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moving (movies and musicals)コミュのイヴ・サンローラン

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映画YVES SAINT LAURENT
いすジャリル・レスペール

ピエール・ニネ/ イヴ・サンローラン
ギヨーム・ガリエンヌ/ ピエール・ベルジェ
シャルロット・ルボン /ヴィクトワール
ローラ・スメット/ ルル・ド・ラ・フェレーズ
マリー・ドゥ・ヴィルパン/ ベティ・カトルー
ニコライ・キンスキー/ カール・ラガーフェルド
マリアンヌ・バスレール/ ルシエンヌ・サンローラン
グザヴィエ・ラフィット
アレクサンドル・スタイガー
ミシェル・ガルシア
オリヴィエ・パジョット
アンヌ・アルヴァロ
アデリーヌ・デルミ

メモ長きにわたってモード界に君臨した20世紀を代表する天才デザイナー、イヴ・サンローランの
人生を描いた伝記ドラマ。主演はフランス期待の若手ピエール・ニネ、共演にギョーム・ガリエンヌ。
(by allcinema)

危険・警告ネタバレあり

ご本人の姿を見たことはないんだが、本人に生き写しと評判の作品。

この作品は、白いシャツを着たイヴが、机に向って何かを書いている
後ろ姿から始まる。

椅子に座った後ろ姿。彼の背中の美しさに惚れました。
リラックスしつつもすーっとまっすぐ伸びている姿勢の良さ。

そしたら、最後の場面も、最初と同じように白いシャツを着て
机に向かって何かを書いている後ろ姿から始まる。

最初より、ゆったりしたシャツを着てるけど、昔の彼の様子が
脳裏に浮かぶ。

この場面でイヴの顔は映らない。
けれども、相棒の風貌からもうかなりの年なんだろうという
ことが分かる。

波乱万丈の人生を生きて、それでも変わらない面影。
そこに、彼が命を吹き込んだ作品が持ち続けているのと同じ、
永遠の時間が流れる、・・・みたいな気分になった。

帰り道に、ぼーっと2駅先まで歩きながら、
彼にとって大切だったのは、自分の手が生み出すデザインだけ
だったのかな、なんて思った。

ふわふわと、どこにも属さずに道をふらついてると、
自分の実体を感じないでいられて、とても自由な気分になる。

彼の残した、時代を軽々と超越する、美しい作品の数々。

それに対し、自分自身は色々と面倒で、面倒をみきれなくて、
実体を伴う自分の存在自体が、重たくて。

若い頃は、真っ直ぐに伸びていた背中が、だんだん丸まって、
それに伴って品行方正さが抜け落ちていく。

彼の背中が最後にすーっと伸びてたのは、
どこか南の地に到着した日かな。

それからは、もう・・・。
それでも、魅力的であり続けたけど。

人間なんだけど、それは当然なんだけど、でも、なんだか、
人に懐かない稀有な種の野生動物みたいな存在だったなぁ。

懐いたかと思えば、ふっと消えて、心変わりして。
でも、気まぐれに愛情を向けられると、虜になってしまって。

浮気どころか他の男を愛していると告白した後に、
「でも、僕の生涯の男は君だ。」って。

どんだけ魔性の男なんだよーっ
ああ、でも、彼にはそーいう台詞がとても似合ってしまうのよ。

なんだか、彼以外にも美男美女が登場してたけど、
あまり見分けがつかなかったなぁ。

眼鏡を上げる仕草は、本人のクセだったのかな。
この仕草が気に入っていました。
インテリ、というより、どこか可愛い感じで。

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