるようになりますが、慣れるまでが面倒くさいので、中学生や高校生でも、やりたがらない生徒はたくさんいます。

実用を兼ねた認知症予防に「記憶術」は、とても良いと思います。

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