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コメント(3)

ライヤーゲーム終了後、久々に家に帰った横矢

ポストには 新聞やら手紙やらが ワンサカあせあせ(飛び散る汗)


部屋に入り ポストの中身をテーブル(膝下くらいの)に置く


ヨコヤは テーブルの横のソファーに寝転がりながら ポストの中身の整理に…

2007年○月XX日、私はライアーゲーム三回戦で敗北した。

帰宅するとポストには大量のチラシと手紙、留守電には非通知の無言電話や変声機を使った声で「絶対殺す!!!」等メッセージ多数。

勿論電話の犯人と理由は大体わかっている。

手紙の山の中に組織がの封筒があった。

「マルチ潰されただけでなく弁済の為に出たゲームにも負けてしまうとは本当に使えない奴ですね。
こちらとしてもそんな奴は要らないので違約金1億払って抜けて下さい。 違約金も用意出来ない程無能なら一回死んだ方が良いですよ?
その時は手伝って差し上げるので心配はいりません。それでは連絡待ってます。」

「手伝って差し上げます」「手伝って差し上げます」「手伝って差し上げます」要するに1億払わないと殺す、と言う事ですか。。。

私は神崎さんに「もう悪の道には戻らない」と約束している。

しかし金を払えばまた組織の言いなりになってしまう。

それならいっそこんな組織潰してしまいますか・・・。

そうだそれが良い、秋山さんへの償いも兼て組織の方々には地獄に落ちてもらいましょう。

何と言ってもこれで私は当分生活費には困らなくて済みますからね・・・フハハハハハ!!!アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!アハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!

まずはマルチ時代の部下だったあの女の子に一役買ってもらうとしますか。

by
横矢矩彦&柳生宗矩 さん
男は両手にはめた指輪を嵌めたり外したりしながら刻々と刻む秒針をチラリと見た。

小綺麗なマンションの一室。日当たりが悪いのは周囲に密集した建物のせいか、人通りもけして少なくはない。が、カモフラージュを必要とする交渉ごとには悪くない場所だった。

ヨコヤは或る女を待っていた。

何十回目だろうか、中指に嵌めた指輪を外そうとした。足音が近づく……来た。
指輪を嵌め直すと素早く立ち上がり、女を先に迎え入れる。笑顔をはりつかせた。
女はふいにドアを開けられ、驚いているようだった。

『…よく自分だとわかりましたね、ヨコヤさん。』
『はは、何を言ってるんですか。仮にも貴女の上司でしたからね。何年経とうが耳が忘れてくれないんですよ…』
『…変わりませんね。』

相変わらず無表情な女だ。
ヨコヤは悠然と女の様子を観察する。久しぶりに訪れた部屋をぐるりと見渡すと向こうから切り出してきた。

『…で、今度は何を?』
『単刀直入ですねえ…怖い顔しないでくださいよ、貴女にとってもけして悪い話ではありませんよ?』
『…悪い話でもどうせ逆らえませんから。』

ヨコヤは心から微笑んだ。恩とはありがたい。売っておいて損はないのだ。

『実はですねえ………組織を潰そうと考えているんです、よ』

女は目を見開いた。

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