数多くあるサボイのアルバムの中でもリーダーのキム・シモンズが一番気に入っているという作品。自分にはほとんどみんな同じに聞こえるが、ジャケットと見開きがかなり凝っており、サイケ調ともコミック調とも思えるところが素晴らしい。同じようなコンセプトは同業者のトニー・マクフィー・グラウンドホグズの"Who Save The World~"という作品もあった。ジェスロ・タルにも「ロックをやるには年を取りすぎ」という有名な作品があるが、似たようなコンセプトのジャケットだったが、サイケ調ではない。
Larry Coryell & Brubeck Brothers / Better Than Live
ディブ・ブルーベックの子息たちはブラス・ロック・バンドを作っていたり、おやじが監督したシンフォニー・オーケストラのロック・バンド・セクションで参加したり、父親との共演があったりするのだが、今回の様にコリエルとの共演も必然性があってのことなのだろう。しかしジャズ・アルバムでこれだけの惜しみないサイケ度の射出はユニークではある。
Gunther Schuller & George Russell / Modern Jazz Concert
ジャケットだけ見るとサイケというよりも楽天カラフルなジャズ作曲家のオリジナル曲を集めたアルバム。
ミンガス、ラッセル、ジフリー、シュラーなどの6人の作品を1957年にブランデン大学で臨時オーケストラで演奏のライブ。ビル・エバンズやアート・ファーマーが奏者として含まれている。コロンビア・レーベルのせいか比較的わかりやすい作品がほとんどで、ジャケットの明るさとよくマッチしている。
前田典男、山屋清、三保敬太郎 / Modern Jazz Composer's Corner
これは日本人のジャズ作曲編曲を集めた1959年のスタジオ・アルバム。オリジナルとスタンダードが半々。これも比較的わかりやすい演奏である。
Experiencing Music / New Dimensions In Music 〜Listening for Experiencing Music
by Robert Choate, Richargd Berg, Lee Kjelson, Eugene Troth
表ジャケットだけが緩やかにサイケしているアルバムで、クラシックとアメリカーナ、民謡などを寄せ集めたLP。 American Book Companyというところから出ており、何かの全集のうちの#10らしい。
このようにその趣旨や目的がまったく分からずに作られたこのようなアルバムというのは、逆に言えばこちらから探ってやりたくなる気にさせる。
最初"Experimenting〜"に読めたので、現代音楽のアバンギャルドかと思って手に入れたが、よく読むと"Experiencing〜"となっていたのが、自宅でわかった。とにかく新しい次元からの音楽と銘打っている以上、それなりのフツーの音楽とは異なった素材を入れてあるようである。
Le Orme/ L'Aurora" Delle Orme (1970)
不気味な顔のイラストとケシの花畑のような黄色いジャケットがサイケデリック。
音も、このジャケットのイメージそのままのドリーミーサイケ。
めくるめく展開とファンタスティックなメロディーが
虹とオーロラの彼方に連れて行ってくれる!?