moving （movies and musicals）コミュのしあわせはどこにある

HECTOR AND THE SEARCH FOR HAPPINESS

ピーター・チェルソム

サイモン・ペッグ/ ヘクター
トニ・コレット/ アグネス
ロザムンド・パイク/ クララ
ステラン・スカルスガルド/ エドワード
ジャン・レノ/ ディエゴ
ヴェロニカ・フェレ
バリー・アトスマ
クリストファー・プラマー/ コアマン教授

フランスの精神科医フランソワ・ルロールが迷える現代人に向けて綴った世界的ベストセラー
『幸福はどこにある精神科医へクトールの旅』を、「スター・トレック」「ワールズ・エンド酔っぱらいが
世界を救う！」のサイモン・ペッグ主演で映画化したコメディ・ドラマ。（by allcinema）

ねたばれあり

サイモン・ペッグの顔って見飽きない。
別にイケメンではないし、
どちらかというと変な顔なんだけど、
味わいがあるという感じで。

そんな彼の顏芸が楽しめる作品でした。

最初の方は完璧な妻による介護、もとい世話にされるままで、
患者と向き合う態度も受動的で冴えない雰囲気だったんだけど、

突発的ひとり旅に出てから、彼の良い面がどんどん見えてきて、
どんどん魅力的な顔になっていく、その瞬間それぞれが素敵♪

例えば、アフリカの病院で子供の話相手をするときの変な顏。

例えば、飛行機で急病人が出た時の患者への接し方。

例えば、アフリカの酒場で出会ったマフィアのボスの妻への適切な処方箋。

アフリカで頑張ってる親友と同じく、医者が天職かもと思える瞬間の数々に
旅に出ることによって出会える。

あと書いておきたいのが豪華なキャストのこと。

ステラン・スカルスガルドは、エドワードという上海で一緒になった金持ちビジネスマン。
最初、飛行機でヘクターの隣の席になったときは大迷惑モード。
だけど、ペンがきっかけで、案内することに。幸せの案内人。

ペンがきっかけになった、知り合いその２がジャン・レノ。
ペンが彼との知り合いの証明となり、窮地を救ってくれる。

チベットでスカイプは便利だな。

そして、チベットで風が吹いた時の風景が
幸せを機械が計測したのと同じ美しさだったんだなー。