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クラシックマジック研究コミュのネイト・ライプチッヒ Nate Leipzig

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LEIPZIG, NATE (1873-1939)
スウェーデンのストックホルム生まれ。
十代の頃にアメリカ移住。
もともとは光学研磨、つまりレンズ製造者として生計を立てていた。
30歳くらいの頃から本格的プロ活動を始める。
主にボードビルで活躍し、アメリカのみならず世界中を駆け巡った。
ライプチッヒの演技の特徴は、クロースアップの演技をステージで通用するくらいまでに高めた事だろう。
そのほとんどの演技はカードマジックである。
代表作は”カードフライト”と”スラップエーセス”。
いずれもヒリヤードの『アートオブマジック』に解説されている。
カードマジック以外でも”シガレットペーパーの復活”や”葉巻のプロダクション”、”スタックオブクォーター”などの傑作も多い。
ダイ・バーノンは師匠とあおぎ、プロとしての哲学を学んだ。
以下の言葉は、バーノンの脳裏に刻まれた事だろう。

「ダイ、私は50年もマジックをやっていて気づいた事は、観客は紳士にだまされる事を喜ぶものなのだ、という事だね。」

「人間的に好かれれば、その人の行うマジックも好かれるものなのだ、という事を覚えておきなさい。」

後にギャンソンが著しバーノンの名前でライプチッヒの本(Dai Vernon's Tribute to Nate Leipzig)が出版された。
『スターズオブマジック』(http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=5948696&comm_id=236730)においては、バーノンがライプチッヒの演技を再現している。

ライプチッヒの二つの格言。
「少しでも興味がなさそうに見えたら、すぐに別のマジックに移るべきである。」

「強く望まれない限りは、マジックをしてはいけない。」

「カード奇術の専門家にとってなんと魅力に富んだ名であろうか。今世紀初期にボードビルの有名人であった彼は、依然としてほかとは比べものにならないほど器用なスライハンドの奇術師としての地位を保持している。そのスライハンドは、柔軟な指と抜け目ない頭脳とによって生み出されるとても巧みなものである。彼は器用で、抜け目のない奇術師であり、取り入る方法を心得、熟達している。奇術のユーモアは度を越しさえしなければとても楽しいものなのである。
彼は娯楽的奇術の名人である。」
J. N. ヒリヤード

ダイ・バーノン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9097292&comm_id=236730

コメント(44)

ライプチッヒの得意技”スラップエーセス”、このマジックを最近一般客に見せているんですが、予想外に良いマジックですね。
正直あまり良いマジックではない(古典すぎて)と思っていたので、反応の良さにびっくりしました。
ただ今のところクロースアップオンリーです。
これをライプチッヒはステージでもやっていたんだから驚きです。
今の自分はステージにかける事が出来ませんが、いずれ試してみたいと思っています。
ライプチッヒのマジックで現在でも充分通じるマジックの一つは”シガー(葉巻)”のマジックです。
現象の一部はターベルコースにも記載されていますが、普通の小さなパース(小銭入れ)からでかい葉巻が、にゅう、と現れる、というものです。
ターベルコースなどを読むと今なのがはたして面白いんだろうか?と思っていましたが、実際行うと大変一般受けする現象です。
ライプチッヒのやり方はターベルとはまた違うのですが、現在では、エリック・デキャンプ師、クリス・ケナー師などが受け継いでいます。
私自身はフォクシーシガーを用いて行っています。
意外なところでは、根本毅さんもシガーの手順を発表しています。
"An audience likes to feel that a gentlemen has fooled them."
シガーのマジックなら、カーニーのThe Book of Secrets のJust a Sigerも眺めることをおすすめします。ライプチッヒの影響の下に、近代化した手順です。同名のDVDもあります。
コウスケさん
ジョンカーニー!大好物です。the book of,は、わりと最近出た本だと思いましたが、カーニーはシリンダーとコインに見られるように、ライプチッヒなど古典の発展に強力な影響を与えていると思います。その辺の系譜と、コウスケさんのコメントを、是非教えてください。明らかに、ダローやアマーとは、その系譜は異なると思うのだけど、何処がどうかとなると、判然としないのです。
昭和38年力書房の『トップマジック39』の巻頭に”葉巻(シガー)のマニピュレーション”が載っています。
解説は高木重朗先生です。
名手ライプチッヒの手順を元にして組み立て直した、と書いてあります。

「日本では、葉巻があまり親しまれていないので、これを使った奇術はさほど行われていません。これに反して、欧米では非常に盛んに行われており、これを呼び物にしている奇術師もあります。
葉巻の奇術は、技法は同じようでもシガレット(紙巻きタバコ)とは異なった感覚を持っていますから、手練奇術の新しい分野として、研究する必要があると思います。」
高木重朗

手順を見る限りシンプルで素晴らしい手順です。
基本的現象は、ガマ口(小銭入れ)を開けるとそれよりも大きい葉巻が出てきます。
もちろん葉巻もガマ口も改めますが、何の仕掛けもありません。
もう一度ガマ口を開けるともう一本葉巻が出てきます。
ガマ口をしまい、葉巻もしまい、客に渡した葉巻もしまいますが、空中から葉巻が出現します。
ポケットにしまってもしまっても出現します。
最後は完璧(両手を改める)に葉巻が消失します。
再びガマ口をポケットから取り出し、葉巻が出現して終わります。
クロースアップとしてもサロンとしても通用する手順です。
原案や、他の改案との比較をいずれ行いたいと思います。
「カード奇術の専門家にとってなんと魅力に富んだ名であろうか。今世紀初期にボードビルの有名人であった彼は、依然としてほかとは比べものにならないほど器用なスライハンドの奇術師としての地位を保持している。そのスライハンドは、柔軟な指と抜け目ない頭脳とによって生み出されるとても巧みなものである。彼は器用で、抜け目のない奇術師であり、取り入る方法を心得、熟達している。奇術のユーモアは度を越しさえしなければとても楽しいものなのである。
彼は娯楽的奇術の名人である。」
J. N. ヒリヤード
ライプチッヒの本名は、ネイサン・ライプチッガー(Nathan Leipziger)です。8人兄弟(男7人,女1人)の下から3番目ですから、かなりの大家族です。
ライプチッヒの父はロシア人です。
もともとはロシアに住んでいたようですが、若い頃にはスウェーデンに移住したようです。
その後アメリカにも渡り、ニューヨークでは奥さんを見つけました。4人の子供に恵まれ、スエーデンのストックホルムに戻ってからネイトが生まれました。
ライプチッヒの父はわりと成功したようで、自分の子供たちには充分な教育を施していたようです。
絵を書く事、音楽、そしてなぜかマジック。
初めて見たマジシャンは、どうも親戚のおじさんのようです。
10代の頃には再び家族はアメリカに移住。ミシガン州はデトロイトです。
父親の芸術に対する理解なのか、その才能なのか、一家はそうした事に長けていました。
ネイトのお兄さんに至ってはその後、絵の才能を見いだされ、新聞のポンチ絵漫画家として成功を収めています。
ネイト自身がマジックに興味を持ったのは少年時代であり、母親のお兄さん(叔父)の影響です。プロではなかったようですが、サーカスなどで行う本格派のマジシャンだったそうです。
彼の手ほどきをうけクロースアップマジックを身につけるようになり、家族や友達に見せていたのです。
しかし、そうした事はつかの間の幸せだったようです。
父親の仕事の失敗から経済状況が悪くなり、12歳からネイトは働かなくてはなりませんでした。
眼鏡屋のブラック社(L. Black & Co)で丁稚奉公をはじめたのです。
丁稚奉公をはじめたネイトは、次第に仕事に興味を持ち出し、真面目な性格が会社でも気に入られ、光学研磨技術つまりレンズについての勉強をしていくのです。
結果的に17年もの間、同じ会社に勤めたのです。

ライプチッヒの学者のような真面目な性格は会社で培われ、エンターテイナーとしての資質は叔父の教育によって芽生えたのでしょう。
一見矛盾するその二つの資質が上手くブレンドされたのです。
会社勤めをしながらもネイトは決してマジックの勉強を怠りませんでした。
友人たちにも好評だったようです。
ではなぜ、プロマジシャンを志す事になったのでしょうか?
それはある一人のマジシャンの演技を見てしまったからにほかなりません。
そのネイト・ライプチッヒ誕生のきっかけとなった偉大なマジシャンとは!

かのアレキサンダー・ハーマン,その人だったのです。

アレキサンダー・ハーマン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9836341&comm_id=236730
10代の頃のネイトは友達同士で手品を見せあっていました。
もっぱらお金のないネイトはスライハンドばかりで技術を磨き、マジック道具は友達から見せてもらったり、貸してもらっているような状態でした。そうやって知識と技術を増やしていたのです。
そんな頃です。
かの偉大なるアレキサンダー・ハーマンが地元デトロイトのオペラハウスにやってきたのは。
初めて見るプロマジシャンのフルイブニングショーをさっそく見に行ってきました。
もちろんお金がないので一番安い席しか買えませんでしたが、その日はネイト少年にとってもっとも衝撃を受けた日だった事でしょう。
もちろんハーマンの素晴らしいマジックに衝撃を受ける少年は少なくありませんでした。
しかし、ネイトが他の少年たちと全く違っていたのは、マジックのネタやタネに感銘を受けたのではなく、ハーマン自身の持つオーラでした。
それはパフォーマンスのスタイルでもあります。
ハーマン自身の個性が観客を魅了してやまない、そうした部分がもっともネイト少年の心に刻まれたのです。
アレキサンダー・ハーマンがいかに当時の人々に影響を与えていたかがわかります。
ハーマンがいなければ、ライプチッヒもサーストンもこの世に生まれることはなかったのですから。
ライプチッヒは後に自伝にこのハーマンの素晴らしさについて記述しています。
「誰もハーマンにはなれず、ハーマンは独自のスタイルを持っていた。彼がステージに上がれば観客は一挙手一投足に注目し、にっこりと微笑むと皆は一様に魅了される。マジックウォンドの先端に流れるような指先から本物のオレンジが出現した時は、まさにマジックだった…。そしてなによりも繰り広げられるトリックのひとつひとつに本当のユーモアがあった。」

そんなマジック好きなネイトに会社の同僚がある一冊のコピーを渡してくれました。
イギリスで出版された『シークレットアウト(The Secret Out)』というマジック教本です。
ネイトはこれを読み真剣にマジックを勉強するのです。
一冊をマスターしたら次、と何冊ものマジックの本から知識をどんどん得ていきました。
今思い出したからうろ覚えだが、セットミスしてステージに上がり、どうしようかと思ったが、機転を利かせてトランプ一組持ってこさせて一枚づつ客席にぴゅんぴゅん投げ飛ばし、一組終わったら次もってこい、と、セットが出来るまで延々と何組も、最上段の客席まで隈なく、汗みずくになって熱演カード飛ばしを行い熱狂の坩堝に叩き込んだ、というのを、ザマジックの最初期の松田著にて読んだ気がする。

同じく他のマツダ本、ディナーのテーブルで、食後の歓談中に、ワイングラスを空中に放り投げて消すというのをやった、とも読んだ気がする。なんと、グラスの底の丸い部分を、トランプ宜しくバックパームした、との事。
>ザマジックの最初期の松田著にて読んだ気がする。
こちらは、みつかりました。

マジック 5、「マジックの歴史 5」奇術のオールラウンド・プレーヤー でしょう。54−55ページあたりです。
ワイングラスの件。
「奇術のたのしみ」
ちくま文庫版だと、177−178ページです。
S原さんとコウスケさんの補足をいたしますと、上記のワイングラスのエピソードはアレキサンダー・ハーマンの話です。
そういうネタに頼らず、個性と技術でも勝負出来たハーマンにライプチッヒは影響を受けたのでしょう。
ギャンソンによるバーノンタッチの実例の一つにライプチッヒの話があります。
ライプチッヒが観客にカードを選ばせるときには、ピークコントロールを使います。
しかし、観客が術者のデックをピークしようとしたときにライプチッヒはこう言うのです。
「ちょっとカードを1枚思い浮かべて下さい。」
実際は観客が分けたところのカードを見て覚えるだけに過ぎないことなのに「ちょっとカードを1枚思い浮かべて下さい。」というセリフによって、それを見ている大勢の観客は、そのお客がデックに触ったことさえも忘れてしまい、ただ単にその一人の観客が頭に描いたカードを当ててしまうように錯覚してしまうのです。
こうしたサトルティによって単なるカード当てがまるで超能力のように感じさせてしまうのです。もちろんこうした手法をカード奇術に取り入れたのはライプチッヒが最初の様です。
ライプチッヒが考案したというサイドスチールですが、どうも本人やバーノンはそう呼ばず、”サイドスリップ”と呼んでいたようです。
久々の書き込みです。

先日、神戸奇術研究会主催の『神戸マジックコンベンション』に参加しました。

その二次会にてRYUSEI師が演じられた奇術が秀逸でした。

現象は(うろ覚えですが・・・) 
13枚のスペードをシャッフルしてグラスに入れておきます。 
13枚のハートをシャッフルし、その中から1枚選んでもらい元に戻します。 
グラスのスペードを出し、ハートのパケットの横におきます。 
両方のトップを1枚ずつ表向けていくと・・・何と! シャッフルされたハートとグラスの中に入っていたスペードの順番が一致しています。 
しかも、スペードの中の1枚が裏向いています。その枚数目のハートが、まさに選ばれたカードなのです。

あまり見かけない現象で、非常に受け、一様に頭を悩ませていました。

そこで、RYUSEI師から「Leipzigの奇術ですよ」とのヒントが。

帰宅後、早速“Dai Vernon's Tribute to Nate Leipzig”を読み直すと“Sympathetic 13” p.176 として同現象の作品が掲載されています。

読んだ記憶はあるのですが、とても受けそうでない気がして、忘却の彼方へ行ってました。

読み直して、どうやらRYUSEI師、かなりアレンジを加えているであろうことに気付きました。 

とは言え、原案もなかなか興味深い作品で、Leipzigらしい『クロースアップネタをステージでやる』的な趣向。

この本は200ページ弱ですが、まだまだ研究の余地もあり、古典的なものでも十分通用することを、今回のRYUSEI師の演技で改めて感じました。
横からひとこと。
>読んだ記憶はあるのですが、とても受けそうでない気がして、忘却の彼方へ行ってました。

僕の意見です。
正しい認識だと思います。下手なマジシャンが実演したら、まず受けません。

あのマジックでおもわず拍手がくる・・・・・・それだけで演技を含めた実演能力を評価できると僕は思っています。

有名なマジックなのですが、日本ではあまりみかけないでしょうね。
センパ13。
実は日本のテレビで、若い人がこれを実演していたのを見たのだ。
さらにそのずいぶん前に、根本さんのところでこれを売っていたのだった!!やー、失敗した、買っておけばよかったと思って地団太した。
そしてテレビの少し前に、松田著トリックカード事典に、この記述があったことも、思い出した!!ご覧下さい。
さらに、その記述にディングルのカフマン本にバリエーションあり、と見て、読んでみたものの、これはまったく良く分からないものだった。

もちろんレギュラーでは出来ない!買っておけば、と思ったものの、それはホイル製のものだったらしい。しかし根元解説には、レギュラーで行う誰かのバリエーションも載っていた様子。買った人がうらやましい。しかも、買った人は忘れていると思う。

コウスケさんの見解。これは私にはちょっと意外なものでした。先にテレビの実演を見たからなのかもしれませんが、誰がやっても鉄板のとりネタになりうるものという認識をしていたのです。
具体的に、どんなところに、実演への困難があるものと思われますか?教えていただけると勉強になります。
えー! 根本さんのところの商品・・・ 全く記憶にないなぁ。

Dingle チェックしてみます。
ネットでは意見の発表はできても、意見を納得してもらえるようにはできないと、僕は思っています。
しかし、質問があったので書いてみます。

二つのパケットのカードが一致していることがわかりかけたとき、と
裏向きのカードが一致していることがわかったとき の二カ所で
客から思わず拍手がくる のがうまい人だと思います。

ことわっておきますと、(ビル・マローンがよくしているような)拍手の強制はなしです。

RYUSEI師の演技はみごとだったと僕は思います。
僕のようなへたな演者が演じた場合は、最初のカードの一致をさらりとながしてしまいがちなのです。
なるほど、The Complete Works of Derk Dingle p.150に “The Sympathetic Cards”として解説されてました。

2デック使う手順で、考え方は原案と似てますが、色々変えてあります。

非常にシンプリファイズされてますが、カードを1枚選んでもらうところは、かなり無理が・・・・
しかし、原案でもこの部分が難しそうです。
>実は日本のテレビで、若い人がこれを実演していたのを見たのだ。

これ,いつごろのどんな番組ですか?
取り敢えず急ぎ書き込み。
5年くらい前だったか、RYOTAがばりばり出てきた頃、まさにその彼がゲイタンのリングフライトをやっている番組だったと思うが、数名の共演者の中の、たぶん高橋ヒロキがグラスを二つ使ってやっていた、と私の記憶は申しております。
感じとしてはテレ朝っぽく、日テレかも、フジ風ではなかった。
スイスペ!「あなたは信じられるか!?超マジック!奇跡の空間2」
(2004/9/15 ANB)
ヒロ・サカイ/RYOTA/タカハシヒロキ

この番組ぐらいしか該当しませんね。

ちょうど,私がマジックから完璧に遠ざかっていた頃の番組ですね。
「申し分のない天才芸を身につけているライプチッヒ氏は、いとも簡単に奇術を行うので誰にもそれが即席のものに見える。
彼にとってスライハンドはとても手慣れたものなのでさまざまな技法を、それをどのようにして行うのかなどと少しも考えないで無意識のうちに行う。
それでもやはり彼自身も告白しているが、仕掛けを使って奇術の効果を上げることができると分かったときは、彼は仕掛けを使うのを躊躇しない。
客をどのような手段で煙にまくかは重要なことではない、という事をマジシャンは心に留めておくといい。
ネイト・ライプチッヒほど、若いマジシャンにその芸をまねるのをすすめられる者はいない。」

J. N. ヒリヤード
『THE MOVIE』というDVDに収録されていたJorg Alexanderの「The Sympathetic Ten」のスマートな演技にすごく感動して、つい最近Dingleの13枚バージョンのDVDとギミックセットの存在にたどり着きました。その原案がNate Leipzigの作品というわけですね。

うちの地元神戸でのRYUSEIさんの演技が観られなかったのは本当に悔やまれます。残念!
ヒリヤードのライプチッヒ評は、彼個人の評でもありますが、奇術を演じるものすべてに対しての『至言』だと思います。

同じ内容のことを、僕も20代に大阪の根本毅氏からよく聞かされました。
(ただし、その言葉の半分は「だから、商品をもっと買いなはれ」という意味だったかも知れませんが・・・・あせあせ


Locke さん。 Jorg Alexanderの「The Sympathetic Ten」 全く記憶にありません。見直してみます。ありがとうございます。
>ヒリヤードのライプチッヒ評は、彼個人の評でもありますが、奇術を演じるものすべてに対しての『至言』だと思います。

同感ですね。
このヒリヤードの言葉は、名著『グレーターマジック』のものです。
そしてこの言葉にあとに続くのがそれを具体化した2作品が紹介されているのです。
それこそが”シンパセティック・クラブ”すなわちシンパセティックカードなのです。
たった二つの作品だけでも深く掘り下げるとライプチッヒの凄さが伝わってくるでしょう。

Locke さん。 
Jorg Alexanderの「The Sympathetic Ten」 全く知りませんし、映像も持っていません。最近の方ですか?
CULLさん。
どうもです。多分、長いビデオの最後の方に出てくるかと思います。

RYUSEIさん。
私も上記のDVD『The Movie』を見て初めて知ったんですが、1997年のFISMドレスデン大会のカード部門・第3位の方らしいです。Pit Hartlingさんも所属するドイツのクロースアップマジシャンチーム「Flicking Fingers」のお一人で、映像はおそらくそのツアー中、ステージでの演技だと思います。
>映像はおそらくそのツアー中、ステージでの演技だと思います。

だとしたらまさにライプチッヒが行っていたことを表現していますね。私自身はせいぜいサロンまでしかこれを演じたことがありません。ステージで演じる勇気がまだないのです…。
もう三年間もほったらかしにしていました。翻訳も気がつけば挫折していました…。
私の代わりにウィリアム寺澤さんが、本格翻訳をしてくれます。マジックバーサプライズで行われる奇術文化研究会では、次回からこのライプチッヒを勉強していきます。
9月からですが、今からもう楽しみです。
皆様ももしご興味ありましたらぜひご参加のほどお待ちしております。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=64526237&comm_id=236730
本日から翻訳を本格開始しておりますが・・・、この本、言い回しが古い!!難しい・・・、けど、いいこと書いてあるっぽいので翻訳がんばります。
本日マジックバーサプライズで行われる第二回は、シンブルと、カードコントロール、そしてカードスタッブです。
どちらもライプチッヒがステージで演じていた作品です。楽しみです。
バーノンのブックオブマジックを読み返すと、確かにライプチッヒのカードスタブが記載されています。
これと照らし合わせるとさらに詳細が分かると思います。ブックオブマジックにはバーノンの写真があるので立ち位置などが参考になります。
また、このカードスタブ、じつはスターズオブマジックにも記載されていたようですね。たぶん小冊子版でしょうけど、マリニのカードスタブがあるがゆえに製本される際カットされたのかもしれません。
ライプチッヒのシガー手順は、ジョン・カーニーやエリック・デキャンプ、クリス・ケナーなどクロースアップの実力者達が好んで演じています。
ライプチッヒは、G・Wハンターからこれを教えてもらったようです。
ターベルコース第二巻には『がま口から葉巻』というタイトルで、エド・リノのお気に入りトリックとして紹介されています。考案者は謎です。
ライプチッヒがマジックを初めたのは10歳の時、『シークレットアウト(The Secret Out)』を読んだことがきっかけのようです。

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