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★スターホール★コミュの最終投影の記録

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スターホールの最終日の様子を書かれてる記事が
なかなか見当たらないようなので
自分なりの最終投影観賞記をまとめて見ました。
2000文字を超えてしまい
トピのコメントには入らなくなってしまいましたので
新規にトピックを作らせて頂きました。

稚拙な文ですが最終日の様子を感じて頂けたら幸いです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

2008年、3月31日 月曜日 (雨)
この日は会社を休み、町田へ出掛けました。
降りしきる雨の中、
朝8時前に東急町田ツインズに到着。
既に1階正面入り口には折りたたみ椅子に座った男性が一人。

雨も降っていたので喫茶店で時間を潰し
開店30分前には入り口へ移動。
エレベーターは混雑が予想されたので
別の入り口から入り、エスカレーターで駆け上がることにしました。
そして10時。別のグループの数人と
一気に店内へなだれ込む。
ここで痛恨のルートミス。出遅れました・・・。
結局エスカレーターで追いつき、後に続いて屋上階へ。
既にエレベーターは到着しており、最後尾に並びました。
50人ほど前に並んでます。
日頃の運動不足で動悸が・・・・ぜぇぜぇ・・・

最終日は休日スケジュールで、6回の投影。
用事があったので初回を泣く泣く諦め、
12時15分からの全回のチケットを購入できました。
しかも先着で素敵なポスターを頂きました。
「星のまたたく、百貨店。」
28年前、東急町田店がオープンした時のキャッチコピーです。
なかなか粋なポスターのプレゼントに感激。

メインプログラム3回とファミリーアワー、そして星空ミュージックアワー。
5回連続で観賞です。

まずは解説員Fさんのメインプログラム。
このプログラムのために作曲された曲に乗せ
東急デパート前からの景色が星空に変わってゆく・・。
何度見てもこの導入は感動的。

投影機を一番感じられる右真横の席に腰掛け、
暗闇の中、極僅かなモーターの音を発しながら
いつもと変わらず粛々と動く投影機を見ていると
自然に涙が目じりから溢れ耳元へ流れ落ちてゆく。

プラネタリウムで涙すると
その滴は頬を伝うのでは無いんですね・・・。

最後だというのにとても落ち着いた解説でプログラムは進んでゆく。
そして最後、プログラムの終わりを告げた直後
「なんだか 気持ちが・・いっぱいになっちゃって・・・」
言葉につまるFさんを見てまた涙が・・・・
満場の拍手がおこり、この回の投影は終了しました。


13時30分からYさんによる「ファミリーアワー」。
ファミリーアワーでは子供たちの元気な声と一緒に
大人げも無く「やじるしくーん!」、と大声を出す。
そして町の明かりを消す魔法の掛け声「ぱっちん!!」。
この連帯感。ファミリーアワーならではの光景です。
Yさんの抜群な語りかけ調に応える
無邪気な子供たち。彼等が一番ここの星空を楽しんでるのだと思えます。
解説より先に大声で(間違った)答えを言う子供たちに思わず微笑む。
最後のプログラムらしく大暴れなやじるし君。
その暴れっぷりに子供達からおこる大歓声。
終始元気いっぱいな雰囲気の中、子供たちの元気な挨拶をもって
Yさんによる最後のファミリーアワーは終わりました。


14時45分からはUさんのメインプログラム。
彼女はワタシがこの館に通い始めてから
ずっとファンだった方。
ファミリーアワーでの子供たちに囁きかけるような、優しい口調が素敵なのです。
投影前の準備で忙しそうな彼女に
頑張ってくださいとだけ伝えたところ
笑顔で返していただきました。
投影が始まり、優しい声が館内に行き渡ります。
あぁ、ここで彼女の解説を聞けるのも最後なんだ
と思うと、また目尻から耳へ流れるものが・・・。
Uさんの最後のプログラムが終わり、
場内が明るくなる。
いいオッサンが涙でクシャクシャになってるのは
見苦しい事この上ないので
慌てて通常の顔を取り繕う。
解説台へ挨拶にうかがうと、とても晴れやかな顔で応対して頂きました。
淑々と、最後までやり終えた
そんな達成感に満ちたような良い顔をしてらっしゃいました。

毎回、投影が終わって、またすぐ
次のプログラムを見る。そんな感じで
ほとんど出たり入ったり状態。


そしてNさんの一般投影が始まります。
Nさんは凄く落ち着いた丁寧な喋り口調で、
聞いててとても安心感のある、そんな解説です。
若干隣の座席の方が落ち着かず、
カサカサ、コソコソ、フ〜!等々、
ちょっと気になる。
静かな場所では些細な音でも気になってしまうものです。
よっぽど注意しようかと思いましたが
せっかくの最終日に揉めたりしたくないので
方耳にティッシュを丸めた耳栓をして
やり過ごすことに。
結構調子良く雑音だけ防いでくれ
プログラムに集中する事が出来ました。
Nさんの解説は、本当にわかり易く、
しかも全ての世代に通用する、
いつも通りの素晴らしい解説でした。
解説員の皆さんがそうなのですが
本当にいつも通りの解説をしていただき
また4月からもここ屋上に来れば
いつでも満点の星空と共に笑顔で迎えてくれる、
そんなふうに思えるいつも通りのスターホールでいてくれた事が、何よりも嬉しかったです。


そして17時30過ぎ
ゲームコーナーが撤去されて久しいエレベーター前エントランスに
雨上がりの夕日が長い影を映す頃、

いよいよスターホールとして最後の、本当に最後のプログラム
Kさんによる「星空ミュージックアワー」が
始まりました。

座席は一席の空きもない満席。
スタッフの方達もパイプ椅子に座り
最後の投影を迎えます。

投影が始まる前に解説台のKさんに挨拶をする。
地域の「スターホール28年の歴史と役割」
という市民学習講座に参加した際に
講師として招かれていたKさんと支配人さん。
その時色々話をさせて頂き、顔を覚えてもらっていたのですっかり親しく接して頂きました。
一通り写真を撮り、お気に入りの座席に着座。

定刻を少しオーバーし、
最後のプログラムは始まりました。
満席の一人一人、それぞれの想いと思い出を乗せ、スターホール最後の夕日が暮れてゆく。
スターホール28年間の歴史と
星空ミュージックアワーの歴史が紹介され、
「星空レコードアワーの頃を知ってる方はいらっしゃいますか?」
との問いかけに数名の手が上がった。
凄い長く通ってらっしゃる方もいるんだなぁと
若干数年のスターホール歴しかない私はうらやましく思いました。
こんな素敵な館に四半世紀も通われたのですから・・・。

最終投影。感傷に浸る暇はない。
最後になるここの星空を追うことに夢中で
どんどん夜が更けてゆく。
ここで覚えた星座や知ってる天体を目に焼き付けるつもりで必至に目を凝らす。
通い始めた頃には殆ど解らなかった星並びが、多少ではあるが確実に解るものが増えていた。

最後印象的だったのは、南半球の星空。
ワタシが子供連れでスターホールに通い始めて約2年。
ファミリーアワーの鑑賞が殆どだったので、なかなか南半球の投影は見る機会がなかったのです。
いつもの西に沈む星空と逆、東に沈む星空に不思議な感覚を覚えながら
大マゼラン、小マゼラン、そして南十字星・・
町田の星空では決して見ることの出来ない天体の数々。
最後に見れて本当に良かった。
町田で南半球の星空が見れる場所はもう無くなってしまうのですから・・。

季節の星座紹介を折混ぜ
スタッフの方々が選んだBGMに乗せた最後の投影は
ビートルズの「The Long And Winding Road」で朝を迎え、

スターホールの星空は永遠に明けたのでした。


スターホールのプログラム、最後の言葉は


「星空が 皆さんにとって、いつまでも身近なものでありますように・・・・。」



プログラムの終了を告げるアナウンスがあると
会場からは割れんばかりの拍手喝采が起こった。
拍手はしばらく続き、皆感謝の気持ちでいっぱいの様子でした。中には涙を浮かべる人も。(自分もです)

最後に支配人から挨拶があると伝えられ、
時間が少し押してるので、都合があって退席される方はここでどうぞ・・、とアナウンスが入る。
最後まで細かい気遣いが素敵です。
しかし、だれも席を立ちませんでした。
最後のひとときまで立ち合いたい・・
皆がそんな気持ちだったと思います。

支配人さんが壇上に上がると
客席の全員が一斉にリクライニングチェアから身を起こしたのです。
全員の背筋がピンと伸びている。
その光景は目に焼きつくほどに揃っていました。
館内にいる全員の気持ちが一つになったかのよう。
最高の一瞬でした。
その光景は今でも鮮明に記憶に残っています。

支配人様から、
「スタッフが主役になる事の無い様、最後まで淑々と業務を遂行しようと心掛けてきました。急に挨拶する事になり驚いております。
でも最後に一言だけ言わせてください。28年間、本当にありがとうございました!!」

会場からは割れんばかりの喝采が響き渡りました。
だれもがリクライニングチェアに腰かけて過ごすこのホールでのひととき、
この空間を惜しむ気持ち、そして感謝の気持ちでホールは包まれていました。

スタッフの方々が出入り口に並び最後のお客様たちを見送ります。

ドーム内では全投影を終えた投影機が
冷却ファンを、まるで満ち足りた安堵のため息をつくかのように静かに唸らせ
別れを惜しむ観客とスタッフ達を見守ります。

名残惜しく、どうしても最後の最後まで
ドームを出れませんでした。

そういった方々が数名、時間ギリギリまで残っておりました。

エレベーターの稼働終了時刻が迫り
名残惜しみながらも一人、また一人と
ホールを去って行きます。
そして自分も・・・。

エレベーターの扉が閉まるまでスタッフの方達に見送りして頂きました。

東急ツインズ前の広場に降り立つと
そこにはメインプログラム導入時と同じ雑踏が。

これからはここの雑踏、横断歩道の警報音、
「キンコーン、キンコーン」を聴くたびに
このビルにスターホールという素敵な星空があった事を
思い出すのでしょう。

スターホール、素敵な時間をありがとう。


(記憶で書きましたので一部実際の言葉と違うかも知れません。ご了承下さい)


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

最終日から3ヵ月以上。
今こうして書いていても
最終日の光景は鮮明に甦ります。
それだけ心にスターホールが強く生き続けてるのだと思います。

スターホールから貰った星への想い、子供と共に同じ星を見上げた時間。
その全てを大切に、
再び町田にプラネタリウムという文化が戻ってくる日が実現するよう
願い、活動していきたいと思います。

最後に
現在東急ツインズ屋上は「改装中」となっており
屋上へは一切立ち入る事が出来ません。
図書館方面からは屋上のドームが見えるところがあるのですが・・・。



いつかまた、この地の子供たちが
プラネタリウムと身近に親しめる、そんな町田市になる事を願って。


長文失礼致しました。


コメント(6)

メインプログラム「さようなら スターホール」の音楽の入った高橋全さんのCDは、落ち込んだ時などに、時々引っ張り出しては聴き入っています。DVDの方は、配達された時に何回か繰り返し見た後、しばらく見ないでそっとしておりましたが、うぃさんの「最終投影の記録」のおかげで再び見たいという気持ちが強まりました。スターホールは私の心の中にも、しっかり生き続けて、元気づけてくれています。これからも、ずっと。
>そらさん
自分も高橋全さんのCDはよく聴きます。
DVDは雑踏のSEが入ってるので
また違った感じなんですよね。

DVDはたまに見ます。
そっとしまっておく派と観賞派がいるようですね。(^^
自分は観賞派です。
そんなにしょっちゅうは見ないんですが
ふと恋しくなる時がありまして。

記事を書きながら、当日の写真などを眺めてると、
まるで昨日のように最終日を思い出しました。
この歳になってこれだけ鮮明に覚えてることに
自分自身びっくりしております。

最終日もそうですが、夏の改装以前の光景も思い出します。

エレベーターの扉が開くと賑やかなゲーム音が響き、
窓際に設けられたすべり台ではしゃぐ子供たち。
そしてその姿を目を細めて見守る親やおじいちゃん、おばあちゃん。
屋上に出てベンチに座ると足元に寄ってくる鳩たち。
年季の入ったパンダの乗り物。

なにもかもが懐かしいです。






記事中に不備がありましたので
管理人様に修正いただきました。
大変ご迷惑をおかけしました。m(ーー)m
〉うぃ様
素敵な最終投影の記録・記憶の書き込みを読ませていただいて、ほっこりしております☆
私も東急の近くにいく度に、ここにプラネタリウムがあったんだよexclamation ×2と色んな人に言いたくなります。
今日もキレイな月が見えてます。今週はペルセウス流星群ですね。
スターホールがあったら、屋上できっと皆さんとお話できたんだろうな〜、なんてふと思ってしまいました(o^^o)
>ピーターマンさま
どうもです〜(^ー^ )
なんだかコメント頂けると嬉しいですね。
まだスターホールの繋がりは続いてるんだ、って感じます。

今週のペルセウス流星群は子供と見に行く予定です。
相模原の方に光害の少ない暗い空があるんですよ〜。
ホントはスターホールで予習してから行きたいところなのですが。(^-^)
晴れると良いですね。

そうなんですね〜☆☆
親子さんでゆっくり星を見るって、いいですね〜ヾ(^▽^)ノ
ほんと、晴れるといいですね!!!

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