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クラシックマジック研究コミュのポール・ルポール Paul LePaul

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ポール・ルポール LEPAUL, PAUL(1900〜1958)
イリノイ州オルニー生まれ、ミズーリ州セントルイスで育つ。本名ポール・シールズ(Shields)。
ネイト・ライプチッヒのステージを見て影響を受けマジシャンになることを決意。
1920年頃からプロフェッショナルマジシャンとして活動。
カードマニプュレーションの名手として売り出す。
1927年に芸名をル・ポールにする。
1928年には五番街にあるニューヨークのボードビル劇場に出演を果たす。
それ以後、一流のナイトクラブやホテル、ブロードウェイなどでも活躍する。
1939年にはデビット・ニブン主演の映画「永遠に貴方を(Eternally Yours)」では、テクニカルアドバイザーとして指導。フラリッシュなどが映像で残されている。
第二次世界大戦頃は、軍事施設を慰問で廻るツアーでショーを行っていた。
戦後の日本にもたびたび訪れている。
ステージで新聞紙でグラスを消す、ということを最初にやった人物である。
まだ全く無名の若者であったブラザー・ジョン・ハーマンを見出し、彼の本を執筆。
自身の著書では、カードスプリットファンなどの独自のテクニックを発表。
代表作の1940年代に発表された「封筒に入るカード」は、のちに1950年代からルポールの財布として世界中のマジシャン達に爆発的ヒットをした。

『ジョン・ハーマンのカード・マジック』(高木重朗訳、1985金沢文庫) 
『ルポールのカード奇術』((高木重朗訳、1991東京堂出版)

”Card Magic of LePaul"(Interstate, 1949)
”LePaul Presents The Card Magic of Bro.John Hamman S.M."(Don Lawton, 1958)

コメント(10)

カードスプリットファンと書きましたが、どうもこれ、日本で言うミリオンカードのことのようです。
ルポールは天海師とも親しく、天海師の追悼文(奇術研究11号)によれば、亡くなる四年前(1954年)にシカゴの療養中の天海宅にお見舞いに行っているとのことです。
天海曰くはステージカーディシャンとして?1だったとの事。
またUSOのエンターテイナーとして日本には6回も来日しているとの事、ビル村田氏とのつながりがあった、との事などが記載されています。
ルポールの財布そのものは、1950年代にシカゴのディック・ワシントンによって開発されたと言われ続けているようです。
1969年にアルトン・シャープの『エキスパートカードミステリーズ』においてルポールの名で知られるようになりました。しかし、ルポール本人はこの財布を使っていないと書かれているそうです。
1926年にカーディニがアメリカに来ました。ところがそれ以前からルポールはカードファンプロダクションを演じています。それでスプリットファンプロダクションはむしろルポールが先駆者と定着しているようです。
『永遠に貴方を』
http://www.e-pdc.tv/home/dvd/pdc_0039.html 

この映画の中で当時のマジックショーの様子が偲ばれます。ルポールと思われる人物がカードマニピュレーションを演じています。コインロールやカードファンニングは彼の吹き替えでしょう。
このコミュでルポールを取り上げてくださって、嬉しいです。

この動画が、もしかすると『永遠に貴方を』 の一幕でしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=qhCS9kBspTc
>>[6] その通りです。これを見る限り、ルポールの上手さが伝わってきます。
とても上手いですね。貴重な映像です。感激しました。

で、そもそも、彼は、ルポールなのでしょうか。
ルポールのあの本の写真の手に似ていますが、顔が、よく知っているあの顔とはちょっと違うような…

すいませんが、教えてください。
ル・ポール(Paul LePaul 1900~1959)
 アメリカ生まれ、20歳の時からプロ生活、カードマニピュレーションの名手。欧米においては長いあいだスプリット・ファン・プロダクション(ミリオンカード)の元祖と思われていた。著書に”Card Magic of LePaul”(1949)があり、東京堂出版で高木重朗・訳『ルポールのカード奇術』(1991年)邦訳版が出ている。
ル・ポール(Paul LePaul 1900~1959)
 アメリカ生まれ、20歳の時からプロ生活、カードマニピュレーションの名手。欧米においては長いあいだスプリット・ファン・プロダクション(ミリオンカード)の元祖と思われていた。著書に”Card Magic of LePaul”(1949)があり、東京堂出版で高木重朗・訳『ルポールのカード奇術』(1991年)邦訳版が出ている。

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