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飲食店独立開業で成功する正攻法コミュの★シリーズ第2回 『私、お店を開きます!目黒−相談編』

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お待たせしました。

今回重要なターニングポイントになりますので、ちょっと長めです。

最初に店長M氏にお会いしたのは3月初旬の、とある喫茶店でした。

店長M氏「実は4月初旬にオープン予定でお店の内装設計を、某工務店に出しているのですが、見積もりが合わずに困っているんですあせあせ(飛び散る汗)

tuttizm(以下t)「(!!見積もりも大変だけど、あと1カ月でオープンげっそり…)あの〜まずは用意できる工事資金がいくらかと、開店が4月でなければならないか、そこからお話を伺わせて下さい。」

この会話から全てが始まりました。。。

もちろん店長さんも必死ですし、最初は当然皆さんもそうだと思いますが、内装工事のことなんてよく知らないはずです。

とにかく、危機的状況であることを伝えるため、以下の説明を行いました。

t:「4月初旬にオープンするには、今はかくかくしかじかな状態じゃないと厳しいですよ冷や汗

t:「工事資金と実際の工事見積もりがダブルスコアくらい離れているので、思い切った内装変更のアイデアを出す必要がありますね」

この時出ていた内装工事の見積もり(A社作成)は、ものすごく高い金額というわけではありませんでした。しかしながら予算は限られている。

まずは「減額案の作成!」が急務です。当然A社も努力して減額案を作っているようでしたが、とても減額案になっていません。(ここで詳細が書けずに残念です。。。)

じゃあどうしたら良いのか。

思い切った減額案を私の方で作成しました。
なるべく居抜きの内装に手をかけずに、いかに改装を行うか。

もちろん店長M氏にはこの時点で喜んでいただけましたが、実際にこの金額で工事できる施工業者と現場管理できる信頼のおける設計者が必要です。

この金額で設計をし直してくれる設計者と、この金額でクオリティを下げずに工事を請け負ってくれる施工者(A社以外)を同時に手配し、まずは金額面でのトラブルをクリアしました。(こんな簡単な話ではないのですが。。。)

それでもさすがに4月初旬のオープンは間に合わず。。。現地調査からの実施設計、解体工事、内装施工。安全なスケジュールを提示させていただき、取り急ぎオープンは5月初旬に照準を合わせ直させていただきました。

店長M氏もここにご理解をいただけたのが助かりましたわーい(嬉しい顔)

ぴかぴか(新しい)今回の「ここがポイント!」

→予定の予算で納まらない工事会社・工務店にはこだわらない。いつまでたっても見積もり変更案が出てこず、オープンできなくなる可能性がある。

→しかしながら一般的な工事金額はある程度予習する必要あり。減額を繰り返すのも単に無謀な可能性がある。

→工事金額を安価に収めるには大きな決断が必要=大幅なセルフビルドの導入や、材料及び設計要望の変更をする、など。

オープンを1カ月遅らせ、焦りながらもやっと現場確認に入れました。

次回、第3回「調査編」(居抜きの実態とデザイン変更の恐怖)をお送りいたします。7/1(木)配信予定です。

コメント(15)

私も店舗屋をしていますが
いつも思うのですが
「予算が決まっていて、納期が決まっている」
この状況ならば

「予算内で出来る最大限の工事内容を期日内に仕上げる」
という結論に至らないのか、不思議です

最低限その提案が出来なければプロではないと思います
ですが・・・・
頭の固い工務店は多いですよね

実際の工事資金に合わない図面と見積もりの作成など
時間と労力の無駄です

工事資金とやりたい業態にあわせ
図面を作成し、見積もりをあげる
こうでないと話は進みませんよね
「何を軸に動かせないのか」を決めなくてはならない状況です。

予算が決まっているなら、予算内でベストのものを考える。

オープンが決まっているなら、期日内でベストのものを考える。

両方ともにほとんどの場合は、範囲内で収まることはあまりないと考えたほうがよいと思います。

これからはじめる経営者の方たちも、

「自分のやりたい店舗イメージをしっかりと伝える準備」

「プランの変更、大小のアクシデントは付きもの」

この2点を腹に収めつつ、その場その場で決断をしっかりとしていくことが必要になりますね。
>かずさん

ご意見嬉しいです。

>「予算内で出来る最大限の工事内容を期日内に仕上げる」
>という結論に至らないのか、不思議です

一概には言えませんが、厳しすぎるコストの場合は施工会社のモチベーションが低下してしまっていることが予想されます。
おおげさに言うと
「安すぎて仕事にならないから、引き受けたくない」
ということもあり得ます。
そういう場合はサクッと別の工務店さんを探したほうがお店のためかもしれないですね。

>実際の工事資金に合わない図面と見積もりの作成など
>時間と労力の無駄です

おっしゃる通りです。
予算が決まっているのであれば、その予算で収める計画にするしかありません。
いかんせん、見積もり調整はデザインの変更など時間がかかる場合がありますので、ゆとりのある工程が必要になります。

ひとつ私たちみんなが気をつけたいのが、
「一般的な工事金額を店長さんも勉強しているか」
ということです。
極端に安すぎる予算は誰にとってもメリットになりません。まずは「普通どれくらいの予算が必要か」ということを調べてみると良いかもです。(大抵思ったより高い!と思うはずです)

店長さんと設計者の目標は同じです。
「良い店を低価格で高品質に作ること」
同じ目標を持ったパートナーとしてプロジェクトが進められれば、きっと幸せな結末になります。
>Tetsuさん

さすがご経験のあるご意見です。書かれている内容、全くぶれていないです。

普通はTetsuさんのようなご経験のない方が多いと思います。
そういった方々に少しでも開店のイメージをお伝えできれば今回のレポートに意義が生まれますね。

さらには、既にお店を持っている方の、
「こんな経緯で開店したけど大変だった。」
みたいなご意見がいただけると私も皆さんも勉強になります。
ご経験のある方にコメントいただければ幸いです。
tuttizmさん
お返事ありがとうございます

「一般的な工事金額を店長さんも勉強しているか」
ここの部分については
ほとんどみなさん知りません

ですので、むげに断らずに
「金額内でできる工事の提示」
ここを重要視しています

私の場合は基本的に施工がメインですので
「実用に耐えうる最低限の設備と内装での最低金額」
これを、提示します

が・・・・しかし

あまりに施主さんのやりたいことと
工事金額がかけ離れすぎているときには

『その金額ではとても無理です』と
きっぱりと言います
(このパターンも結構ありますね)


ただ、坪単価は結果論であり
図面のない施工前の状態では存在しないに等しいですし

それこそ居抜きであれば条件さえそろえば
施工費などかかりません


「安すぎて仕事にならないから、引き受けたくない」
これも思うことがありますが
値段の高い安いよりも

『金額内でできることの枠を超えている仕事はできない』
現実問題としてはこちらです


いい店を安く手に入れるためには
事前に情報収集をし綿密な計画を立てる
最低限必要ですね
>かずさん

『金額内でできることの枠を超えている仕事はできない』

これにつきますね!!
ご経験の上での貴重なお話、ありがとうございます。

良いアイデアでカバーできる範囲も当然ありますけど、施工側が金額をカバーしてまでの工事は現実的じゃないですもんね。。。
はじめまして。
うちも、スケルトンからはじまった工事なので、
本当に、大変でした。

うちは、2社から、設計を頼んで見積もりを出させました。
私達の場合は、どちらの施工会社も頑張ってくれたので、
どっちを切るか、本当に悩みました。

でも、結局、決めるのは、自分たちだし、
お金を何処にかけるかですよね・・・。

私達も、削るところは、削って、自分たちで、出来るところはやって、
ニス塗りとか、やりましたよ笑。
それも、いい思い出です!!

ただ、間違えてはいけないのは、それが1番の力を入れるところではない事です。

箱が出来ると、なんか、出来た!!って達成感がありますが、
結局、アルバイトの確保とか、オペレーションが大丈夫かとか、
そこの方が心配です。

自分たちが5年前に開業したときは、そっちの方が頭が痛かったです!!

みりおんばんぶーさん

そうなんですよ!
お店は所詮は『箱』なんです
なので、ここで燃え尽きてはいけません

お店というものの位置づけは
あくまで

「商売をする上での重要なパーツの一つ」
であり

「お店を売るのではなく商品を売る」
その手段であるということ


だから、お店を作って終わりではなく
ここからが始まりなんですよね
これから内装をお願いしようと思っているので大変参考になるトピックですexclamation ×2
トピ主様ありがとうございます。

例えばですが、内装屋さんにも得意分野とそうでない部分があると思うのですが、内装屋さんを2つ位依頼してそれぞれ別の場所をお願いするというのはタブーなのでしょうか?

今すごく迷っている所です。
ゆ〜やさん

お返事ありがとうございますわーい(嬉しい顔)
確かに費用はかかりそうですよねあせあせ(飛び散る汗)
またじっくり検討してみます。

工務店には得意分野というものが存在しますが
店舗施工専門の会社には店舗内装に関しては
得意分野というものが基本的には存在しません

というのも、施工のほとんどがその店のためだけのものであり
既製品の使用がほとんどないというのがその理由です

しかしながら
頭の柔らかい店舗施工の会社に
『既製品も利用した店舗づくり』を提案されてはいかがでしょう


既製品を壁面什器などに利用することによっても
資金ロスは大分と減ります


ただ、内装屋を2軒入れるよりは
同じ図面と同じ見積もり項目で
相見積もりを取ることをお勧めします
>みりおんばんぶーさん

お気持ちわかりますよー。お店ができるとなんか「一安心」な空気が流れますよね。。
ご指摘の通り、そこからのオペレーションの方がお店にとっては大切なのかもしれません。
参考になるご意見ありがとうございます!
>かずさん

フォローありがとうございます!
昨日Tetsuさんとお会いした際、かずさんの話題が出ました。
関西オフ盛り上がったようですね〜。
今後ともご意見宜しくお願いいたします。
>ほのはなさん

喜んでいただけるトピックになっているようで嬉しいですわーい(嬉しい顔)
場所ごとの工事に関してはゆ〜やさんからいただいているご意見のようになると思います。
また、工務店に関してはかずさんのレスが詳細ですね。

 →費用が問題でしたら再度見積もり調整を行い、片方の工務店さんにお願いするのがベターかと思います。
 →お金でなく、人間関係とか別の要因で2社にお願いせざる得ないのであれば、時期をずらすなどの配慮があった方が良いかと思います。

exclamation ×2ちなみに「店長さんのお知り合いが工務店」で、工事はその「お知り合いにお願いしたい」というお話が、
内装に限らず新築工事や規模の大きい物件でも時々あります。
が、うまく話が進んだケースを知りません。
店長(オーナー)、工務店、設計者の関係を良好に進めるのが難しくなります。(あくまでも設計者がいる場合の話ですけど)
私の例でいえば、デザインフィーはまだしも、交通費などの諸経費を全くいただけないというトラブルが発生したことがあります。。。

と、この辺は話すと長くなりそうなので、いずれトラブルシューティング編を書こうかと思います。

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