久方ぶりの更新になります。この度は、titleを“cabo da roca(portugal語で、roca岬)”として、以前渡ったeuropeとafricaを、mixという手法を用いて自分なりに表現してみました。
この旅は、曇天のamsterdamから始まり、florence・venice・torino・marseilles・barcelona・granada等の主要都市を巡り、algecirasへ向かって陸路で南下して行きました。そこからgibraltar海峡を渡り、母なる大地africaへの玄関口となる港湾都市tangierへと歩を進めました。情勢の悪化により他国への入国を断念し、fez・marrakish・casablanca等を巡り、再びtangierからalgecirasへと戻りました。そこから今度は、絵画的な街並が美しいsevillaを経由し、lisboaへと向かいました。そのlisboaに隣接していて世界遺産にも登録されているsintraの街からのbusに揺られ、辿り着いた先がこのcabo da rocaでした。
街並みや景観が眼まぐるしく入れ替わり、同時に文化や宗教までもが入れ替わっていきました。“married to marijuana”を地でいく街もあれば、汗ばむ陽気の下で眩しく微笑む白壁の街もありました。かの近藤真彦氏も憧れたandalucíaでは、flamencoの軽快なrhythmに触れ、caveに棲む日本人のゼンさんのnaturalな生活に微かな安らぎを感じました。広大なsaharaでは、砂漠の民berberの叩く乾いた打楽器の音が響き渡る中、“the sheltering sky”に想いを馳せながら一晩を過ごしました。lisboaでは、今も残るfadoの音色や声色に耳を傾けながら、突如起こった反戦のdemonstrationに参加したりもしました。その中で、反戦運動の資金を得るために、自身のcdや衣類をflea marketでお金に替える青年とも知り合いました。また、balkan半島の伝統的な音楽を奏でる者がいたかと思えば、一方でmoroccoに入国して初めて耳にしたのがmissy elliottの曲だったりもしました。大陸間を移動する長距離busの中では、平和な日本に於いては考えられないような恐喝に遭ったり、真夜中にも拘らずold skool感丸出しのラジカセをll cool jのように担ぎ上げ、全知全能で唯一絶対とされるallahの有り難き教えを繰り返し再生する漢にも出くわしました。兎にも角にも、地・陽・水・風・空・人・物・音…あらゆる存在との出逢いを、五感をフルに活用して感じ取った旅になりました。