moving （movies and musicals）コミュのおとなの恋には嘘がある

ENOUGH SAID

ニコール・ホロフセナー

ジュリア・ルイス＝ドレイファス/ エヴァ
ジェームズ・ガンドルフィーニ/ アルバート
キャサリン・キーナー/ マリアンヌ
トニ・コレットサラ
ベン・ファルコーン/ ウィル
イヴ・ヒューソン/ テス
トレイシー・フェアラウェイ/ エレン
タヴィ・ゲヴィンソン/ クロエ
アンジェラ・ジョンソン＝レイエス
エイミー・ランデッカー
ミカエラ・ワトキンス
クリス・スミス
レニー・ロフティン
ジェシカ・セント・クレア
トビー・ハス/ ピーター
キャスリーン・ローズ・パーキンス/ フラン

「セックス・アンド・マネー」のニコール・ホロフセナー監督が、娘の独り立ちが迫る
シングル・マザーに訪れた新たな恋の行方を描いたコメディ・ドラマ。人生の転換期を迎えた
中年女性の心の機微を、女性監督ならではの繊細かつリアルな眼差しでユーモラスに綴る。
（by allcinema）

新宿シネマカリテにで1000円で鑑賞。
ここには初めて入ったけど、客席はそれなりに段差があって見やすいかも。
スクリーンはちょい小さめ。でも、１と２の差はそれほどない。
（差が大きい例なら、HTC有楽町や、シネマート新宿。）
まだ新しいから小奇麗だし、企画モノが面白いので、
お気に入りの１つになりそう。

で、エンドロールに“for Jim”というメッセージがあったこの作品。
ジムっていうのは、ジェームズ・ガンドルフィーニのことでいいのかな。

これだけ太っていると確かに不健康かもな・・・。
でも、屈託のない笑顔をさらに素敵なものにするのは、
この、まるーい輪郭、だとも思うんだな。
この作品の最大の魅力は、彼の笑顔かも。

で。

どーいうハナシかと言うと。

あるパーティで知的な友人と優しい恋人両方を
一気にゲットしたと思ったら、
その2人が元夫婦だったということが発覚。
そんなとんでもない設定に苦しまされる主人公。
監督（脚本も兼任してます）はサドだね。

全体の印象はコミカルな会話劇。

2人のそれぞれの娘が美人さんだった、
あと、実娘より懐く娘の友人とか、
本物の母親登場とか、そんな親子エピソードも。

コドモ達も、おとな達もそれぞれ悩みがあって、
でも対処の仕方は世代によって違うというのも
興味深かったかな。

自分に向けられた笑顔を素直に受け入れられたら良いのに、
経験豊富なおとなとしては、昔の傷が疼いてしまうのよね。