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moving (movies and musicals)コミュの告発のとき

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映画IN THE VALLEY OF ELAH
いすふくろ本ふくろポール・ハギス


トミー・リー・ジョーンズ /ハンク・ディアフィールド
スーザン・サランドン /ジョアン・ディアフィールド
ジョナサン・タッカー /マイク・ディアフィールド

シャーリーズ・セロン /エミリー・サンダース
ジェームズ・フランコ /カーネリー大佐
フランシス・フィッシャー /エヴィ
ジョシュ・ブローリン /ブシュワルド所長
ジェイソン・パトリック /カークランダー警部補
ジェイク・マクラフリン /スペシャリスト、ゴードン・ボナー
メカッド・ブルックス /スペシャリスト、エニス・ロング
ヴィクター・ウルフ /ロバート・オーティス兵卒

メモ「クラッシュ」のポール・ハギス監督が、イラク戦争から帰還した
一人の兵士を巡る衝撃の実話を映画化したミステリー・ドラマ。
帰還後間もなく無断離隊したとの連絡を受けた父親が、息子の汚名を拭うべく
行方を捜す中で次第に浮かび上がる過酷な真実を描き出す。(by allcinema ONLINE)

チャペル完全なネタバレです。ご了承くださいませ。

叫び声が聞こえる、という作品。

主演のトミー・リー・ジョーンズは、ま、期待の範囲内。
期待が元々高いから、普通に素晴らしいんだけど。

この作品の脚本&監督はポール・ハギス。
彼の表現力って凄いと思う。
間接的な表現で、直接的に訴えてくるんだよね。

原題“IN THE VALLEY OF ELAH”は、作中の説明によると
聖書にもコーランにも載っているダビデの話からの引用。

自分の内なる恐怖に打ち勝って、
外的な恐怖=敵を倒した者の話。

多分、それが元軍人の父親の信じていた1つの理想。
だけど、内なる恐怖や外の敵などの設定自体が
ゆがんでいたら、その中にいる人間はまっすぐでいられる?

それが、この作品の主題。

息子を死に追いやったのは、父親自身、あるいは
アメリカという国、きっとそういうことなんだな。
直接的には同僚がとっさに殺してしまったとはいえ、
殺された理由・原因は他のところにある。

でも、人を殺した後、空腹を感じて、
チキンが食べられるってどういう神経なんだろ?

ま、多分、そういう神経でないと生き延びることは
できないのだろうな、戦地では。

今まで信じていた世界観が覆されるような無法地帯の戦地。
その世界のおぞましさを知らされずに、戦地に向かう若者達。
そして、その場所が懐かしくなるか、
それとも、トラウマになるか・・・。

「助けて」 がどれだけ悲痛な叫びなのか、
分かってやれなかった後悔。
そして。
・・・反対に掲げられた国旗

「どうして、彼は怪物と戦わなければならなかったの?」
という子供の問い。

「せめて、1人は残しておいて」
という母親の心情。

私は、現実と映画は、離れていないと嫌だから、
戦場に息子を送り出した母親だったとしたら、
絶対、観てないだろうな・・・。

それだけリアルな感情を表現している作品。。
実話を基にした、ということだけでなく。

そして。

じーさんでもパソコンは使いこなせるんだなぁ、
という賞賛(・・・おいw)。

コメント(4)

トミー・リーが素晴らしかったなぁと。

なるほど深い。
僕もこれを見た後にいろいろ考えてはみたのですが、なんせ広くて深い。
戦地で子供を轢いてしまう。それをカメラ(デジカメ?)で撮る。
その神経とかは、もはや戦地ではおかしくないのかもしれない。
でもこればっかりは実際戦地に行ってみないと…
んで、彼を非難することはやっぱりできない自分がいて。
彼(息子)を殺した犯人の気持ちも、ぶっちゃけ解らなくはないような気もします。
そうなるかもしれないと。
ただそこに議論の余地があるのかなぁと。
父親が犯人を前にしてもキレない。
そのへんは上手いなぁと。
随所に監督のらしさは出てたような気はします。

これは語れる映画ではありましたよね。
クローバーコズィさん
戦場がどういう所であるかということは、
私も当然行ったことはないので、イメージするしかないのですが、
普通の神経ではいられないとことだということは確かですよね・・・。

そうなると、適応するか拒否反応を起こすかどちらかで、
適応していた青年は、自分のいる場所が戦地でなくても
戦地のルール通りに行動して、結果息子を殺してしまったのかなぁ、と。

だから、この作品は息子を殺した犯人が明らかになったところで、
本当の『犯人』は彼ではないという主張をしているように思いました。
(父親の冷静な反応により、観客がそう感じるように演出したのかも。)

戦争を直接的に描写したり、頭ごなしに否定するのではなく、
戦争によって人々の心がどう蝕まれていったのかをミステリー風に
表現することで、戦争の意義を考えさせる構成が上手いなぁと
思って観てました。

あ、感想では省略してしまいましたが、シャーリーズ・セロンも
良かったですよねウインク
クローバーたぬをさん
>人を殺した後でもチキンを食べられる、それが優秀な兵士なんでしょうか?

多分、それが優秀な兵士である為の最低限の条件だと思います。
優秀な兵士である為には、任務を遂行する為の強固な精神力、
あるいは無神経さが求められるのではないかと。

善人ぶる気はないけど、自分にはとてもムリ・・・。
でも、適応できる人もいる。
そして、適応した後、元には戻れない人もいる。

戦場がいかに非人間的な場所なのかを人の心の変化を通して
描いているこの作品は凄いと思います。

息子の、そして父親の心の叫びがずっしりと心に残りました。

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