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moving (movies and musicals)コミュの孤独な天使たち

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映画IO E TE
いすベルナルド・ベルトルッチ

ヤコポ・オルモ・アンティノーリ/ ロレンツォ
テア・ファルコ/ オリヴィア
ソニア・ベルガマスコ/ アリアンナ(母親)
ヴェロニカ・ラザール/ 祖母
トンマーゾ・ラーニョ/ フェルディナンド
ピッポ・デルボーノ/ 精神科医

メモ巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が重い病で車椅子生活を余儀なくされながらも、
2003年の「ドリーマーズ」以来10年ぶりの復活を果たして撮り上げた青春ドラマ。
周囲に馴染めない孤独な14歳の少年が腹違いの大人びた姉と自宅地下室で過ごす秘密の
1週間を綴ったニッコロ・アンマニーティの同名小説を映画化。(by allcinema)

危険・警告ネタばれです。

邦題の『天使』は複数形だから、地下室でスキーウィークを楽しんだ
姉弟のことを指すのだろうな。

「ドリーマーズ」に引き続き、ベルトリッチ監督の作品を連続して鑑賞。
と言っても、10年ぶりの作品だそうだ。

前作(ドリーマーズ)ではギラギラしていた姉弟の関係が、今回はかなり違う。
姉の方が強いという設定は同じかもしれないけど。

人付き合いが嫌いで、宿泊イベント『スキーウィーク』に行くと母親に嘘をついて、
夢の期間限定引きこもり生活を楽しむはずだった主人公が、偶然転がり込んできた
義理の姉との共同生活を送ることになる話。

この姉がドラッグ中毒で、ヤク絶ちを決心したものだから、っまぁ大変。
夢の静かな引きこもり生活は彼方に消え去り、芸術家らしく破滅的な姉に振り回される日々に。

でも、次第にお互いの存在が癒しになっていくという超展開。
ここが、作品の魅力かなー。

例え地下室だとしても、あれだけ騒いでいるんだから、当然どこかで誰かに発見されると思ったが、
奇跡的に期間限定の共同生活は穏やかに幕を閉じる。

これから2人がどういう人生を歩んでいくかは分からないけど、お互いにとって
これからの人生を良い意味で変えていく可能性のある有意義な時間になったのかなと。

煩くて我儘だけど、芸術家な魅力、人間的な魅力に溢れた姉の存在が面白かったな。

弟は無機質な表情だったのが、人間らしい表情をすることになったところが魅力的だった。

音楽はデビット・ボウイ/muse/レッチリなど、若めなレトロな感じで。

主人公の弟は、肌が綺麗だったら美少年なんだけど、残念な吹き出物たくさんの肌荒れっぷり。
ま、その不完全っぷりも1つの魅力だったのかな。

人そのものが持つ癒しのパワーが作品の魅力かな。

良い作品でした。

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