ROBINHO - Robson de Souza -コミュのトレード

サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーFC所属のFWディディエ・ドログバ（30）と同マンチェスター・シティーFC所属のFWロビーニョ（25）が交換トレードされる…？　驚くようなニュースを英紙サン（電子版）が伝えている。

マンチェスター・シティーはイタリア・セリエA、ACミラン所属のブラジル代表MFカカの獲得に失敗したばかり。さらにプレミアリーグ、ブラックバーン・ローバーズFCのFWロケ・サンタ・クルスの獲得交渉も難航しており、新たな選択肢としてドログバに白羽の矢が立ったようだ。

3月で31歳になるドログバ。チェルシーではここ数試合、招集メンバーからも外されており、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督が既に戦力外と考えているとの見方もある。
　
一方、スコラーリ監督はロビーニョを以前から高く評価。2008年夏にも獲得を試みており、今回マンチェスター・シティーがドログバ獲得を実際に申し出た場合、交換条件としてロビーニョの移籍を提示する可能性が高いと見られる。

ドログバの移籍金は 1500万ポンド（約18億6000万円）前後、チェルシー側の予算も同額程度とされている。しかしマンチェスター・シティーがロビーニョ獲得のために費やした移籍金額は3275万ポンド（昨年9月の換算レートで約63億円）。そこでチェルシーはロビーニョとの交換選手として、ドログバ以外にDFアレックス、FWサロモン・カルー、MFフローラン・マルダなど数人を提示する可能性があるとの情報もある。

また今シーズン初めはリーガ・エスパニョーラ、レアル・マドリーCFに在籍し、スペインスーパーカップに1試合出場しているロビーニョ。国際サッカー連盟（FIFA）は選手が1シーズン中に3クラブ以上でプレーすることを禁じているため、今冬の再移籍が認められない可能性もあるという。

カカ獲得をめぐり、メディアを大いににぎわせたマンチェスター・シティー。冬の移籍市場が終了するまで、まだまだ話題を提供してくれそうだ。