VOTEコミュの「VOTE-PEOPLE」って？

【「VOTE-PEOPLE」って？】

「WE ARE NOT BOAT-PEOPLE,
BUT VOTE-PEOPLE.」って何？
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［BOAT-PEOPLE］
●「ボート・ピープル」というのは、ベトナム戦争の時のベトナム難民を指す言葉です。僕らのこのフレーズは「BOAT」と「VOTE」を掛けたシャレというか、いわばラップ的なリリックに過ぎません。しかし、同じ東アジア南方の、大国に翻弄されて悲惨な戦火を経験した民として、さらにはベトナム戦争に深く関わる島として、ベトナムの人々には複雑な思いを抱きます。この島の民が、BOAT-PEOPLEになったかもしれない、その可能性は多々あったのです。

●いや、これからだってそうです。僕らは自分たちできちんと考え、きちんと行動しなければ、いつの間にかBOAT-PEOPLEにされるかもしれないのです。幸いにして僕らは今、難民ではなく、国民として選挙権という大切な権利を有しています。この権利をしっかり使って、自分の考えを表明することが、BOAT-PEOPLEにならないための最初の方策です。　　

●海人（BOAT PEOPLE）とおだてられるうちに、難民（BOAT-PEOPLE）になっていたなんて、ラップのリリックにもなりません。

［VOTE-PEOPLE］
●選挙権があること。今ではあたりまえのように思えるこの権利を獲得するために、いったいこれまでどれだけの血と涙が流されたことでしょう。今では成人すれば自動的に手に入るこの権利のために、世界中で何人の貧しい人たちが、女性たちが、マイノリティが、命をかけて闘ってきたでしょう。それは僕らの先祖です。僕らの先祖の歴史です。そんな宝を持ち腐れにすると、罰があたります。

●有権者であること。その意義は、憲法改正のための国民投票法が可決され、ますます重要になっています。僕らは今一度、自分たちが有権者であることの自覚を、しっかり持たなくてはならない時期に来たと思います。

● 選挙は自分の思いを表現するチャンスです。そこで自分を表現しないまま、住み心地の悪い世界になったとしても、天はこういうだけです。「チャンスを逃したのはお前だ」と…。