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クラシックマジック研究コミュのカード・イン・レモン

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あらゆるマジックの中でも最もインパクトのあるマジックの一つであろう。
様々なバリエーションが存在するが、最も一般的な現象としては観客が選んだカードをばらばらに千切り、そのコーナー一片を保持してもらう。残りの破片をハンカチなどで包んで消してしまい、レモンを切ると丸まったカードが出現し、広げると預けていた一片と一致する、というもの。ターベルコースに詳しく記載されている。
もともとはオレンジの中からカードが出現していた。
誰が考案したのかは分からないが、文献上に登場するのは19世紀のフランスのマジシャン、ベルナルド・マリウス・カサネウヴェ(Bernard Marius Cazeneuve)によってである。彼が19世紀後半にイングランド縦断旅行をした際にイギリスのマジシャン達によって注目を集めた。その事はバーリンガム(Burlingame)の『ハーマン大王(Herrmann the Great)』(1897年)に記されている。同じ頃にはロターバーグ(Roterberg)の『ニューエラカードトリック(New Era Card Tricks)』にもこのマジックが紹介されている。
カサネウヴェの原案は選ばれたカードを先込め銃に装填し、オレンジに打ち込むというもの。当然、ディプリケイトカードが用いられていた。
20世紀に入るとエミール・ジャローとマックス・マリニがカードの代わりにお札を使うことを思いつき、ビルインレモンを作り上げた。一説によれば酒場上がりのジャローやマリニはチップを容易に得るために考案したという。
ジャローの手順はネルソンダウンズの『アートオブマジック』に記されている。
他のバリエーションとしては、カード・イン・シガレットがかつてはポピュラーだった。フレッド・キーティング(Fred Keating)はステージで演じていたし、文献状ではヘンリー・ヘイ(Henry Hay)が『アマチュアマジシャンハンドブック』にやり方を記載している。また、ビリー・マッコームはさらにそれを強力にしたバージョンを発表していると云う。

コメント(56)

わかりました。売ネタの「TILT」の意味が。
このネタはベールギーのメーカのものなので、これはフランス語だということに気づきました。Tiltの単語は英語からフランス語になったことばです。
フランスで使われているのは「間投詞的に」”当たった!”という表現です。
これならこの奇術のクライマックスの言葉としてピッタリです。
>Tiltの単語は英語からフランス語になったことばです。
フランスで使われているのは「間投詞的に」”当たった!”という表現です。

へえっー! 勉強になります。結構フランス語から英語になった単語は良くありそうですけど、イメージ的に英語からフランス語になった単語ってあまり思いつかなかったんですが、そうなんですか。はあ〜なるほど。勉強になります。
本来のトピックとは、ずれてしまいますが、言葉という事で考えるとマルローが”ティルト(斜角、傾け)”と名付け、バーノンが”デプス(深い、奥)イリュージョン(錯覚)”と名付けたのは,なんか意味深ですね。
何しろ私は、この演目のwet & messyなところが、好きになれないのだ。濡れおしぼりの準備がないと、きっと出来ない。とりネタにするとしたって、両手がベチョベチョになるのには、ちょっと耐えられない。
効果が確実なところも、なおこのジレンマを増幅させる。
だからどうしても、ビルチューブとか何か別の乾き物に飛んでいくように改案することばかり考えてしまう。
短所wet & messy、長所バカ受け。
どうやっても、この相克を免れない、逃げられない。実にじれったい。
何か別の切り口、次元からの捉えなおしは、出来ないものだろうか。
…どうも出来なさそうだ。悔しい。
パプリカ(甘味唐辛子)はどうなんですか?
ファン・パブロが実演しているトリックで、
紙幣がパプリカに入り、紙幣をとりだすのは演者でなく客ですが???
パプリカは確かにWet &messy 解決します。私もDVDを見て女房に「赤いピーマンの大きいやつを買ってきてくれ」といって笑われました。パプリカと言うのですね。一度やってみましたが最大の長所が最大の欠点であることがわかりました。
それはレモン・オレンジ・キウイの場合お札・カードを出してくるとき、ナイフで真ん中から切ると半分け突き出していうるの見えます。この情景が見せ場だと言うことがわかりました。客に与えるインパクトが違うと思いました。パプリカの場合は客に切らせて取り出させても切れ目が入れてあるのに気づかれないと言うメリットもありますが。
ウエットでも嫌がられた記憶がほとんど無い。
何故だろう?
というよりも、ダイレクト法にて事前に用意したレモンの場合、
意外なほど濡れない。だからだろうか。
パプリカ、美しい!ビルチュなど比較対象にすらならない。
そして「突き出た図」!全くその通り、ついに巡り逢う核心、そう思うとこのネタはone and only、どうやっても他では代替できないということが明確になってしまった!
実際には思う程には濡れないというのも、ハードルの高さを引き下げる知見だ。
あっという間にここまで奥義が出揃うとは!
>この情景が見せ場だと言うことがわかりました。
>客に与えるインパクトが違うと思いました。

まさに仰る通りかと思います。
単に中に入っているという「器の代替え」を超えた感じがします。
自分の場合、レモンでしかやった事がないのですが、
(今後は故あってオレンジにシフトしようと思っています)
何故かと言うと、他の果物、食品よりも、果汁に触れる際の
抗感を感じないからです。(個人的に)
チキンに絞ったりなど、生身のレモンに触れる機会が
日常にもあるからでしょう。
 松田道弘氏は『クラシックマジック事典?』(東京堂出版)で、「カード・イン・レモンのトリックがはじめて文献に現れるのは1853年のポンサンの本だそうですが」と書かれていますが、カサネウヴェの本の方が早いのでしょうか?
 
>ナイフで真ん中から切ると半分け突き出していうるの見えます。この情景が見せ場だと言うことがわかりました。(のんちゃん様、21)

 このクライマックスの画は印象的ですし、果肉の中心にカードが封じ込めれているように見えますよね。事前にレモンを改めなくとも、観客はカードが完全に果肉に包まれているかのように感じるのではないでしょうか。

 濡れるのも、破るのも、サインをさせるのもちょっと抵抗があります。カードでなくてお札ならなおさらです。一番最近演じたのは、カール・クロティエの方法でレモンから500円玉を出すというものです。500円玉には、円いシールを貼ってサインしてもらいました。小さく丸める必要もありませんし、ハンカチでぬぐえばすぐに返せますので、比較的演じやすかったです。また、細長くないので、いかにもレモンの中心に埋まっているように見えます。
 
サロンやステージで演じる前提だと、お札にサインしてもらうのが
ベストではないかと思っています(単に見やすいから)

観客から見れば、貸したお札に非常識にもサインしなきゃいけない上に
レモン汁でべったべたにさせられるし…
演者もタオルとかおしぼりとか意外と色々用意しなきゃいけない、
決してお互い気軽には出来ない演目ですが(笑)
それ以上にあまりにも効果が絶大というか魅力的。
手間暇かけるだけの価値は絶対にありますよね。

個人的には「何故レモンから?」という部分が
自分の中で納得いってないんですが、それでも演じてるくらい魅力的(笑)

サインさせる関係でダイレクトメソッド愛用(というかそれしか無理/笑)してますが、
事前準備の段階で、不用意なタイミングでジュースが垂れることのないよう
結構徹底的に絞るので確かにあまり濡れませんね。
なるほどね。コインを使うのはクロス・アップでは使えるかもしれませんね。
しかし、ビル・イン・レモンとは似ているようでもまったく違った奇術となってしまいますね。
ビル・イン・レモンはドラマなのだと思います。観客の心理をじわじわと追い詰めていき、最後に止めを刺すというサスペンスドラマなのです。
具体的に言うと、お札が消えるまでは別にほかの奇術と変わりません。
演出はいろいりあるでしょうが、レモンを取り出した時点で、客は、「まさか」
と思い出します。これが入り口です。そこで、ナイフを取り出し真ん中を切り始めます。客の心理は先ほどの「まさか」もっと強烈になり食い入るように見つめます。そして上半分を取リさると、そこには明らかに丸めて棒状になった何かが目にはいってきます。いわば異様な風景です。「まさか」が半分本当になってきたのを無意識で感じます。
そして中にあるお札を” ゆっくり” と取り出します。客の心理は、「はじめから入れておいたものではないか」と思うのと、本当に消えたお札が出てきたと思う心理が交錯します。
ここで、そのお札を ”ゆっくり” と広げて行くと客のサインがはっきりと見えるではありませんか。拍手せずにはいられない心境になります。
まるでサキの名作の短編でぶどう酒の産地を当てていくストリーのようではありませんか。
とまあ、私はこんな想像をしながらやっています。
あぁ、この『じわじわくる感じ』は大切ですよね。
演者は何ひとつ言わないのに、観客が自発的に不可能性を確認するという。

勿論、演目や表現したい内容にもよるでしょうが、ビルインレモン以外の演目でも
この観客に『まさか…』と思わせる時間を意識するか否かで、
与える印象には天と地ほどの差が生まれるはずです。
 なるほど〜。大事なことですね。

 コインでやったときは、カメラでアップにして、スクリーンに写してもらいました。できるだけゆっくりと、公明正大にレモンを切り開き、ピンセットでスロー動画のように取り出すと、サインが見えるという具合です。

 ですが、普通のサロンではサインがよく見えませんし、じわじわと効果を高めて最後に止めを刺すという点では、お札やカードの方が優れていますね。

 こういう「まさか」「じわじわ」は、「○○イン△△」タイプの移動現象とか、メンタルマジックのクライマックスにも通じますね。中でも、のんちゃんさんが書かれたように、カード・イン・レモンが観客に与える期待感は特別ですね。
> 松田道弘氏は『クラシックマジック事典?』(東京堂出版)で、「カード・イン・レモンのトリックがはじめて文献に現れるのは1853年のポンサンの本だそうですが」と書かれていますが、カサネウヴェの本の方が早いのでしょうか?

ご指摘ありがとうございます。
私自身はスティーブン・ミンチの記述を元にしていました。松田本を確認したところ、はっきりと述べているのは、ホフマン教授の『モダンマジック』(1867)に記載されている話です。
To pass a marked Florin into the Centre of Two Oranges in Succession
ただこれに関してはどうもカードではなく、コイン(フロリン)や王冠のようなもののような感じがします。どうなんでしょう?
ちなみに通常フロリンと呼ばれるものは1849年からイギリスで使われ始めた銀貨のことです。2シリング銀貨とも呼ばれていたそうです。
ポンサンの本については、「カード・イン・レモンのトリックが初めて文献に現れるのは1853年のポンサンの本だそうですが…」と述べていることからも松田氏が確証を持って書いているわけではなさそうです。どうなんでしょう? ポンサンの本はフランスの本ですからこれが文献としては最初と考えた方が理にかなっている様な気がします。
「レモンと銀貨」というタイトルを「奇術研究」51号で見つけました。
山本慶一さんが解説をしております。1968年秋号です。
「この奇術は、明治時代に、ホフマンやベアーなどの訳本によって紹介されたが
その訳が難解だったのとレモンに代わるべき適当なものが得られなかったため、一部の研究家をのぞいては、ほとんど演じられることはなかった」・・・・
明治時代には日本にはまだレモンがなかったようですね。
>明治時代には日本にはまだレモンがなかったようですね。

なかったわけではなかったんでしょうけど、ポピュラーではなかったようですね。
レモンってもともとはヒマラヤ原産でヨーロッパの人々が大航海時代に壊血病を防ぐ手だてでとして世界中に広まっていったようです。ビタミン不足を補っていたわけですね。あるいは、19世紀には調味料としても使われていたようです。
明治時代の日本においてはあまりレモンって需要があったとは思えませんね。大正時代あたりから広まっていったのでしょうか。確か大正時代の小説で『檸檬』ってあったような。

いつ頃日本にきたかを調べると


「1873年、日本で一番初めにレモンが伝わったのは、静岡県の熱海でした。
湯治に来ていた外国人が庭先にレモンの種を播いたのが始まりといわれています。」
という記述がありました。
まったくマジックとは関係のない書き込みすみません。
梶井基次郎の「檸(れもん)檬」が発表されたのは、大正末期であり『・・・檸檬など極ありふれている。』と書かれていますので、明治時代には珍しかったレモンも、大正期になりポピュラーな果物になったのかも知れません。

『アートオブマジック』の「The Bill and Lemon trick」を読んでみました。
2つの方法が掲載されておりましたが、後の方のやり方は、若い頃に演じたことのある『パン時計』に通じるモノを感じました。
 梶井基次郎の『檸檬』を読むと、レモンの持つ様々な魅力がよく分かります。ラストでは、本の色彩をゴチャゴチャに積み上げた上にレモンを置くと、引き締まって一つのアートのようになるのですね。

 あるプロが、
「カップのマジックのクライマックスはやはりレモンが良い。それが何か、出た瞬間に一目でわかるから」
というようなことを言われていました。キウイなどよりも、視覚効果の高い果物といえます。キウイの方が、フラッシュはしにくいでしょうが。

 また、『檸檬』でも、それから高村光太郎の『智恵子抄』にある「レモン哀歌」でも、レモンの香りが人をリフレッシュさせる様子が描かれています。実際レモンには、そのような効果があるそうです。

 前田知洋さんは、レモンを切る際に
「レモンの香りがします」
と香りのことに触れます。これは、トリックを嗅覚でも印象付けるとともに「それまではレモンは無傷だった」という印象を残すのではないでしょうか。

 前田さんで思い出しましたが、雑誌『ワンツースリー』に「全天候型、ビル・イン・ザ・レモン」というアイディアを発表されています。日本奇術協会の『プロタッチ』という本に再録されたものを読みました。これは、観客の方に、お札を濡らさずに返すことのできるアイディアですが、「事前に仕込んで置いたのではない」というアリバイ工作にも使えるのではないかと思います。
 前田さん自身は、テレビスペシャルでカード・イン・レモンを演じた際、テリー伊藤氏に
「だいぶ前から入っていたような気がする」
というコメントをされてしまいましたが、カードでもこのアイディアは使えそうです。
>梶井基次郎の『檸檬』を読むと、レモンの持つ様々な魅力がよく分かります。


ありがとうございます。
早速気になり「檸檬」を買ってきて読みました。
集英社の文庫ですが、檸檬のその後の「城のある町」には手品と花火というタイトルがあり、インド人の手品師の公演を見にいったことがかかれてあました。
壮絶な人生を送った人という印象が小説そのものよりも興味がありました。
質問です。

「のんちゃ」さんが、松田さんから借りておられるサム・バーラントの「ベスト・ギミック」。これは、20年も返しておられないというのは、今は手に入れることが出来ないということでしょうか。

小生も、不思議さは例の「キウイ」に極まるかと思うのですが、まだ入手可能ならば、松田さんが誉めておられるギミック、どんなものかが知りたいのです。

どうかよろしくお願いいたします。
アメリカのディラーを検索しましたが同じものは見つかりませんでした。
松田さんはハンクリーかバズビーから30年ほど前に買ったのではないかと思います。
販売商品ですのでここではタネを書くことが出来ません悪しからずご了承ください。
 残念。そろそろのんちゃんさんに同じことをお聞きしようと思っていたところでした。

 では、みなさんに別の質問です。

 事前に仕込むタイプでは、のりを使って仕上げるように解説されていることが多いのですが、今までうまくくっついたためしがありません。仕方がないので手渡しはなしにするか、レモンについているラベルを使ったりしています。なにか、お薦めの接着剤がありましたら教えてください。
 あ、栓のようなものを作れば安定するかもしれませんね。
私は、「ヘタ」の部分ではない部分に特殊なトラップドアを
作って行う方法を採用しています。
至近距離で見せても、ほとんど気付かれる事はありません。

説得力を獲得する方法は1つではないはずで、
手渡して入念に調べさせる以外の方法についても
可能性を考えて見るのも良いですよね。
「のんちゃん」さん

わざわざ検索までしていただいて、感謝に耐えません。

欲しいと思った商品は、その時買わないと手に入らないのですね。他の方法で代用することで、現象は同じだからと、言い聞かせるしかないです。

小生は例の「キウイ」の方法が、大好きです。
「ビル・イン・スイカ」

昨日昔の写真を見ていると「神戸の北野祭り」の舞台でわたしが「ビルイン・スイカ」をやっている写真が見つかりました。そういえば数回夏祭りイベントでやった記憶がよみがえってきました。これもまたおもしろかったです。
大きなスイカを大きな包丁で真っ二つに切ると小さく丸められたサインされたお札が出てくる。
大味ですがスイカの真ん中に入っている風景はこっけいでした。
これの良い点はスイカを切る前に撫で回して改めさせることが出来ると言う点が気に入り考えました。来年の夏にはもう一度くらいやっても良いかよいかと思っています。たまには昔の写真も見てみるものですね。
クロティエは、どうもそのヒコヒコとした動きがせこく感じて、テレビでしか見たことがない。だからキウイの、何がレモンと違うかわからない。
キウイの、レモンとの違いを、教えてください。
単にすばらしいやり方をキウイでやったから有名になった、ならば、レモンでだってできるはず。
原理的にはしこんでおくか、突っ込むか、しかないわけだし、突っ込むのなら、ウォンドの古くから筒状ナイフの切っ先とか、切り込むとき、とか、それだってほぼパターンは限られている。しこんでおく、もそうで、ようはいかに証明するかだけの問題だ。
ドックイーソンのように、大評判になるような「何か」があったのでしょうか。
>キウイの、レモンとの違いを、教えてください

鋭いご指摘です。
私の場合レモンからキウイ変えた理由は3つです。
1。レモンでやった後ナイフを鞘にしまっておいて、忘れてそのままにしておき
何度もナイフを錆びらせたこと。

2.相手に持っておいていただいた物を受け取り、札をねじ込んだもとのスイッチするとき黄色と茶色に近いものの場合茶色に近いほうが客から見えにくい。

3.ジュースがもれにくい、もしポケットの中でもれても処理しやすい。

 これさえ気にしなければ別に差異はないと思います。
私は扱いが簡単だからと言うだけです。レモンでもまったく同じことが出来ます。
レモンだとすぐ錆びる、という情報だけでも、貴重です。
いわば、四ツ玉に白でなく赤を使うようなものだ、という説明も、ガッテン。
もしカールのハンドリング面での優位な部分を知る人があれば、というかカールのレクチャビデオを見た人に、続けてその点をお教え願います。
カールの作品の最大の欠点は小さくしたお札をスリービングで消すことです。
もっともこれが彼の最大の特色でしょうが。
スリービングで消すことは難しくありませんが。失敗の可能性があります。
特に近頃のファッションで袖口が以前ほど広くなっていません。
私も2度ほどスリービングでやりましたが、もし失敗すればと思うと危険なことはやめようと思いました。(ダイレクトでいい方法ですが、それが失敗して床にでも落ちた情景を想像すると恐ろしい)
それよりは100%安全なハンカチの中でのスイッチを使っています。
カールのやり方のもうひとつの特徴は、キウイを最初に相手にポケットに入れて持っておいてもらうと言うことでしょう。
もっている方が「このキウイには完全にアリバイがあることを証言してくれます。
>Magusさん
 ありがとうございます。
すごい。ブラックジャックみたいですね。
 
 説得力ですか……。お札やカードが同一であることの証明、お札を入れるチャンスはなかったように見えるアリバイ(あるいは衆人環視の密室)の証明などがありますが、他に、複数あるレモンから選ばせるという方法もありますね。それで切れ目がないことの証明になるかどうかは分かりませんが、手渡さなくてもそれほど疑われないのではないかという気がします。

 カール・クロティエさんがキウイを使う理由は、のんちゃんさんが書かれた2と3の他に、「レモンほどお札がびしょびしょにならない」というのもあったような気がしますが、自分がそう思っただけかもしれません。観客からすれば濡れることには違いありませんが、観客自身が広げても破れにくいでしょうし、傷めずにしまいやすいのではないかと。
 普通よりもジュースがたくさんでそうな手法ではあるのですが、事前にしぼり出しておけるのでレモンでも大丈夫です。このハンドリングでの最大の理由は、やはり2でしょうね。
 こういったこともレクチャーのコンテンツでしょうから、書きづらいです。
 カール・クロティエの方法は、通常のデュプリケートやダイレクトメソッドのいいところを生かし、欠点を補うような素晴らしいアイディアだと思います。
 カール・クロティエを裏返したようなアイディアが、DVD「Done by misdirection」で解説されているマヌエル・ムエルテの方法です。どちらも、ほとんどパーフェクトな現象でありながら、ある瞬間にリスクが集中している点が興味深いです。
>袋詰めのピーマン(スーパーでよく売っているやつ)から、
一つをお客様に選んで貰い、その中から、破れたカードが出てくる。

私は10年以上前に二川滋男さんがピーマンでジェニングスのハイシーを演じている噂を聞いた事があります。二川先生にそれを聞くとどうやらジェニングス本人もピーマンで演じていたようです。
ピーマンで演じることで欠点である濡れてしまうことを防いでいるわけですね。
ただ私自身はお札やカードが濡れてしまうことは逆説的に良い点かと解釈し,やっぱりレモンで演じています。
カール・クロティエがスリービングで消す、という話を聞いてふと思いましたが
皆さん、カードなりお札なりをどうやって消していますか?

多く使われるのは、ハンカチに包むか、封筒に入れるかだと思いますが…
ハンカチだといまいちインパクトに欠ける気もするし、
封筒だと燃やしたいけれども裸火はいつでも気軽には使えないし
かといって細かく破る程度では味気無いような…

ちなみに、以前ビルインシガレットを演じていた際に、
煙草の煙を吹き掛ける時にビルチェンジで「領収書」に変わる
(よく読むと「煙草代」と書いてある)
という風に演じていましたが…
サロン以上では見辛いうえに、説明的すぎるように感じます(苦笑)

スリービングに加え、ピストルで打ち込むという話まで聞いてしまうと
尚更もっと良い表現方法があるような気がしてなりません(笑)

ダイレクトメソッドか事前準備かで変わってはくるのでしょうが、
皆さんどうやっているのか非常に気になっています。
差し支えない範囲で教えて頂けると幸いです。
ハンカチは、なかなか想像力をかき立てる消し方だと
個人的には思っています。

>他に、複数あるレモンから選ばせるという方法もありますね。

可能です。。。
観客にサインをさせ、目の前ですり替える事なく折りたたみ、
ハンカチに包む、あるいは公明正大に封筒に入れ、燃やします。
その場にずっと置いてあった複数のレモンから、
1つをフォースする事なく選ばせ、そこから紙幣を取り出すのです。
サクラはもちろん、アシスタントも不要です。

ああ。。。もうこれ以上は書けません。もごもご
僕は封筒やハンカチをあまり使いません。
どちらかと言えば、ダイレクトメソッドではなく、無難に事前準備でやる事の方が多いので、トピットやサムチップ、プルギミックなどで消しますかね・・・。
ダイレクトメソッドの場合では、スイッチした後、スライハンドとF.コットンやペーパーを併用するバニッシュが多いですね〜。
でも、何が一番最良の消し方なのかは、正直分かりません。。。
その時の服装や気分によって、方法が変わりますあっかんべー
>私自身はお札やカードが濡れてしまうことは逆説的に良い点かと解釈し,やっぱりレモンで演じています。

 まさしく、ずばりこの奇術の一番の核心。この文章を読んで「あっ」と思いました。さすがRUSEIさん。
これを見抜くセンスにただただ感心するのみ。勉強になりました。
この部分が「ビル・イン・レモン」のすべてです。
後の部分はこれを実現するための方法論だけですね。
『ハイシー』を本人もピーマンでやってた、という情報は、目から鱗です。
確かに、レモンよりピーマンの方がビタミンC含有率が高いし・・・(←そっちか?)

濡れて出てくるリアル感と迫力は、確かに捨てがたいです。 

視覚的効果やストーリー的には『フラッシュペーパーにに包んで火をつけ、レモンに投げつける』という演出が最高峰の1つだと思っています。

実際僕は・・・
『封筒に入れて魔法を掛けると千円が1万円になる、と言って封筒を開けると“レモン引換券”になってる』という、持って回った演出でやってますがあせあせ

>実際僕は・・・
『封筒に入れて魔法を掛けると千円が1万円になる、と言って封筒を開けると“レモン引換券”になってる』という、持って回った演出でやってますが

実におもしろい演出。これまたさすがCULLさん。
マギー司郎が読んだら盗まれますよ。

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