ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

*虹の戦士コミュのレスター・ブラウンさんの報告(ヨーロッパでの不買運動の今)It's a fun to be good!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
○日本サステナブル・ワールド(だっけ?)のMLを久しぶりに読んだら、
 jojoの大好きな環境博士レスターさんのとってもタイムリーな
 報告だったので、虹戦にもリークするね!

 今、ヨーロッパでは、アメリカのイラク戦争に反対して、
 アメリカ製品の不買傾向が強いそうです。
 最後のレスターさんと、タクシーの運転手さんの会話が、
 Poppoの弟とPoppoの会話みたいで笑えました。

米国経済に打撃を与える米対外政策
http://www.earth-policy.org/Updates/Update44.htm
レスター・ブラウン

先週、私は81カ国もの国会議員が集まってフランスのストラスブールで開かれた
国際会議とベルギーのブリュッセルで開会中の欧州議会に、2日間ずつ出席した。
人口、食糧、水、気候変動、エネルギーなどの問題について講演するために
招かれたのだったが、質疑応答でも個人的に交わした会話でも、きまって話題に
なったのは米国の対外政策だった。

他国の議員は、理解できない米国の対外政策に当惑するばかりか、
次第に怒りをつのらせている。今彼らの目に映るアメリカは、
かつてのあのアメリカではないのだ。

米国の対外政策に憤慨しているのは議員だけではない。反米感情は世界中に
広がりつつある。今年3月、米大手世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが
行った国際的な世論調査の結果によると、「イラク戦争から1年経ち、
米国やその政策に対する不満は収まるどころか高まっている」という。

この調査結果を見ると、「イラク戦争によって、海外で米国に対する信頼が揺ら
いでおり、戦争はテロ撲滅の闘いを前進させるどころか、後退させることになっ
ているという点で、調査が行われたほぼすべての国でおおむね意見が一致してい
る」ことが明らかである。

単独主義的な政策決定を行う米国の傲慢さが、激しい怒りを買っているだけでな
く、多くの国にとって、米国はもはや信頼できる国ではなくなっている。米国の
対外政策に対する拒否反応は、米国ブランドの製品の拒絶というかたちで表れて
きている。事実、ヨーロッパの人々は、日々の買物を通して、米国の対外政策の
是非を問う経済的な国民投票を展開している。現在、米国企業の2004年第3四半
期決算報告の発表が始まっているが、米国の大手企業数社の決算にその影響が見
られる。

世界の製品ブランドのトップ10のうち、8つが米国ブランドだ。これらのブラン
ドは、米国外での売上が半分以上を占める。ハーバード・ビジネス・スクールの
ジョン・クエルチ教授は「米国の対外政策に対して強まっている反感がこれらの
ブランドの長期的な強さを脅かしている」と述べている。

フィナンシャル・タイムズ紙が報じたところによると、コカ・コーラ、マクドナ
ルド、GAPなど、世界的にも最強の消費者ブランドの中に大きな打撃を受けて
いる企業があるという。ドイツでのコカ・コーラの売上高は、前年同期比で16%
の下落となり、同社は「現地での事業用資産の減損を受けて」3億9200万ドルを
損金処理している。

マクドナルドは歴史的な目覚しい成長を遂げた企業であるが、ヨーロッパ全体で
売り上げの伸びが止まった。GAPはドイツから完全に撤退し、このことが海外
での売上高を10%下落させる一因となった。パリ郊外にあるディズニーランド・
パリでは、入場者数の減少によって収益が悪化し、親会社の救済を仰ぐことと
なった。世界中で最も成功した小売業者ウォルマートも、米国、日本に次ぐ第三
の経済大国であるドイツで大幅な損失に直面している。

ゼネラル・モーターズ(GM)やフォードも、ヨーロッパでの自動車販売台数が
低迷している。ヨーロッパで2億3600万米ドルの損失を計上したGMは、ドイツ
で1万2000人の従業員を一時解雇する予定だ。フォードもまもなくこれに追随す
る可能性がある。

反米感情を煽りたくないため、企業はたいてい、売り上げ減少の原因は経済状態
にあると主張しているが、国際通貨基金(IMF)が2004年9月に発表した世界
経済見通しでは、ドイツの同年の経済成長率は2%と、前年のマイナス成長から
大きく回復すると予想されている。米国製品の売り上げはフランスでも落ち込ん
でいるが、同国の成長率も、前年の0.5%から2.6%まで上昇すると予想されてい
る。

米国企業の海外での売り上げと収益は、前述の大手ブランドで特に目立って落ち
込んでいるが、全体的にみても米国製品は売れなくなっている。ほかに海外で消
費者離れが進んでいる米国有名ブランドには、マイクロソフト、ナイキ、ヤフー
などがある。しかし、有名ブランドに限らず、さらに多くの会社が危機に瀕して
いる。国際的に事業を展開している何千という米国企業が今後経済的な影響を受
けるだろう。

イラク戦争が米国経済に与える間接的な影響は、近いうちに大きな問題となるだ
ろう。この点ではクエルチ教授も同様の考えを示しており、「米国経済が被る損
失は、この戦争そのものの費用よりはるかに大きくなるのではないか」と指摘し
ている。

このような海外での米国製品の売り上げ減少は、なんらかの形ですべての米国民
に関係してくると思われる。国内では雇用創出と株式市場に影響が出るだろう。
およそ9000万人の個人投資家の持ち株や、投資信託と年金基金の時価、さらに、
それらで賄われる退職年金にも影響が出るだろう。財団の助成金支給や大学の運
営費補填を支えている寄付金の額も減るであろう。

私は、1956年の後半をインドの村々で過ごすために初めてアメリカを離れ、ニュー
ヨークからボンベイに船で渡ったのだが、それ以来、50年近く海外を旅してきた。
その間、私は今日見られるほどの米国対外政策への懸念を目の当たりにしたこと
はただの一度もなかった。米対外政策の長期的影響の全貌を把握するには時期尚
早かもしれないが、いくつかの経済的影響がじわりじわりと明らかになりつつあ
る。

米国は新たな対外政策を創り出すべき時期にきている。世界中の懸念やニーズに
応える政策だ。今日のように統合された世界経済体制の下では、例えば貧困を根
絶することは、テロの根絶と同じくらい米国の安全保障に貢献するかもしれない
のである。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(枝廣淳子さん)
   ↓
レスターはタクシーに乗るといつも運転手さんに軽く話しかけ、相手が話し好き
だとふんふんと話を聞いたり、問われるがままに自分の仕事の話をします。今日
もそうでした。

今日の運転手さんは、イランのテヘラン出身の人でした。ちなみに、タクシーに
出身国の国旗をつけたら万国旗がはためきそうなほど、世界各地の人がいます。
話している英語がよくわからないこともあります(あちらもそう思っているかも
しれませんが。^^;)。

レスターが「イランでも自分の本が出版されている」という話をしたところから、
運転手さん「どんな本なんだい?」
レスター 「地球環境問題だよ」
運転手さん「おお、そうなのかい。せっかくだから、どんな問題なのか、ざっく
り教えてくれないかい?」

レスターは、手短に温暖化の話をしました。

運転手さん「そんなに大事な話なのに、どうして政府は取り上げないんだい?」
レスター 「うーん。そうなんだよねえ。。。」
運転手さん「で、われわれはどうしたらいんだい? 何ができるんだい? 自動
車もガンなんだろうと思うんだが」
レスター 「うん、たくさんの二酸化炭素を排出しているからね。でもそのうち、
風力でおこした電力で走るハイブリッド車になるよ」
運転手さん「風力だって? それは承認された技術なのかい?」
レスター 「もちろんさ。いまこの国の22の州で風力タービンが回っているんだ
よ」
運転手さん「へぇ、そりゃ知らなかったなあ」

そこで目的地に着きました。運転手さんは路肩に車を寄せると、レスターの方を
しっかり向いて、「It's good to be good.(善いことをするのはいいもんだよ)」
と言いました。

レスターが「It's a fun to be good, too.(それに楽しいしね)」とまぜっか
えそうとするのをまじめな顔で遮り、言葉をつづけました。

「It's really good to be good on time.(間に合うように、まさに必要なとき
に善いことをするのは、本当にいいものさ)」

レスターは「そうだね、うん、そうだね」といって、運転手さんと握手をしてタ
クシーから降りました。

千人の聴衆や大新聞社の記者さんに話すのとまったく変わらない、丁寧に説明し、
相手の問いに真摯に答えようとするレスターの姿と、そんなレスターと10分ほど
時間を過ごした一期一会のタクシー運転手さんからのエールのような言葉掛けを
かみしめて、私も車から降りたのでした。

コメント(11)

私も、もう何年も、マクドナルドもコーラも買ってませんよ。

って、いうかアメリカの製品って、もともと買う気しないよね。
食べ物でも何がはいっているやらわからないし。

今後共和党政権が続く限り、アメリカにも行かないと決めてますし(友だちに会えないのはつらいけど;_;)

こういう不買運動って、声高にするより、じわじわじわ〜と広がっていって、「あれ?何これ?」って、アメリカの企業が驚いて、あわてふためいたら、面白いよね〜。

アメリカの外交政策もだけど、環境問題への取り組みなんかを考えると、本当に何を買うべきか、買ってはいけないか、見えてくるよね。
Kaoruさん、偉いね。jojoは、ついついマックの100円シェイクとコーヒーに
走ってしまうんだよ。
でもあれって、赤字じゃないのかな?
(ひそかにコノ商品はむしろ赤字だよね?と、思って飲んでるんだけど)笑。
でも環境的にも、あの使い捨てのコップとかはNGだよね。。。

戦争を止めるためにも、アメリカ全般にむけた不買運動ってマジ大事。
消費時代の超・民主的な作戦だと思いやす。
これからもっとちゃんとやろうと決意しました。(・v・)♪

あ、でも日本の軍事化を止めるには、どうするのが1番いいんだろう?
小泉さん、"郵政民営化選挙"と言ってたくせに・・・
なんか"防衛庁→防衛省化選挙"みたいになってきたね。(@〜@)
コワすぎですから〜〜〜!!!
いいなあ、ドイツ。GAPもウォルマートも追い出したのか〜。
日本もGAPは危ない危ないと言われてますが撤退しませんね。
安っぽいから、買わないんだけど。
jojo 、マックのコーヒー飲むくらいなら、家で淹れようよ(笑)。

運転手さんのお話もいいですね。そういえば、2年前NYの空港からシャトルバスで隣り合わせたおじさんが風力タービン開発している人で、いかに風力発電が環境にいいか説明してくれました。アメリカでもこういうおじさんの開発費は削られて欲しくないもんです。

小泉さんは郵政民営化も、軍事国家移行もブッシュの圧力でやってるので・・・
とにかく次のオリンピックの年の選挙で、アメリカが変わることを祈ってます。
それまで日本は、なんとか変わらないでいてほしいのですが・・・
JOJO,MITCHYに同感。コーヒーはお家で(笑)

僕の中の不買意識というのは、
例えば,病院や薬屋さんで,化学合成薬品は買わない。
なんでかっていうと、そういったものは動物実験されてるしょ。
そういったものは,戦争とかとは直接関係ないかもしれないど、
動物って,そういう風に使われるために,存在しているんじゃないんだよね。例えば,大手の化粧品だって,ウサギなどの小動物が,実験台になってたりする。そういった不買運動も,長い目で見ると,戦争をやめる方向に動くような気がするな。小動物の命を犠牲にすることは,動物側からみれば人間が戦争を仕掛けたり,拷問をかけられたりするようなもんだからね。
不買運動のもとをたどると,それが,愛に満ちてるか反してるかって事で,判断できるんじゃないかなあ。例えば,食べ物だったら,ほんとにその人の体と心のことを考えた食べ物を提供するのと,ビジネスのみを考えた食べ物を提供するんじゃ,愛のない食べ物は,なるべく食べない方がいいんじゃない?もちろん,何でも感謝していただくのは基本だけど。
なんか話が脱線してきましたので、ここいらで。
え???みんな偉いなぁ。そうかぁ。。。
jojoも、マックもスタバのコーヒーも飲まないようにするよ。
じゃぁ、一生もののおしゃれなポットでも探してみようかな〜☆

悪い風に変わらないようにするためには、
がまんとかするんじゃなくて、
『いい風に変わること』を増やしていくことが
エネルギーになるかもね。
ほら、前頭前野の脳も、破壊的な右を使わなくするためには、
逆の左(創造の脳)を活性化させるといいって言うでしょう?
そんな感じがするな。

今までカンタンにやってたことが、実はいけないってわかったら、
ちょっと工夫をして、手作りを楽しんでみるとか・・・
逆転の発想を活性化してみると、案外、もっと心にもからだにも
いい方法が見つかるかもね。

牛肉も、参加しなきゃいいんだよね。
みんながアメリカ産の肉を徹底的に食べないと、どうなるかな?

あ〜あ、そんな無理矢理なことするから、
ほら、他のものまで売れなくなっちゃったよ。(なんてシナリオはどうかにゃ?)(・v<)

あ!といいつつ、早寝早起きの誓いを守れてないかも。(@v@)
不買運動ってすごく効果があるんやね。

>ヨーロッパの人々は、日々の買物を通して、米国の対外政策の
是非を問う経済的な国民投票を展開している。

私たちの、日々の買い物でも、こんなにも変えられることはあるんやね。それをもうすでにやっているヨーロッパってすごい!!

市民の意識が高いんやね。


「米国経済が被る損失は、この戦争そのものの費用よりはるかに大きくなるのではないか」と指摘している。(←不買運動によってだよね)

すごいな。わたしも、マクドもスタバも控えよかな。
コーヒーはドトールに変えよ。(これじゃ一緒か!!笑)
こんなのも・読み返してしまいました。クローバー
かえさん、jojoも偶然TVをつけたら、その特集をやっていたから、
途中から見たよ〜exclamation

ええっと、タンザニアの湖に出現した、「ナイル・パーチ」をめぐる
お話しらへんから。

でも、かえさんの・このコメントじゃ、どんな番組だったか、
見てない人には、"なんのこっちゃ?"という感じだからさ、

"せっかくだから、どんな問題なのか、ざっくり教えてくれないかい?"
 
         (NYのタクシー・ドライバー風に・・)

私もご飯食べたら、またカキコミにくるからさ。


でも、環境博士のコトバをさえぎって、

"It's really good to be good on time."

(間に合うように、まさに必要なときに善いことをするのは、
 本当にいいものさ)

なんて言っちゃうドライバーさんって、かっこよすぎるよねぇ。泣き顔

でもでも・・NYって町には、そんな平等感は漂ってる気がするなぁ。
DN!の本拠地、NY! 車(セダン)ぴかぴか(新しい)
か、か、かえさん!!ふらふらダッシュ(走り出す様)

やばいですって。かえさんが「DN!を見て語ろう」のトピで勧めてた、
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=26469071&comment_count=11&comm_id=22863

ジョン・パーキンスさんの
『エコノミック・ヒットマンの告白』exclamation ×2

(説明)

グローバリゼーションの原動力となってきた企業利益中心(コーポレートクラシー)の
合衆国の世界支配戦略を、経済面で推進する勢力の深部で働いてきたと称する人物が、
いかにこのシステムが第三世界の貧国を欺いて巨万の富をまきあげてきたかを内部告発。
かつて英仏がしたような直接の軍事占領や植民地支配を伴わない
アメリカ帝国の搾取構造が、非常にわかりやすく説明されています。


まだ・前半しか見終わっていませんが、
さすがのおしゃべりな私も、言葉がでない衝撃でした。

色んな意味で世界がよく見えるし、
(チョムスキーや多くの人が訴えてきたことを含めて)

ジョンさんの率直さと優しい語り口に感動中です。泣き顔

今朝のサンデー・モーニングを見れなかった人も、見た人も、
ぜひぜひ・このDN!(30分)もチェックしてみてください。
(シンクロしまくっています)

(途中でムズカシイな・・と感じたら、HPの説明を読んでから、
 もう1度見直してみてexclamation 何度も聞いたら英語の勉強にもなるハズ。)
 http://democracynow.jp/stream/070605-1/

○ この動画を見るためには、無料のリアル・プレイヤーを
  インストールします。(方法は上記にリンクしているDN!のトピを見てね)

今から後半見ます・・(たぶん・衝撃で頭がクラクラしてるので・感想は明日にでも・・)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

*虹の戦士 更新情報

*虹の戦士のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング