あのノルウェーの悲しい事件から、
もう１週間がたったんですねぇ。
Democracy Now!では、
ノルウェーの平和学の父、ヨハンさんが、こんなことを語ってました。
（アバウト訳↓）
☆
"この問題の解決策のひとつは、
極右の人たちと公開の場でオープンに話しあおうと
呼びかけることです。
その時には、私たちも充分に準備をして
話しあいにのぞまなくてはいけません。
なぜなら彼らは充分に用意しているからです。
彼らのことを軽視してはいけません。
Don’t underestimate them.
そして、その公開討論をする時には、
同じように、アフガニスタンのタリバンやアルカイダ、
イスラエルのハマス、そしてレバノンのヒズボラ
（いわゆる先進国がテロ組織と呼ぶ人たち）にも、
同じチャンスを与えることが前提です。
彼らのことを理解しなくてはいけません。
それは、彼らのしていることを受け入れる・・という意味ではありません。
あなたはあなたの道をいけばいいのです。 （かな？？）それとも、
対話の半分はゆずりなさい。（という意味かな？）
you have to understand them.
That doesn’t mean you have to accept them,
but you have to go your portion of the way.
私はタリバンのメンバーたちと、何度か話した経験がありますが、
深く心を動かされました。
彼らと話してみると、彼らも人間であることがわかります。
彼らは彼らの国のために戦いをはじめました。
いく人かは、"過激"ですが、ほとんどの人はそうではありません。
彼らの主な主張は３つです。
・彼らはイスラムのためにたちあがった。
しかし、まちがっていた点があったことを認めています。
（特に女性に対する扱いなど）
・カブールが外国の侵略者の拠点になったことを許せないといいます。
・彼らは国が他国に侵略されるのは嫌だといいます。
これは、全く同感できることです。
私が同意できないのは、
話す機会の与えられない彼らを、
反政府武装グループと決めるワシントン政府に同意して、
アフガニスタンやリビアで、人々を攻撃しているノルウェー政府のほうです。
今回、 ブレイビクの犯した罪は、
我々の政府が、規模を拡大して、
他国で ミリタリー・ターゲットと呼ぶ人たちを
攻撃していることと同じことなのです。
ノルウェーは今、被害者でもあり、加害者でもあるのです。"
p.s.
そうそう、やっぱり、そこよね！
それしかないよね！（と）
忘れかけていた基本のことを思い出せました。
みなさんの心にも、何か役立つものがあればと思います。
私は特に、彼ら（極右）のことを軽視してはいけない・・という、
ヨハンさんのひとことが、とても深いなぁ・・と、思いました。
確かに・どんな深刻な対立も、相手の人を軽視したところから生まれますよね。
相手から軽視されても、相手を軽視しないでいるのは、ちょっと難しいけど、
それでもちょっとがまんして、自分が相手をリスペクトして対応すれば、
相手の態度が変る・・・というのは、実際、よくあることで。
ただ、どの国の政府や経団連にも、そんな態度のカケラも見えませんが・・
実はヨハンさんのお孫さんが、
あの日、あの島にいたそうです。
彼女はショックの中で、親戚の手紙に答えて、
犯人のようなグループの行動を未然に防ぐにはどうしたらいいのか、
考え続けていると書いていたそうです。
上記のアバウト訳に、大きな誤解などを発見した時は、気軽にお知らせくださると光栄です！
Democracy Now!
July 29, 2011
Norway’s Johan Galtung, Peace & Conflict Pioneer,
on How to Stop Extremism that Fueled Shooting
http://
Asa-356 degrees
もう１週間がたったんですねぇ。
Democracy Now!では、
ノルウェーの平和学の父、ヨハンさんが、こんなことを語ってました。
（アバウト訳↓）
☆
"この問題の解決策のひとつは、
極右の人たちと公開の場でオープンに話しあおうと
呼びかけることです。
その時には、私たちも充分に準備をして
話しあいにのぞまなくてはいけません。
なぜなら彼らは充分に用意しているからです。
彼らのことを軽視してはいけません。
Don’t underestimate them.
そして、その公開討論をする時には、
同じように、アフガニスタンのタリバンやアルカイダ、
イスラエルのハマス、そしてレバノンのヒズボラ
（いわゆる先進国がテロ組織と呼ぶ人たち）にも、
同じチャンスを与えることが前提です。
彼らのことを理解しなくてはいけません。
それは、彼らのしていることを受け入れる・・という意味ではありません。
あなたはあなたの道をいけばいいのです。 （かな？？）それとも、
対話の半分はゆずりなさい。（という意味かな？）
you have to understand them.
That doesn’t mean you have to accept them,
but you have to go your portion of the way.
私はタリバンのメンバーたちと、何度か話した経験がありますが、
深く心を動かされました。
彼らと話してみると、彼らも人間であることがわかります。
彼らは彼らの国のために戦いをはじめました。
いく人かは、"過激"ですが、ほとんどの人はそうではありません。
彼らの主な主張は３つです。
・彼らはイスラムのためにたちあがった。
しかし、まちがっていた点があったことを認めています。
（特に女性に対する扱いなど）
・カブールが外国の侵略者の拠点になったことを許せないといいます。
・彼らは国が他国に侵略されるのは嫌だといいます。
これは、全く同感できることです。
私が同意できないのは、
話す機会の与えられない彼らを、
反政府武装グループと決めるワシントン政府に同意して、
アフガニスタンやリビアで、人々を攻撃しているノルウェー政府のほうです。
今回、 ブレイビクの犯した罪は、
我々の政府が、規模を拡大して、
他国で ミリタリー・ターゲットと呼ぶ人たちを
攻撃していることと同じことなのです。
ノルウェーは今、被害者でもあり、加害者でもあるのです。"
p.s.
そうそう、やっぱり、そこよね！
それしかないよね！（と）
忘れかけていた基本のことを思い出せました。
みなさんの心にも、何か役立つものがあればと思います。
私は特に、彼ら（極右）のことを軽視してはいけない・・という、
ヨハンさんのひとことが、とても深いなぁ・・と、思いました。
確かに・どんな深刻な対立も、相手の人を軽視したところから生まれますよね。
相手から軽視されても、相手を軽視しないでいるのは、ちょっと難しいけど、
それでもちょっとがまんして、自分が相手をリスペクトして対応すれば、
相手の態度が変る・・・というのは、実際、よくあることで。
ただ、どの国の政府や経団連にも、そんな態度のカケラも見えませんが・・
実はヨハンさんのお孫さんが、
あの日、あの島にいたそうです。
彼女はショックの中で、親戚の手紙に答えて、
犯人のようなグループの行動を未然に防ぐにはどうしたらいいのか、
考え続けていると書いていたそうです。
上記のアバウト訳に、大きな誤解などを発見した時は、気軽にお知らせくださると光栄です！ Democracy Now!
July 29, 2011
Norway’s Johan Galtung, Peace & Conflict Pioneer,
on How to Stop Extremism that Fueled Shooting
http://
Asa-356 degrees
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コメント(4)
シャグルティさん、はじめまして。
少しでもお役にたてて嬉しいです。
私もノルウェー人の友達がいます。
平和のシンボルのような国にも、極右な考えで、
このような極端な行動をする人がいる・・ということを、
こんな形で知らされるとは、とても信じられませんでした。
ヨハンおじぃちゃんは、本当に大事なことを、
ノルウェーから世界に発信してくれていると思います。
（なかなか言えない内容を含めて）
ジャグルティさんの心も明るくなれるかな？と思い、
Ashaのこんな曲を（↑）をトピックにはりました。
ぜひ・聞いてみてくださいね。
３６５度から見渡せなくても、せめて１８０度から世界を見たいですね。
少しでもお役にたてて嬉しいです。
私もノルウェー人の友達がいます。
平和のシンボルのような国にも、極右な考えで、
このような極端な行動をする人がいる・・ということを、
こんな形で知らされるとは、とても信じられませんでした。
ヨハンおじぃちゃんは、本当に大事なことを、
ノルウェーから世界に発信してくれていると思います。
（なかなか言えない内容を含めて）
ジャグルティさんの心も明るくなれるかな？と思い、
Ashaのこんな曲を（↑）をトピックにはりました。
ぜひ・聞いてみてくださいね。
３６５度から見渡せなくても、せめて１８０度から世界を見たいですね。
-☆ ジャグルティさん、
私も、ジャグルティさんの "こうした視点" というヒトコトに、
とっても励まされたんですよ。
あ、でもアシャの歌のタイトル、まちがってますね！
３５６度だって！ 本当は３６０度なのに・・
３６５日とこんがらがっちゃったようです。。。
ちなみに私は、おんぶされている黒人の赤ちゃんと白人の赤ちゃんが、
お互いにハローとよびあっている写真がとても気に入ってます。（かわいい！）
あと・・兵士が子供をかかえて逃げている写真に、ぐっときました。。
アシャの歌を聴いて、こういうビデオを作る人がいることに、
人間のいい方の集団意識を感じます。
そういううう方、（たぶん・こっちが自然）の視点や意識が連動して広がるとイイですね！
・写真は、飛行機の中でシャボン玉を吹いていた男の子です。
私も、ジャグルティさんの "こうした視点" というヒトコトに、
とっても励まされたんですよ。
あ、でもアシャの歌のタイトル、まちがってますね！
３５６度だって！ 本当は３６０度なのに・・
３６５日とこんがらがっちゃったようです。。。
ちなみに私は、おんぶされている黒人の赤ちゃんと白人の赤ちゃんが、
お互いにハローとよびあっている写真がとても気に入ってます。（かわいい！）
あと・・兵士が子供をかかえて逃げている写真に、ぐっときました。。
アシャの歌を聴いて、こういうビデオを作る人がいることに、
人間のいい方の集団意識を感じます。
そういううう方、（たぶん・こっちが自然）の視点や意識が連動して広がるとイイですね！
・写真は、飛行機の中でシャボン玉を吹いていた男の子です。
- mixiユーザー
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