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文芸の里コミュのアメージンググレイスの流れるコーヒーショップ

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                          Yolanda Adams - Amazing Grace





★アメージンググレイスの流れるコーヒーショップ



 M駅はいくつかの線の乗換口になっている。大村の知る限り、四つの線が乗り入れているのではないだろうか。したがって電車がほぼ同じ時間に着いたときなど、相当な混雑となる。
 大村は東京から帰ってくるときなど、ここで乗り換えるのだが、まっすぐ待ち受ける電車に乗り換えていくことはまずない。都心からここまで電車で来ると、雑多なものを詰め込みすぎて疲れているし、そのせいで頭がぼーっとしている。その頭をコーヒーで覚ましていこうというわけで、駅構内にあるコーヒーショップに寄っていくのだ。空腹を紛らすために、ハンバーガーとか、クッキーを一緒にとることもある。
 一服して落ち着くと、手帳を取り出して、業界誌に載せているカットの素描をはじめる。道を歩いているときや電車に揺られているときなど、目に浮かんだ幻とか、記憶の断片、また実際に遭遇したちょっと変わった出来事など、それらを描き留めておくのである。あまり周りの人に見られたくないので、自分で作成した小さなスケッチ帳を使用している。B5版を半分にして閉じたもので、これだと普通のメモ帳と変わりがない。夢中になると、一、二時間費やしてしまうこともある。
 そのウェイトレスを意識に留めたのは、一箇月ほど前のことだった。
 大村は東京から帰ってきて、よくそうするように、このコーヒーショップに寄った。コーヒーとチーズケーキをとり、ケーキを少しずつ削り取っては口に入れ、コーヒーで流し込むというような、様にならないたしなみ方をしていた。カウンターには手帳が広げられ、その一日に浮かんだ夢とも幻ともつかない形が写し取られていた。
 来たとき混んでいた店内は、このときはがら空きだった。二時間近くも、ここにいたことになる。しまったと思った。出る潮時を失った気がした。こういう店では長居の客を嫌うというのが、大村の日頃感じている印象だったからである。いつもは時間に気づかないことなどないのに、この日に限って、絵になるイメージがさかんに湧いてきていた。これまでは混雑しているとき、他の客に紛れて出るようにしていたのに、それがならなくなったのである。
 大村にはっと気づかせたのは、彼のいるテーブルをウェイトレスが拭きに来たからだった。ウェイトレスは一番遠い席から拭いてきて、端の方にいた大村のところまでやって来たのである。
 ウェイトレスは、
「すいません」
 と一言詫びて、体を乗り出すようにして大村の前を拭きはじめた。拭かずにいられないほど、大村の前はパン屑で汚れていたのである。それは大村が汚したのではない。彼が席を取ったときから、パン屑は落ちていた。それをティッシュで先の方へ押しやって自分の席を確保したのである。
 大村は手帳を持ち上げて、体を後方にずらし、テーブルの前を空けた。彼女は白い地に紺の縁取りのあるブラウスに、下はタイトスカートをはいていた。サイズが体にぴったりと合って、仕事着がこれほど決まるものだろうかと感心するほどだった。窮屈な場所で無理に体を伸ばしたせいか、頬からうなじにかけて赤みをさしていた。化粧は薄く、髪を後ろで纏めているゴムひもも飾り気のないものだった。
「おじゃまして申し訳ありません。どうぞごゆっくり」
 彼女は大村の前を拭き終え、丁寧に頭を下げてそう言うと、さっと身をかわすように消えた。大村には顔を見るゆとりもなかった。だから次に彼女に出会っても、ほかのウェイトレスと区別できないと思った。
 何より大村を感動させたのは、彼が気にしていた時間を、まったく頭に置いていないということだった。それがこの店の方針なら、たいし度量である。今は空いていたから、そう言っただけなのか。しかし長居の客にそんな甘いことを言えば、その後がどうなるか、明らかであろう。悪の根は、どんなときでも除いておかなければならないのである。それが生存競争というものだ。コーヒーショップによっては、「店内での勉強、書き物はご遠慮願います」などと貼り出しているところもある。
 ごゆっくりと言われたからといって、その気になってはいられないと思い、大村は間もなく出口へと足を運んだ。自動扉を抜けるとき、厨房の方から、ありがとうございましたと、男の声が送り出した。間をおかず、女の黄色い声が同じことばで送り出した。先程のウェイトレスかと期待したが、ここにウェイトレスは五人はいるし、そのうちの一人なのかもしれなかった。
 それからも大村は度々このコーヒーショップを利用した。といっても長時間ねばったことはなく、普通客に混じって、何ら変らない出入りをしていた。
 くだんのウェイトレスがどの女性なのか、認識できないままだった。たとえ正面から顔を合わせても、判らなかったであろう。注文するときには、彼女たちと向かい合っているのだから、幾度となく接していることは事実なのだ。
 乗換駅とあって、得意客とか、そうでないとかは、あってないようなものだった。それは客からしても、ベルトコンベヤーにのった商品と何ら変わりがなかった。注文する列に並び、順番がくると、コーヒーの種類やメニューを言い、ウェイトレスはその品の値段を言う。そして釣り銭のいるときは、○○円お預かりいたしますと言う。品を渡すときは、ごゆっくりどうぞ、と言う。
 ごゆっくりと言われたからといって、図に乗ってはいられないことも十分知っている。また世事に追われていれば、ごゆっくりと言われても、そうはしていられないのが実際であろう。大村のようなフリーの職業は希有な部類に数えられるのである。
 そのコーヒーショップは、列車の到着するホームから、階段かエスカレーターでのぼってきた二階の角に位置している。列車が発着する度に、線路を打つ車輪の響きや軋りが、さまざまな騒音と複合されて轟いている。田舎の駅なら、電車が駅に到着するごとに判るというものだが、ここではそうはいかない。人間もそれと似たようなものだ。個性など抹殺されてしまっている。そもそも都会とはそういうものであろう。
 大村は二階のほかのホームへ渡っていく通路に立ち、遠ざかっていく電車のテールランプに見とれていることがある。
 田舎に行けば、自分は認められるのだろうか。おそらく認めはするだろう。大村は大村のままに。都会に出るには出たが、うだつの上がらない日々を送っているものとして、吹聴されもするだろう。良くも悪くも、それが田舎というものだ。
 それが厭なら、帰郷しないことだ。大村も両親が他界してからは、帰省する意味もなくなり、もう五年は帰っていない。親がいるうちは、年寄りにいらぬ心配をさせたくないという、帰る理由があったのである。そして多くは、そんな大義名分によって、人の行動は規制されているのであろう。
 若いうちなら、親に孫を見せるという大義名分があるはずだ。
 子をなさなかった大村には、そういう時期はなかった。しかし自分になかったからといって、世のならいを理解しないほど偏狭でもなかった。

 ニ週間ばかり流れた。前日業界誌の編集会議があり、その後居酒屋に流れて、遅くまで飲んだ。そのせいで頭が重く、眠気を催していた。
 大村はコーヒーでなりと、眠気を覚ましたかった。電車が着いたばかりで、彼の前には五人ほどの列ができていた。その客がそれぞれ注文の品を手に立ち去り、大村の番になった。
 ウェイトレスが、鶴のように首を伸ばしていた。彼が前に立つと、女に一瞬気色ばむような一呼吸があった。切れ長の目で、鼻筋が通っていた。鼻の下の口は薄く小さかった。瞳の輝きに若さがほとばしっていた。
 大村を迎える態度に、新味なおののきのようなものはありながら、初めてというおもむきはなかった。なじみの客というもてなし方を、受け答えの態度で示した。何度かまみえたことのあるウェイトレスなのだろう。
 とっさに大村は、この女なら、自分が今おそわれている眠気と気だるさから解放してくれるだろうという甘えを抱いた。
「コーヒー」
 と言ってから、「Lサイズにしてください」
 と付け加えた。
 ウェイトレスは少し戸惑って、
「ここでは並しか扱っていないのですけれど。すいません」
 と詫びた。
 うっかりミスは大村のほうにあった。駅構内の店ではなく、街のコーヒーショップに入るとき、大村はS、M,Lと大きさに区別があり、Lを頼むことがままあった。ここもその系列の店と勘違いして、ついLと言ってしまったのである。
「そうでしたか。ここは並だけですか。それは残念」
 彼はいかにもがっかりという仕草をして、「やむを得ません。それでお願いします」
 と言った。
「スイマセン」
 とウェイトレスは重ねて詫び、さっと背を向けて、コーヒーを淹れにかかった。このとき貧相なゴムひもで纏めている髪が目に留まった。彼の中に言いようのない懐かしさが蘇った。カウンターを拭きにきたあのウェイトレスに違いないと思った。
 彼女の後ろ姿を見ながら、学生のアルバイトだなと、推察した。勉強とアルバイトで、身だしなみの細かなところまで、注意が行き届かないのだろう。学資がかさんで、化粧にまで手が回らないことだってある。
 大きな容器の下にカップをあてがうと、コーヒーが出てくるようになっていた。自動販売機とは違って、一人分のコーヒーが出てくるというのではなかった。長く押しつけていると、それだけの分量が出てくる仕掛けになっていた。六、七分注げば並ということらしい。
 ウェイトレスは背を向けたまま、ホットコーヒーを注ぐのに集中していた。体を堅くして、肩に緊張を集めているのでそれが分かった。紺のスカートがピッチりと張って、サイズで決めていると、かつて彼が観察したモデルを目の当たりにしていた。
 程なく彼女はこちらを向いて、コーヒーを運んできた。白い瀬戸のカップに褐色の液体がなみなみとつがれ、手元に注意を傾けるために、足元が危うくなるといった物腰で向かってきた。
 大村が近く見ると、コーヒーがカップの九十九パーセントを埋めていた。カップの白い上縁など見えなかった。それが彼女の体の振動を集めてしまい、大波のように揺れはじめたからたまったものではない。彼女は慌ててカウンターの一番近いところにカップを置いた。しかし慌てすぎて手元が狂い、コーヒーの半分以上を外に溢れ出させることになってしまった。大波どころか、津波となってカウンターの上を走って、大村を直撃したのだ。彼はとっさに身をかわして、最小の被害ですんだが、残りはカウンターの下へと流れ落ちた。大村の後ろにいたものにも飛沫が飛んだ。
「すいません」
 それはもう声にはならなかった。彼女はダスターを手にするとカウンターを出てきて、まず大村の上着を拭きにかかった。
 大村は自分の注文のまずさから引き起こされた災いと分かっていたから、
「大丈夫です。たいしたことはありません」
 そう言って、ハンカチを取り出し、自分のズボンの汚れを拭きにかかった。熱いと感じたのは一瞬のことで、生あたたかな感触に変わっていた。事実、汚れなどたいしたことはなかったのである。彼女の狼狽こそ、気の毒だった。彼女は床にこぼれたものを拭き取りにかかった。
 ほかのウェイトレスが騒ぎを聞きつけてやって来て、隣のレジで注文を聞いた。
「お客さんのご注文は?」
 大村に訊いたが、彼はいいんです、と辞退して、床を拭き取っているウェイトレスが、早く立ち上がるのを待っていた。
 上から見ると、羞恥心によるのか、熱さによるのか、彼女は耳の先まで赤くなっていた。床に屈んで拭き掃除をしていると、髪をゴム輪で束ねた感じが、いかにも哀れで、みすぼらしく、大村はつい、ポケットの財布に手を入れて、「君、これで……」と言いたくなるのをこらえていた。髪が前に垂れてくるのがうるさくて、便宜的に留めていただけかもしれないのである。
 彼女はこぼれたものを拭き取って立ち上がると、
「本当にすいませんでした」
 と大村に頭を下げた。目の辺りにきらきらするものが電灯の光の陰にほの見えたが、無理な姿勢で屈み込んだために、ふき出た汗なのかもしれなかった。大村は汗であればいいと願っていた。
 彼女はレジに戻っていき、手を洗うと、新しいコーヒーカップを手にして、大村のコーヒーをいれにかかった。こちらを向いて運んでくるカップには、それでも八割がたはコーヒーで埋めていた。今度は失敗しなかった。
「私の不注意から、大変失礼しました。それに長くお待たせしてしまいまして」
「とんでもない。誰にでもあることです」
 大村は自分がLを注文したのがいけなかったとは、言えなかった。隣のレジに、店のしきたり通りに働いている同僚がいるかぎり、口にしてはいけないと思った。
 大村は渡されたコーヒーを注意深く手にすると、空いた席を探しながら、レジを離れていった。大村のいた後には、すでに、二、三人客が列んで、ウェイトレスはその客の注文を受けていた。
 大村は駅の構内を見渡せる位置に、空席を見つけて腰掛けた。店のレジからは一番離れており、背を向けて坐る格好だった。間にいくつもカウンター席があって、彼女からは見えないようになっていた。
 コーヒーというものは不思議な飲物で、カフェインの働きで眠気を覚ます一方、心を落ち着かせて、逆に催眠の作用もあると、何かで読んだ気がするが、大村には今、どうやら催眠の働きを及ぼしてくるらしかった。
 心満たされるとはこのことだ。一人のウェイトレスの純朴な行為によって、大村は子守歌でも聴いているような、満ち足りた思いだった。危うく眠りに落ちそうになって、その我が身を引き起こした。
 これこそ彼女への罰当たりになると思えた。なぜなら、彼女が大村の求めを汲んで、彼女に出来うるサービスをしようとしたのは、単に大村がLを求めたからではなく、客が覚醒しようとしていると、読んだからにほかならなかった。事実そのとき、彼は気だるくて、カットを描くどころではなかった。
 今眠り込むのは、その彼女に罰当たりになる。彼はこらえて、カットを描くのに集中しようとした。店内にはアメージンググレイスが流れていた。うっとりするのは、この曲のせいもあるのかもしれなかった。歌っているのは、Yolanda Adamsではないのだろうか。ふと、そう感じた。この激しい歌い方はそうに違いない。聴いているうちに、確信に近くなった。乗換駅という乗降客で混雑する駅で、この歌手に巡り会えるとは思いがけなかった。
 以前、Yolanda Adamsをテレビで見て、だんだんテンションが高まってくるのに同調して、自分が歌い、叫んでいるように錯覚した。歌だけでなく、身振り手振りを加えての、エネルギッシュなアクションだった。駄々っ子のように神にまといつき、求め、賛美し、最後はめちゃくちゃに絶叫しているように見えた。
 なりふり構わず、あんなにひたすら追いすがっていけば、神も見捨てるはずはないと思えた。
 恥ずかしがりやで、見栄っ張りで、引っ込み思案の大村は、自分に出来ないものを、代わりに彼女はしてくれている気がしたものだ。彼女は自分たちの代表だ、と声援を送りたかった。もっと歌ってくれ。自分の代わりに歌ってくれ。掌を握りしめて、そう願っていた。 彼女の歌をきっかけにして、CDや無料で聴けるインターネットで、Mahalia Jakson WhitneyHouston Aretha Franklin・・・と、多くの黒人歌手を知った。その中で、Yolanda Adams が自分に一番合っていた。
 どんなになりふり構わず、取り乱して歌っても、瞳は純粋に澄んで輝いていた。歯がことのほか白かった。
 ひきもきらずに電車が発着し、それを告げるスピーカーの声が錯綜して構内に響いていた。
 そんな雑音の渦中にありながら、彼女の歌声はかき消されず、乱れもせず、神を讃えることをやめなかった。彼女は、ひとりで呻き、悶え、哀切に絶叫した。
 大村は今、心のこもったウェイトレスのコーヒーを口に運びながら、Yolanda の歌にうっとりと酔っていた。ウェイトレスとYolanda が一人の人のように重なってきた。そんな思いになるのは、コーヒーの褐色が、黒人歌手の肌の色と重なるからだろうか。
 このとき気づいたのは、人に必要なのは、覚醒ではないということだ。覚醒は薬物によってももたらされるが、安らぎは人を通してしかやってこないと思った。
 彼はコーヒーとアメージンググレイスにうっとりとなり、何分間か完全に意識の消えた時間を経て、よみがえっていた。
 大村は夢から覚めた面持ちで、コーヒーショップの出口へと向かって行った。

 十一月最初の日、三週間を隔てて大村は駅に向かって十分足らずの道のりを歩いていた。外を出歩かない間に、季節はめぐっていた。歩道には枯れ葉がめまぐるしく降り注いでいた。緑の葉は一枚としてなく、どの葉も枯れ葉だった。土の色に酷似した褐色。生きとし生けるものは、すべて土にかえる。とすれば、枯れ葉の色こそ、もっとも安定した色と言えないだろうか。ふとそんな着想を得た。
 枯れ葉の降り注ぐ中を歩いて駅に着くと、そのまま東京に向かった。
 帰りは、いつものコーヒーショップに寄った。注文する列について、ウェイトレスを見渡したが、あのウェイトレスはいないようだった。
 コーヒーを手に、厨房に近いカウンター席に腰掛けた。一枚の曇りガラスが、視界を遮っていた。しかし厨房からの声は、ときどき耳に入った。
「あれ? 西川さんは」
 男の声が、今気づいたというように洩らした。
「彼女は先月いっぱいでおしまいですよ。そういう条件でしたから」
 別の男子店員が応じた。
「そうだったあ? でも継続してもよかったのに」
「彼女、実家に帰るそうです」
「家はどこ」
「宮崎県の、何という島だったかなあ。聞いたけど忘れてしまった」
「大学はどうするの? 三年だと聞いてるよ」
「不況で、家の手伝いをしなければならないようですよ。帰りの旅費をつくるために、働いていたみたいです。バイトしながら、自力で大学を出ることもままならなくなったようですね」
「そうだったんだ。餞別もあげなかったなあ」
「僕だって、同じですよ。少し時給を上げて貰わないとね」
 大村は少し残っているコーヒーカップを手にすると、席を移動した。奥へ踏み込み、上り下りする列車の見える窓際の席に着いた。
 彼女から貰ったコーヒーを、いとおしみつつ啜った場所である。Yolanda の歌声を聴いて、コーヒーと歌声と、二つながら、大村を平安に包んでくれた場所である。
 列車はたえまなく発着を繰り返していた。ここから見れば、出ていく電車はどれも南を指していた。彼女はどこの大学に通っていたのか、どこに身を寄せていたのか、知る由もないが、この線の電車に乗って、ここを立ち去ったことだけは確かだった。
 もう一つ、これもはっきり聞き取れたわけではないが、西川という名前を大村に残して。 

                                了


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           ★オバマアメリカ大統領の来日を歓迎して









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