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NiTiファイルを使おうコミュのNiTiファイルの原則

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NiTiファイル初心者のために、基本的な使い方の原則について書いておこうと思います。



まず、NiTiファイルは、開かない根管を「開けるための道具」ではありません。

開いている根管を「拡大するための道具」です。



NiTiファイルは、先端を使ってはいけません。先端は根管内にフリーの状態にしておかなければいけません。

ファイルの腹の部分あるいは肩の部分を使って根管内壁を切削します。


また、常に湿潤状態で、回転数を厳守して使わなければいけません。


正しい使い方をすれば、折れ難いのですが、間違った使い方(開かない根管を開けようとする等)をすると、簡単に折れてしまいます。




NiTiファイルで根管拡大をする場合の、ファイルの動かし方は、以下の三種類です。

1)ペッキングモーション:鳥がくちばしでついばむように、小刻みにファイルをちょんちょんと動かしながら拡大する。

2)スクリュー効果:ファイルはネジになっていますから、力を加えなくてもネジの作用(スクリュー効果)で自然に根管内に入ってい行きます。根管内に押し込まず、スクリュー効果で入って行くのに任せます。

3)ペイントブラシ:回転させないで根管に入れ、入る一番奥より1mm程度手前で回転させ、そこから掻き揚げたり、根管壁に押し付けるように横に動かしたりする動き。



従来のISO規格のファイルを使う場合には、ファイルの太さと長さを考えながら使いますが、NiTiファイルでは、さらにファイルのテーパーを常に念頭に置いておかなければいけません。

今使っているのは、何番の太さで、テーパーが何%のものを、どれくらいの作業長で使っているのかを意識して使わなければいけません。


こういった事柄に注意した上で、基本的にはクラウンダウン法で拡大形成を行います。

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