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★健康美CLIPコミュの「低線量放射能被曝の死亡率への影響」 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9685032&comm_id=228347

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ARadiation and Mortality of Workers ar Oak Ridge National Laboratory:
Positive Associations for Doses Received at Older Ages
Richardson DB, Wing S (North Carolina 大学, 公衆衛生学部, 疫学科, Chapel Hill, NC, USA)
Environmental Health Perspectives 107 : 649-656 (1999)
Key Words : 電離放射能/低線量/死亡率/年齢性

 ヒトは職業や生活環境に存在する電離放射能に被曝しており,この影響はなお関心の的である. 原爆や医療による一過性の高線量被曝の影響については報告が多いが, 核施設の労働者などが受ける長期に渡る低線量被曝の影響についても調査する必要がある. 1943年に核兵器開発を目的として設立された合衆国エネルギー省の Oak Ridge National Laboratory (ORNL) に勤務していた全職員の死亡率は一般対照に比較して高くなかったが,白人男性については白血病による死亡率が高かったという報告がある. この研究は, 他の核施設での労働経験のある ORNL 職員も含めて, 被曝線量と癌以外の死因も含めた死亡率との関係を調査したものである.
 1943年から1972年の間, ORNL に勤務していた14,095人の職員について, 電離放射能の外部被曝と死因に関する情報を1990年まで個々に追跡した.
低線量の電離放射能被曝と死亡率には正の相関がみられた. この相関は, 45歳以上で受けた線量が多いほど, 被曝した期間が長いほど, また, 癌が本質的死因である場合に大きかった. 全ての癌による死亡率は, 45歳以上の10年間での累積線量が10ミリシーベルト当たり4.98%, 45歳以上の20年間での累積線量が10ミリシーベルト当たり7.31%増加すると見積もられた.被曝線量と肺癌との相関は肺癌以外の全癌との相関と同程度であった.また,悪性ではない呼吸器疾患は45歳以上で受けた累積線量と正の相関を示したが, 虚血性心疾患は被曝線量と相関しかった.
 高齢期における被曝は低線量の電離放射能被曝と関連した癌による死亡率を増加させ, 電離放射能による発癌性に対する感受性を高めることが示唆された. 電離放射能は染色体異常や点突然変異を引き起こすが, 生体には染色体の傷害を修復する能力が備わっている. また,修復能や免疫能は加齢に伴って低下することが知られている. このことが, 高齢での被曝が癌による死亡率を高める原因と考えられている. 一方, 若年齢での被曝については致命的でない疾患や生殖への影響を考える必要がある. いずれにせよ, 職業上や環境からの不要な放射能被曝を減ずる努力が必要である.

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