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自己満足詩★自己満足小説コミュのうっさりうささんの作品

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遅くなって申し訳ありませんでした★うささんの日記よろしかったらこちらにお書き下さい★★

コメント(5)

「ある日の夢」


彼は不思議な人でした。

私たちはバイクに乗り、夜の山を走っていました。
夜の山で、しかも雨が降っていたせいでしょうか、
もう私はほとんど、現実から逃げられたような気分になれたのです。
バイクを降りて、二人ともびしょびしょで、とても寒くて、とても静かで、
世の中から二人だけ切り取られたようでした。
少なくとも今思い起こすと、あの時私たちはこの世で二人だけだったと、
私はそう思うのです。

「寒いけど、だいじょうぶか?」
バイクに乗りながら彼が大きな声で言いました。
「うん。すごく楽しいよ!」
私は冷たい雨も夜の闇も、すべて最高に楽しかったのです。
「・・・うれしいこと言うなあ、オマエ。」
その声が本当にうれしそうで、私はとてもうれしかったのを覚えています。
後から聞くと、このとき私が本当に楽しそうに言ったので、彼は感動したと言ってくれました。

山を降りると、家があり、街灯があり、コンビニがあり、夜でも街はいつものように明るい街でした。

「家まで送ろうか。」
「んーん、いいよ。」
「そうか。・・じゃあな。」

一人で家に帰ると、夢は完全に覚めてしまいました。
彼が夢。
彼こそが、夢だったのです。
もう一度彼に会うことができたら、今度はちゃんと言おう。
あなたともっと一緒にいたい。
一秒でも長く、私はあなたと一緒にいたいのです、と。

たとえそれが、いつかは覚めるはかない夢だとしても。
「夢の続き」


「オマエはほんとに似てるな。」
と彼は言いました。
「何が?」
「俺と。心の動きが。」
・ ・・うれしい。

「どうしよう。私、あなたにめちゃめちゃ会いたい。今会いたい。」
そう言うと、彼は会いに来てくれました。すぐに。バイクに乗って。

あの日の夢には、続きがあったのです。

オマエというのは、彼の口癖でした。
彼はそれを必ずカタカナで発音して、私はそれを、とても心地いいと思いました。

私は彼の声と口調が好きです。
決して品のよい口調ではないのに、彼の言葉はすっと私の心に心地よく入ってくるのです。

「オマエって、今にも死んでしまいそうやな。」
「うん。そうでしょ。」
「死んだらあかんで。寂しいやん。」

横になって、ぽつりぽつり、話をしました。
ゆるゆると流れる時間は、とても密度が高く感じました。

「あなたを大好きな人は、いっぱいいるの?」
「ああ。男女問わず、いっぱいいるよ。」
・・私が感じているこの空気を、たくさんの人が感じているんだな。
ちょっと、悔しい。
「でもな、俺は、・・足らんねん。なんか、信じられへんねん。好きだって言われても、なんか、愛が足らんねん。」
ふうん。じゃあ、そうなんだろうね。あなたがそう言うのなら、そうなんだね。あなたはもっと、愛されなきゃいけないんだね。

彼はほんの少しの間、眠りに落ちたようでした。
私は、彼の顔をずっと見ていました。
彼は目を開けて私に気づくと、
「大好き。」
とつぶやきました。無意識に。
「うん。私も。」
そして、私たちは性欲の入らないkissをしました。
夢よ覚めないで。お願い。

「あなたは私にとって、現実ではないよ。」
私はなにかたまらなくなって、そう言いました。
「それはいい意味にも取れるけど、悪い意味にも・・取れるな。」
「うん。なんかね、・・・んん」
彼は私の口をふさぎました。右手で。
「それ以上聞きたくない。・・これは・・・・・卑怯か?」
私はなぜか心臓を触れられたような衝撃をうけて、彼の顔をじっとみつめました。
10秒くらい、だったでしょうか。
彼はとても、真剣な目をしていました。
「じゃ、言わない。」 
夢はすぐに覚める。
そのはかなさを、口にしようとしました。
そんなこと、とっくに、承知の上なのにね。お互いにね。
それでも今は一緒にいる。こんなに近くにいる。
それでいいんだ。

「・・これは・・・・・卑怯か?」
うん。
卑怯だ。
ずるい。
ずるいよ。
あなたは魅力的すぎるよ。
耳から離れないのです。
その言葉が、ずっと。

彼の声が好きです。
彼の口調が好きです。
間の取り方が好きです。
真剣な目と、あたたかい手と、タバコを吸っている姿が好きです。

「俺はオマエに出発しろとか、そういうことは言わんからな。時間がきたら、オマエが勝手に、行けよ。」

うん。
ああ、もう、行かなくちゃ。
もう少し。
一秒でも長く。
覚めたくない。
覚めたくない。

・・それでも、この夢は、現実じゃない。
「夢の終わり」


とても甘い夢を見ました。
これ以上依存してしまう前に、彼に焦がれるのはやめてしまおう。
この夢にどっぷりつかる勇気は、私にはありません。
現実から逃げたいといいながら、捨てる勇気は、私にはないのです。

全く私は予想通りの過ちを犯しました。
彼が私の心を侵食するのは、分かっていたのです。
彼と現実は両立しないことも、私が現実を選ぶことも、
そして自分が苦しみ傷つくことすら、
すべては、予想していたことだったのです。

私は狂おしく彼を愛しました。
それはとても甘い夢でした。
美しく激しく透明な文章を書きたい。


夜の闇は真実を照らす。

欲望も狂気も、全部見せてやる。

とても残酷な気分だよ。

血に飢えた獣のように、無差別な破壊をしたいね。

ただ私の中に

「助けて助けて」

って怯えている小さな女の子がいるから

怖くないように君を真っ先に壊してあげよう。

目をつたう涙は、君のせいか?

私の中に残ったほんの少しの美しい部分を

汚し侵食していく快感。

もっと狂うがいい。

倫理を犯すことに罪悪感など感じる必要はないさ。

死を願いながら実は、すべてを蹴落として自分が頂点に立ちたいんだろう?

自分の邪悪さを認めろよ。

確信的に悪を受け入れよ!

強くなれ。



私の心と体は、私が支配する。

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