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moving (movies and musicals)コミュの大いなる陰謀

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映画LIONS FOR LAMBS
いすロバート・レッドフォード
本マシュー・マイケル・カーナハン

ロバート・レッドフォード /マレー教授
メリル・ストリープ /ジャニーン・ロス記者
トム・クルーズ /アーヴィング上院議員
マイケル・ペーニャ /アーネスト
デレク・ルーク /アリアン・フィンチ
アンドリュー・ガーフィールド /トッド・ヘイズ
ピーター・バーグ /ファルコ中佐

メモトム・クルーズ、メリル・ストリープ、そして7年ぶりにメガホンを執った
ロバート・レッドフォードのオールスター競演が実現した社会派ドラマ。
対テロ戦争の戦略を打ち出し大統領への野望を目論む政治家とその真相に迫る女性記者の
熾烈な駆け引きを中心に、無情にもその戦略に巻き込まれた人々それぞれの顛末を
重厚なタッチで描く。(by allcinema ONLINE)

さあ、政治とマスコミのお勉強という作品。

『起承転結』の『起』で終わってしまった印象の作品。
過去の優秀な学生達に関しては、結末まで見せてくれたけれどー。

監督の政治的思想が全面的に主張されている作品なので、超カタイです。
別に実話に基づく話ではないんだよね? これは。
実話でなくても、現実を描写している、ということなんだろうな。
で、監督にとっての救いは、TVニュースを見ている学生の様子?

でも。
いろいろ複雑な気分になった作品で。

ま、それはともかく。

優秀な過去学生のひとりアーネストのマイケル・ペーニャ。
「クラッシュ」の人だよね。
最近、よく活躍しているなぁ。
(「ワールド・トレード・センター」「ザ・シューター/極大射程」etc.)

現学生、かわいいなぁ。
えーと、アンドリュー・ガーフィールド。
“The Other Boleyn Girl”(←ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソン
共演の歴史もの)にも出演しているらしいっすよ。
楽しみじゃん。・・・端役かもしれないけどたらーっ(汗)

そして、メリル・ストリープ。
さすがに上手いなー。
今回はペテラン政治記者の役。
センスの感じられない服装に、少しぼさぼさの髪型に、と
「プラダを着た悪魔」の時とはしっかり別人。
上院議員の部屋に入る時に、頭をぽりぽりっとかく仕草が
いかにもって感じで感心しましたよー。

彼女の視点に一番共感できたなぁ。

反対に、当然のごとく共感できなかったのが、トム・クルーズの演じる上院議員。
お決まりの言葉で大統領立候補をほのめかして、「大スクープだろ」と言うところなんか、
背筋がぞぞぞ・・・でした。

疑問が残ったのが優秀な学生2人。
戦場に向かった彼らは、本当に戦場に行くことで何かを変えられると
本気で信じていたんだろうか?
オプションが魅力的だったということだけではないんだよね?

何もやらないよりは、何かをやるべき。
だけど、本当に出来ることって何かある?
というのが、彼らを観た印象でした。

衝撃以下、ちょっと辛口(過激?)コメント。

おまけで。

気になったのが「大いなる陰謀」という邦題。
どういう意図でこのタイトルをつけたのだろう?

原題は、“LIONS FOR LAMBS”。
作品内の会話によると、ライオンはごく普通の人々のこと
そして羊(ラム)は権力者のこと。
つまり、映画を観ている人々が世の中を動かしている力を持っている、
というのがタイトルに込められたメッセージ。

反対に、邦題の『陰謀』は何かというと戦争を起こすシステムそのもの。
上院議員が大統領選挙で票を集めるための作戦とか、閉塞的なマスコミとか、
理想を実現すべく戦場へ向かう若者の行動とか、それぞれが自分の意思で
動いているように思っているけど、実は全てが戦争を起こすシステムに
組み込まれているだけという事実。

何故戦争が起きるのか。
それは、正義のためでも平和のためでもなく、
単に儲かる産業と、権力を得る者が結びついているから。

で、その部分をあえてぼかして作品は作られているのに、
・・・どうしてこの邦題なのかな? と。

まさか、監督の意図を皮肉ってる訳ではないですよね^^;

それに、上院議員が実行する作戦が『陰謀』だなんて安易な意味では
ないですよね^^;

コメント(6)

>気になったのが「大いなる陰謀」という邦題。
どういう意図でこのタイトルをつけたのだろう?

これはかなり多くの方が指摘されてますね。おそらくは、かつてロバート・レッドフォードが出演していた「大統領の陰謀」から文字を取っただけなのかも・・・(彼の出演作には「大いなる勇者」なんてのもあります・・・)

それぞれの話の関係性が見た目は希薄ながら、現実には戦地に向かう人間がいる・・・というのも意図したものなのでしょうが、最後まで私の頭の中では理屈ではわかっても、結びつきをもって観ることができませんでした。
クローバージョルジュ・トーニオさん
邦題、どう解釈しても監督の意図を外しているように思えますよね。
そっか、過去の作品をもじってつけたのかもしれない!
(↑これは思い浮かびませんでした。)
まさか自身の過去の作品がこのような形で使われるとは
思ってもいないでしょうね^^;

大人の事情で身動きのとれないマスコミ関係者、
間違った方向に動いてしまう若者、
選挙資金の取引が裏であっただろう政治家、
全ての影に潜むのは『戦争屋』なんだろうと思います。

でも、監督はその部分には目をつぶりたかったみたいなので、
結びつきをもって観ることができなかったのかも。

・・・なんて、知ったかぶりで書いてますあせあせ
pyonさんのおっしゃる通り、「起承転結」の「起」みたいな感じでしたよね。
とりあえず問題提起は出しましたみたいな。
監督の政治的思想は汲み取れても、結局どうしたいのかはあまりハッキリせず、逆に戦地に行くのは愚かだぐらいにも感じられ…
と言いながらいろいろ考えさせられはしました。
メリル・ストリープが出した答えは今のアメリカを象徴してるんだろうなぁとか。
ラストは捉えようによってはかすかな希望みたいのもあるのかなぁとか。
トム・クルーズ演じる上院議員も決して大袈裟ではないのだろうし。
ただ戦地に行った二人の気持ちは確かにちょっと理解しづらかったなぁ。

んであの邦題はダメですよねー
クローバーコズィさん
ですよねー。もっとストーリーが展開するのかと思っていたので、
「あれれ?」という感じでした。
そのせいか、90分ちょっとの作品とは思えないくらい長く感じました。

戦地に行った2人は、あーいう結果になってしまいましたが、
とても穿った見方をすれば、戦場に行ったという実績は政治家として
大きなポイント稼ぎになるようなので、もしかすると、
『帰国→奨学金で大学卒業→アメリカンドリーム的に将来は大物政治家』
なんて道が開かれていたかもしれないんですよね。
・・・あの2人がそんな考えで行ったとは考えにくいですが。

邦題は、うん、「陰謀」がテーマではないですものね^^;
クローバーフラワーズさん
お久しぶりです!
邦題は、全部が悪いとは言いませんが、原題よりたいてい説明的で
情緒的ですよね。(でもって、この作品の邦題は意味不明^^;)

この作品のメッセージは、まさにフラワーズさんの言う通り
「若者よもっとモーションを起こせ!」だと思います。
ついでに若者以外をやんわりと批判している感じ、かなぁ。

まっすぐで素晴らしいメッセージだと思いますが、
これを観た米国の若者がどれくらい共感したのかなぁ?
・・・とも思います^^;

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