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音声言語障害についてコミュのPDDの療育(自閉症の概念)

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さて、PDDとは、といまさら大上段に構え、定義を講釈するつもりはありません。
 しかし、一言でPDDといっても自閉症、非定型、アスペルガー、小児崩壊性、トウレットといろいろありますが、その違いも分からないことも多いので、臨床上の判断をスゴーク簡単にで言ってしまいますね。
 PDDの共通項目としては、言わずと知れたコミュニケーション障害です。鑑別法は、小児の場合、行動学的評価、代表的なものとしては、指差しがでない、要求的なサインが少ない、固執性がある、常道行動がでる、眼が回らない、等々の具体的行動をともなって、ICD10、DSMの診断軸にそって診断されます。しかも、それらの症状が3歳以内に現れるといことです。したがって、本邦の場合、早期にPDDの可能性あるいは診断がつけられるようです。
 しかし、近年ではPDDの診断年齢は諸外国では自閉症で5歳超えること多く、アスペルガーでは11歳を超えることもあたり前になってきているようです。その原因一つとして、自閉症、アスペルガーは、3歳から6歳くらいまでに緩和軽減することが多く、それを見てから確定診断をするという風潮があるからです。しかし、それ以外のPDD(トゥレット、小児崩壊、非定型自閉症)は、残念ながら逆のコース、良かった状態から悪化するので、確定診断が早いようです。
 非定型は、簡単に言ってしまえば、本邦では言語消失群ともいわれ、一語分はしゃべっていたのに、言葉が1歳半くらいから消えたといわれるものです。
 通常、自閉症の診断にはpep-rが使われますが、こちらは諸般解釈があるので説明をいたしません。知能の検査結果については、PDDという診断がついた以上、知能の測定は極めて難しく、僕個人としては、最低限、こちらの指示がはいると確信した段階で行っています。それ以前に行われたものは、参考程度にしか使用しておりませんので、極端に気になされる必要はないかと考えています。
 また、最近では画像上、情動を司ると言われているamygdalaという部位が明らかに平均より小さいとか(成人自閉症のケース)、脳は活動する多くの酸素を必要しますが、その活動領域を見てみると、従来、自閉症は脳が活動しないと考えられていたものから、活動しすぎる、つまりごくごく簡単に述べると、視覚的な刺激、音声的な刺激、感覚的な刺激を受けてもそれを単一の刺激として受け取れず脳全体が活動しすぎるとので、有意味かが難しいともいわれはじめています。いってみれば、生後3ヶ月までの乳児が、何に対しても反応し泣くというのと似ているのかもしれません。
 実話、僕の療育法は、この活動しすぎる脳をどうやって、制御し抑制系、つまり刺激の有意味かを図るかということ原則になっています。


次回は、その内容について段階を追って説明していきたいと考えています。
では、今日はこのくらいで

コメント(3)

こんにちは、としです。

お話の中で「脳が活動しすぎる」という点でふと思った事があります。

うちの息子はてんかんをもっています。自閉圏の子供にてんかんを併発する場合が多いという事。

それと睡眠障害を持つ子供も多い点。

あくまで私個人の想像に過ぎませんが、上の2点について脳の活動という面で何か共通の要因があるのでは?と思いました。
てんかんとの関係は良くわかりませんが、睡眠障害はそうかも

しれません。非常に誤解しないように読んでいただきたいので

すが、実話、統合失調症も抑制系の問題と考えられ、サーガー

ディアンリズム(生体時計)を整え、脳を休めるリズムをつく

ってから、薬物療法と認知療法を組み合わせて治療するようで

す。したがって、私もPDDの生体時計を崩さない、あるいは立

て直すを合言葉に助言あるいは医師への紹介を行っています。

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