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ウィザード・カードゲームコミュの2008年度 世界選手権 結果!

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■前夜祭
本戦の前にシェラトンホテルのテラスで前夜祭が行われます。16時から行われるこのイベントに、日本チャンピオンの楊万里くん、そして私、米川秀治が会社代表を兼ねてアテンドとして参加。緊張気味に会場に向かうと、すでに20人近いメンバーが集まり、お酒を飲みながらウィザードを楽しんでいました。
さっそく受付に行くと、魔法使い(ウィザード)の姿をしたKen Fisher(ケン・フィッシャー)がいました。ウィザードの発明者であり、世界選手権の主催者でもある彼は参加者全員に一人ひとりに丁寧に挨拶をして出迎えていたのです。
私が日本チャンプである楊くんを紹介すると、心から「Welcome」と言ってほほ笑みました。
それから徐々に人が集まり、60人ぐらいはいるだろうか、あちこちでテーブルを囲んでウィザードが始まっていました。
年に1回の祭典で久しぶりに会った人々、初めて会う強豪たち。みんなでお酒を飲みながら心ゆくまで楽しみました。英語がしゃべれない楊くんは少々緊張気味だったが、ウィザードというゲームを通して世界のプレイヤーたちとコミュニケーションを図れたようです。
時間はあっという間に過ぎ、最後の締めくくりとして、ナイアガラの夜空に咲く花火が10時にスタート。楽しんでいたウィザードをみんなが中断して、いっせいに夜空を見上げました。ナイアガラ全体で行われるこの花火は、今回の世界選手権に向けられた特別なものであるかのように感じました。

■世界選手権
本戦の朝は早い。7時30分〜8時30分で朝食、9時に試合スタート。眠い目をこすりながらやっとのことで朝食の場所に行くと、まだ4〜5人しか来ていない。やはりみんなにとっても朝早かったようでした。
9時になるにつれ、急に受付が混雑してきました。そして、あっという間に本戦スタートの時間。大会協賛社であるアメリカの発売元メーカー社長、スチュアートの挨拶から始り、Kenの本戦説明。「Start」の声と同時にいっせいに20卓(100人)で1回戦がスタート。

本戦のシステムは以下の通り。
・ラウンド?/?/? 100人
各ラウンドごとにランダムにメンバーを入れ替えて、各ラウンドの順位で得点を獲得。合計上位60人がラウンド?へ進む。(1位:46点、2位:33点、3位:21点、4位:12点、5位:4点)
・ラウンド? 60人
5人同じメンバーで2回戦を行い、ゲームでの獲得点数を合計。各テーブルで上位2人が準決勝へ。
・ラウンド? 24人
4人同じメンバーで2回線を行い、ゲームでの獲得点数を合計。各テーブルで上位1人がファイナルへ。
・ラウンド? 6人
6人で2回戦行い、ゲームでの獲得点数を合計。最高得点者が優勝者となる。

・・・ラウンド?〜?
100人いっせいにスタートした最初のラウンド。互いに誰と誰が同じ席なのかを確認しながら、着実なゲームを心がけました。
まずは各テーブルで上位にならないと次へは進めない、なるべく得点を稼ごうと焦りながらも、なんとか心を落ち着かせました。
楊くんは「4位以下にならなければいいから大丈夫ですよ」と余裕を見せていました。
ラウンド?/?/?とテーブルを変えて、それぞれのラウンドで新しいメンバーと対戦。?-?の順位点合計で60人に絞られます。記念参加した私は、、、早くも敗退。一方、楊くんは?/2位、?/3位、?/2位と順調に勝ち抜き、無事にパス。

・・・ラウンド?
ほっと一息しながらの昼食。午前中に3回戦はなかなかきつく、早くもぐったり。。。
少々長めの休憩をとって、ようやく午後のラウンド?がスタート。今回も午前と同様5人テーブルだが、同じメンバーで2回戦。同じメンバーだからこそ、相手の癖や強さがだんだんわかってくるのです。
けど逆に自分もプレイパターン読まれるかも知れない、楊くんにはそんなことも注意して、なんとか勝ちあがってほしい!
一方、敗退した私にはグループBという敗者トーナメントが待っていました。敗者とは言え、不運にも負けてしまったツワモノがぞろぞろ。グループBの上位6人には記念品が貰えるとのこと。ここで少しでも日本の意地を見せておきたいものだ!と思いながらもすんなり敗退、、、残念。

さて、メイントーナメント。ラウンド?の2回戦が終わり、楊くんは笑顔で駆け寄ってきた「やりましたよ!無事に通過です!」。私も残る希望を賭けているだけに、とりあえず一安心。

・・・ラウンド?(セミファイナル)
しばらく休憩した後、ラウンド?がスタート。一戦一戦がフル回転の世界選手権だけに、休憩は長ければ長いほどありがたい。心配をよそにスタートしたラウンド?は4人一組で2回戦行われました。今まで5人プレイだったのが1人減って4人プレイ。人数が減ることで若干ゲームの様子も変わってくる、予想しやすくなる半面、手札の読み合いが過熱するのですから。点数がよければ狙われるし、悪ければすぐに置き去りにされる、ファイナルへ向けた最後の戦い、本当につらいのはこのラウンドかも知れません。

1時間がたち、1時間半がたち、、、2回線の後半、楊くんはそこまで1位の得点で順調にゲームを進めていました。そして、ゲームを終えた楊くんがやっと帰ってきたのです。
けど、その顔は下を向いたままで静かに言った「ダメでした」。

終わる直前まで順調だった楊くん。あともう少しで勝利!のはずが、最後の方になるにつれ、いい手札が回ってこない。それまで100点以上離していたライバルのジョンが、どんどん得点を重ねていく。そして、ついに最後の15枚が配られた。
楊くんの宣言は1。一方ジョンの宣言は、なんと7!
楊くんも最後まで粘ったが、宣言7の成功には追いつけずに20点差で惜しくも2位。まさに不運と言うしかない。100点差もつけていたのに、最後の最後になって勝利の女神がほほ笑んだのは楊くんではなかった。。。
初参加の日本勢で、正直よくセミファイナルまで行けたと思う。ファイナルに参加できなかったのは残念だったけど、心から彼の健闘をたたえたい。

・・・ファイナル
軽い夕食の後、8時ぐらいになって、やっとファイナルがスタートしました。この時点でほぼ12時間が経過。かなり長時間のプレイ、ファイナリスト6人も夕食後でもさすがに疲れが抜けていないようです。
ファイナルは6人で2回戦、合計点で競われ、ワールドチャンプを決める最後の激戦、3人のカナダ人、1人のアメリカ人、2人のドイツ人で戦われました。その中に、カナダ人の昨年のチャンプもいました。
さっそく始まったゲームですが、ファイナルだけにその緊張感はすごい。スタート直後はテーブルをテーブルを囲んでいた観衆も、その真剣さに耐えきれず、一人ひとりとテーブルを離れていく。広い空間に残された6人の闘志がひしひしと、遠くから見ているはずなのに伝わってくる。

やがてファイナルの終りが近づく。終わる10分ぐらい前になるとまた人だかりができて、勝利の瞬間を待っていました。最後のカードが出されて、、、小さく、だけど力強く声を上げたのは昨年のチャンプだった。世界選手権2連勝!みんな心からのお祝いを贈る。新しいメンバーも加わっての2008年度世界選手権。そこでの連勝は最強を物語るものだ!
ファイナル直前まで進んだ日本チャンピオン。勝負には時の運もある。だからこそ、来年の健闘に期待したい!

※写真
左:前夜祭、中央:本戦、右:世界チャンプと楊くん

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