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★健康美CLIPコミュの大腸がん 予防と 食物繊維 の関係  http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=2369547

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食物繊維で大腸がん防げず国内初の本格試験で結論

  食物繊維をたくさん食べても、大腸がんの予防効果は期待できない―。食物繊維のイメージを揺るがすような結果が、国内初の本格的な臨床試験でまとまり、10月初めの日本癌(がん)学会(東京)で報告された。意外なようだが、欧米でも数年前から同様の研究報告が続いており、専門家の間では新たな“常識”になりつつあるという。


▽意外な結果

 研究をまとめたのは、石川秀樹・兵庫医大助手ら。試験開始は1993年で、大腸の良性腫瘍(しゅよう)や早期がんを切除したことがある40〜65歳の男女約400人を無作為に4つのグループに分け、次のような条件で、一人ひとりを4年間追跡した。 4班とも、毎日の食事の脂肪分を減らすように指導を受けたのは共通で、第1班はそれ以外に特別なことはせず、第2班は食物繊維の一種である小麦のふすま(皮の部分)を多く含むビスケットを毎日食べた。第3班は、生きた乳酸菌製剤を毎日のみ、第4班はふすまと乳酸菌の両方を取り続けた。 最後まで参加し続けた計380人について分析した結果、食物繊維を食べても食べなくても、腫瘍ができる危険は変わらないという結果だった。乳酸菌製剤も、腫瘍全体でみると予防効果はなかったが、条件を「4年後に前がん病変ができる危険」に限定すると、危険が約3割小さくなることが分かった。 石川さんは「小麦ふすまと乳酸菌の両方に予防効果があると予測して試験を始めたので、意外な結果だった」と振り返る。 しかし、国内の結果がまとまるより一足早く、欧米では食物繊維の大腸がん予防効果を否定する臨床試験の結果が相次いで発表されていた。


▽食物繊維食べないのは早計

 坪野吉孝・東北大助教授(公衆衛生学)によると、代表的なのは米国の2件、欧州10カ国の1件で、いずれも2000年に、権威ある学術誌に論文が掲載された。
 「これらの結果を総合すると、食物繊維をたくさん食べても、大腸がんを予防できない可能性はかなり高くなった」と石川さんは言う。
 

もっとも、だからと言って食物繊維を食べなくなるのは早計だ。
 専門家によると、食物繊維の摂取が多い人の方が、心筋梗塞(こうそく)や糖尿病のリスクが低いことが分かっている。また便通の改善効果も明らかで、石川さんらの臨床試験参加者からも、小麦ふすまビスケットを食べて「便秘や軟便が改善した」などの声が多く寄せられたという。


http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1112seni.html

コメント(1)

★アメリカ人でのデータ

食物繊維で大腸癌(がん)リスクが40%減少


健康的な食生活の一つとして食物繊維が推奨されているが、他の利点に加えて、食物繊維に大腸癌(がん)予防の働きがあることが示された。以前は、食物繊維は大腸癌予防には役立たないとされていた。

米ハーバード大学医学部発行のニュースレター「Harvard Men's Health Watch」8月号によると、推奨量の食物繊維を摂取することで,大腸癌リスクが最大で40%減少されるという。米国医学研究所(IOM)では、50歳未満の男性は1日38グラム、50歳以上は30グラムの食物繊維を摂取するよう推奨している。

食物繊維が糖尿病、心臓病、腸疾患のリスクを低下させるという利点も他の研究で示されている。ハーバード大学の研究では、食物繊維を多く(1日平均28.9グラム)摂取した男性では、少量摂取の場合よりも心臓発作が6年間で41%少なかった。また60歳以上の米国人男性の約半数は、腸(主に大腸)に風船状の袋が多数できる憩室症という状態を持つが、高食物繊維の食生活で憩室症リスクも42%減少するという。

同ニュースレターの編集長Harvey Simon博士は「食物繊維から得るものは大きいが、利益をこうむるためには、食物繊維を多く含む食品を、バランスよくとることが必要」と述べている。よい食物繊維源には、全粒粉、植物の葉や葉柄、ナッツ類、種、果物や野菜などがある。

(2005年8月7日/HealthDayNews)

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