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ROBINHO - Robson de Souza -コミュの57年ぶりに

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レアル・マドリーはナスティックを倒したものの、またもや納得のいく試合内容ではなかった。57年ぶりに1部に返り咲いたナスティック。ファンの中には1部に上がった時からこの試合を待ち望んでいた人もいただろう。しかしそんな彼らの期待を裏切るように、試合は退屈そのものだった。そしてR・マドリーは効率のよさだけで勝利を手にしている。

カペッロ監督のお好みは派手さより剛健さだ。この日もエメルソンとディアラのダブルボランチはロボットのように働き続けた。それでも前半、中盤を支配していたのはナスティック。R・マドリーはモチベーションもなく、1本のシュートも打てず、まるでヘタフェ戦を髣髴とさせる散々の出来で、ナスティックに圧倒されていた。グティとロビーニョの創造性もなりを潜め、ファン・ニステルローイとラウルに至っては存在感など皆無だった。

そして28分、カンナバロのエリア内でのファールでナスティックにPKが与えられる。このプレーは退場に値するものだったが、主審はイエローカードに留めた。そしてPKはブアデスが冷静に沈めて先制。さらにその数分後、再びマククラに対するカンナバロのファウルがあったが、こちらも審判に見逃される。その後も90分を通して、主審はR・マドリーの選手たちに対する2枚目のイエローカードを徹底的に見逃し続けた。

内容でもスコアでも勝っていたナスティックに対して、R・マドリーは反撃の糸口をつかめなかった。カルデロン会長は試合前、この試合は楽勝だと豪語していたが、現実はそう甘くはない。バルセロナに勝ったことで、R・マドリーに生まれた自信は過剰に成長しているようだ。

しかし前半終了直前、R・マドリーの選手たちがカペッロ監督の叱責を覚悟していたころ、ロベルト・カルロスがフリーキックで同点弾を決める。さらに後半が始まって間もなく、コーナーキックからエルゲラが頭で合わせて、R・マドリーが一気に逆転してしまう。

このゴールはナスティックにとって痛恨の一発だった。そしてルイス・セサル監督は温存していた戦力を一気に投入するが、これが返ってナスティックの攻撃力を下げ、R・マドリーに力を与えてしまう。そしてカペッロ監督はグティを下げてレジェスを投入。グティがいなくなったことでR・マドリーは中盤でのプレーを捨てたが、おそらくカペッロ監督の頭には勝ち点3を獲ることしかなかっただろう。

そして85分になって、ようやくR・マドリーがチームプレーを見せた。1分近くにも及ぶパス回しの末、ロビーニョが3点目となるゴール。それでもカペッロ監督は、試合のたびに選手たちに気合を入れなおすよう、檄を飛ばす必要があるだろう。

<ジムナスティック>
ルベン、ルス、カセレス、ジェラ、ミンゴ、ブアデス、フアン(→メリノ・53分)、クエジャル、ピニージャ、ジウ(→カンパーノ・68分)、マククラ(→イスマエル・71分)

<レアル・マドリー>
カシージャス、セルヒオ・ラモス、カンナバロ、エルゲラ、ロベルト・カルロス、エメルソン、ディアラ、ラウル、グティ(→レジェス・73分)、ロビーニョ、ファン・ニステルローイ

<得点>
1−0 29分 ブアデス(ナスティック) PK
1−1 43分 ロベルト・カルロス(R・マドリー)
1−2 49分 エルゲラ(R・マドリー)
1−3 85分 ロビーニョ(R・マドリー)

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