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サンスクリット語コミュの御題1

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みなさま、先日のトピックは相応しくないので、管理人さんにお願いして閉鎖して頂きました。

さて、今日は、そのときに約束した新しいトピックを作りたいと思います。皆様、活発な意見交換をお願いします。

<御題>
皆さんも良くご存知のように、正統バラモンの哲学である所謂六派哲学というものがあります。つまり、サーンキヤ学派、ヨーガ学派、ヴェーダーンタ学派、ミーマーンサ学派、ニヤーヤ学派、ヴァイシェーシカ学派という計六種類の哲学学派です。

この六派哲学は、

サーンキヤ学派とヨーガ学派、
ヴェーダーンタ学派とミーマーンサ学派、
ニヤーヤ学派とヴァイシェーシカ学派

というように、二つの学派毎に姉妹学派であると考えられてきました。このような、姉妹学派という概念は、どのような理屈で生まれてきたのでしょうか??

コメント(4)

とりあえず一般的に
サーンキヤ学派とヨーガ学派は、
ギーターにもあるように理論と実践を重視するという違いがありつつも、ヨーガ学派は理論の部分でサーンキヤの理論を用い、サーンキヤ学派は実践の部分でヨーガの実践を用いる。
だから姉妹学派と言えるのではないでしょうか。
何だか大学院の入試問題のような(笑)。

この六派哲学という括りは、インドで生まれたものではないらしいということをある教授が調べています。Sarvadarsanasamgraha、Saddarsanasamuccayaでは別な括り方でジャイナや仏教も入るわけでして。
>何だか大学院の入試問題のような(笑)。

まさに、仰る通りで...。インド哲学に対する乏しい
知識で、無理しているのがバレバレです。申し訳ない。

とりあえず、何時までたっても動かないコミュの起爆
剤的自爆テロです。ご協力の程よろしくです。


>ギーターにもあるように理論と実践を重視するという
違いがありつつも、ヨーガ学派は理論の部分でサーン
キヤの理論を用い、サーンキヤ学派は実践の部分でヨ
ーガの実践を用いる。

>この六派哲学という括りは、インドで生まれたもので
はないらしいということをある教授が調べています。Sarvadarsanasamgraha、Saddarsanasamuccayaでは別な
括り方でジャイナや仏教も入るわけでして。

確かに、六派という括りは、インド古来のものではない
と考えられていますね。たしか、日本では宇井伯寿
(だったかな...?)がそんなことを言っていたような
いないような。

ただ、ヨーガとサーンキヤとの姉妹関係は、私の師事す
るA教授(完全な片思いです!)や、今西教授が研究して
います。両先生は、ヨーガとサーンキヤの哲学的な関係
に注目しているようです。

それを踏まえれば、六派という括りはインド古来のものでは
ないにしろ、姉妹学派という関係(そのような呼ばれ方をし
ないと思いますが...)は無視できない気がします。

オノさんは、ニヤーヤが御専門だとか。ニヤーヤとヴァイシ
ェーシカとの間には、具体的にどのような関係性があるとお
考えですか?
ニヤーヤとヴァイシェーシカですぐに思いつくのは地水火風空の五大で世界の成り立ちを説明していく共通点ですね。アートマンの捉え方も似ていたような気がします。

ヴァイシェーシカが存在論の体系を構築し、ニヤーヤがそれを土台にして解脱にいたる方法論を作ったというところではないでしょうか。

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