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小児科ナースコミュの虐待の可能性のある子どもさんについて

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トピックを立てさせて頂きます。看護師歴(小児科勤務)4年目のナースマン、かめBです。
これは、僕が今遭遇しているケースです。
僕は今、亜急性硬膜下血腫で入院した子どもさん(幼児)を担当しています。
その子どもさんは、顔から陰部に至るまで、全身に痛々しい傷とアザがあります。それは両親が言うような、“兄弟喧嘩”や“いたずら”で出来たものとは到底思えない程の凄惨なものです。虐待の可能性があるとして、すでに警察も介入しています。
治療が最優先ということで、シビアなICが行われ、今は両親の付き添いは許可されていません(面会は可)。現在、リカバリー室にて保存的加療が行われています。
“痛い”、“ママ…ママ。”と泣き続ける子どもさんに対して、自分は対症療法と、ただ傍に付き添い、あやす事しか出来ませんでした。それは看護師として当然の対応だったと思いますが、正直言うと、マニュアル通りの事しか出来ない自分にやりきれない思いでいっぱいでした。見守る事しか出来ない自分が歯痒かったです。
病棟科長と主治医とも話しましたが、虐待については警察が介入しているため、我々ではどうしようもないとのことでした。

まとまりのない文章で申し訳ありません。
僕と同じようなケースに当たった事のある方はいらっしゃいますでしょうか?
もしいらっしゃったら、是非、思いや意見、自分の考えなどお聞かせ下さい。
よろしくお願い致します。

コメント(11)

はじめまして。
かめBさんがお子さんに対してしっかりと関わっている様子が伺え、
お子さんを思って苦しんでいることが伝わってきました。

私の働いている職場は付属で乳児院を持っているため、
虐待を受けたお子さんも来ますし、かめBさんのようなケースも
多くはないですがいらっしゃいます。

ただそばにいること、あやすこと、命を守ること、これ以上に
病棟の看護師にできることがあるでしょうか。
そばにいて子どもの反応に精一杯、対応してあげることは
どんなマニュアルにもない気持ちの入ったケアだと思います。
かめBさんは「マニュアル」以上に何をしたかったのでしょう。
親という絶対の存在から裏切られ、子どもの心には深い傷が残ります。
人を信じられなくなるかもしれません。
でも、そのお子さんが泣いたとき、かめBさんがそばにいてくれた。
親以外でも誰かがお子さんを見ているということを
お子さんが感じることができれば今の段階ではそれでいいのでは、と
思います。

子どもをひどい状況に陥れた親に対して憤る気持ちもよくわかります。
でも、その親はその子どもにとってやはり唯一の親なのです。
子どもは親を許すでしょう。
目の前のお子さんにいいケアを、今、かめBさんが行っているケアを
続けていってくださいね。
お子さんを大切に思う気持ち、きっと伝わっていますよ。
なんざるさん→コメントを書いて頂いて、ありがとうございます。
今の自分に出来る事をこれからも行い、しっかりと関わりを持っていきたいと思います。
「マニュアル」以上に何をしたかったのか、それは分からないというのが正直な所です。憤りの気持ちやジレンマが、今以上の“何か”を求めてしまったのかもしれません。
うめさん→コメントを書いて頂いてありがとうございます。
確かに看護師は親代わりにはなれませんが、ケアを通して伝わるものは僕もあると思います。微力ではありますが、明日からも子どもさんの気持ちに寄りそった看護を行っていきたいと思います。
小児科勤務3年目の看護師です。
元々、虐待に興味があり、ここ最近は虐待関連の院外学習などに行っています。
アタシが働き始めてから、数例ですが虐待疑いで入院された子供タチを見ました。警察や児相が既に関与していたり、していなかったりとケースは様々でしたが、遣り切れない気持ちになりますね。
入院当初は、泣き叫んでいた子も段々医療者に慣れ笑うようになったものの親御さんが来ると泣きわめく子、物のよぅにベッドに投げる親も居ました。
虐待を止めてほしい、けれど医療者として確信づけなしに介入していくわけにもいかない現実がありますよね。傷や扱いを見てるのに、虐待については変に触れれない、何かしたい!アタシも葛藤すること多々あります。
医療者としての限界が歯痒いですね。
ミナミさん→コメントを書いて頂いて、ありがとうございます。
ミナミさんがおっしゃっている“医療者の限界”を、僕も感じました。目の前で起こっている現実と、自分にはどうすることも出来ない現実の狭間で葛藤していますが、その現実ときちんと向き合う事から始めていきたいと思います。
私の病棟にも虐待で下肢の骨折をした子が入院してきました。入院時は虐待疑いだったので、まだお母さんが付き添いをしていました。しかし、点滴を抜針したり、牽引中で動けない患児の顔におもちゃを落としたりと、同室者の付き添いからの証言で児童相談所もかかわり、付き添い禁止になりました。かわりに家政婦が付くようになりました。母がいなくなったことに患児も気付き、「ママはママはいつ帰ってくるの」とママを求めてました。やっぱり、側にいてあやすくらいしか私にはできませんでしたが…
どんなに虐待されても患児にとっては大好きなママなんだなぁってすごく感じました考えてる顔
みにぃちゃんさん→コメントを書いて頂いて、ありがとうございます。
どんな親であっても、子どもさんにとっては親であることに変わりないですからね。何かの文献で、“親と共に過ごす事は子どもの最善の利益であり、守られるべきものである”というのを読んだ事があります。残念ながら、僕やみにぃちゃんさんのケースでは、共に過ごす事によって子どもさんの生命が危ぶまれてしまうので、それもまた悲しい現実ですね。
コメントを書いて下さった皆さん、貴重なご意見をありがとうございます。
現在、僕の担当している子どもさんは点滴も抜針となり、安静度もフリーとなりました。だいぶ食事も摂れるようになり、一人で遊んだり、少しずつ発語や笑顔も見られるようになってきました。ただ、親を恋しがる素振りや言動はないです。憶測ですが、両親に対して子どもさんなりに思っている事や感じている事があるんだと思います。
来週のCTの結果で、退院の予定を立てる事になりました。
今日分かった事ですが、担当している子どもさんの両親の事情聴取によって、お姉ちゃんが警察に保護され、法的措置という形で児童保護施設に入所したそうです。その為か、両親の面会は入院後一度もありません。
担当している子どもさんも、児童相談所との連携によって、退院後はお姉ちゃんと同じく児童保護施設に入所する方向になったそうです。
個人的な思いですが、最も愛されるべき両親と引き離す事が、子どもさんの生命を守るためというのは、何だか切ないですね。僕は、ある家庭の事情から母子家庭で育ったので、何となく分かるような気がします。
 遅くなりましたが、書かせてください

皆様の、いろいろな考えや、立ち番おいて精一杯取り組まれている姿勢に、勉強になります。

 過去において、実際にプライマリーではなく事例に関わったのは2件あります。
 私の、「心と体に傷を負ったこども」と関わるときに学んだ文献にはこのような、内容が書かれていました。文献を探したのですが、スグに出てこなかったのでニュアンスですが、

「生まれて本来なら、愛情を無条件に受けられる親からの、愛情をうけとれなかった子供、しかし、代わりとなる誰かが その子に一瞬でも愛情を注げば、
それを糧にして子供は生きていける」

 かめBさんの、関わりが将来 そのお子さんの生きていく力になるんではないかと思います。  がんばってください。

:文献は 日総研 「こどもケア」 
     市村 光太郎 「虐待児へのアプローチ」
     チャイルドヘルスケアの特集の時だと思うのですが・・ 
 
あすかぶーさん→コメントを書いて頂いて、ありがとうございます。
医療者は親代わりにはなれませんが、僕らの関わりが将来その子の何らかの生きる糧になれば、医療者としてこれほど嬉しい事はないですね。
文献の情報ありがとうございます。また探してみますね。

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