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カイビョウヲトラコミュの車懸かりの陣 その考察(9)

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おひさしぶりです(爆)
本編の「カイビョウヲトラ」がちっとも進まず「降着」の状態になってますが
安心してください
ちゃんと続きは作ってあります
けっして「ネタ」が尽きたから止まっているわけではありません(藁)


ただ
ココ何日か。。。。いや
二週間ぐらいかな仕事がハードすぎて。。。もう。。。ホント死んでしまう。。。
タシケテ



そんな中
での「車懸かり」のシリーズ更新であります

さて
前回は「キツツキ」の発動理由を探して見ましたが
じゃ
実際キツツキはあったのか?という所に進んでみましょう〜〜〜


みんなリラックス!!!
堅い考えはすてましょう気軽にトライですよ(藁)

さて。。。。キツツキ「車懸かりシリーズ(5)」で説明したように
1万2000で山を登るというのはいかにも「非現実的」だが
じゃ
「軍団」を使った「夜襲」というものがなかったか?
というと
そういうわけではない

むしろ

古来から日本の「戦」において「夜襲」ほどスタンダードな戦の方法はない!!!
言い切れます
「夜襲」に強かった日本のモノノフ〜〜〜
なんてったって「日露戦争」におけるシナ大陸でのロシアとの攻防の大半は「夜襲」です
日本軍の夜襲における戦闘での統率力と「戦」上手さに世界は舌を巻き
この高等戦術を。。。。戦争しているってのに「卑怯」だと言わせたぐらいですから


「夜討ち朝駆け」
という言葉があるように
頻繁に使われる「策」といったほうが良いくらいです


何故かスタンダードとまで言われるこの「戦の乗法」を甲陽軍鑑では大仰に書いているから「迷う」事になる

「キツツキ」などと大きな作戦名をつけなくたって
そもそも
武田は「夜襲」は巧かったのではないかと考えられます

ココでは特に「武田」がと書きますが
理由は
「武田」の戦の履歴を見ると必然的に浮かびます

武田信玄は生涯でおおよそ80の戦をしています
ちなみに
上杉謙信も生涯で80ぐらい戦ってます
同じぐらい戦い続けてきたこの二人の戦績は。。。。数こそ近いのですが
「戦」の中身は大きく異なります

前にも書いたように
上杉謙信の戦い方は「乾坤一擲」
出陣する時は「勝つ」と決まっていると本人が思いこんでの出陣で
「戦」の仕方は多分「苛烈」なものだったと思われます
矢継ぎ早の「戦」が多く
年間に二回三回などという事もある

いわゆる
千切っては投げの世界
そして一番の相違点は,ほとんどの「戦」に自らが先頭に立って戦っている事


武田信玄の「戦」はそういう「戦」ではない
その代表的な戦術が,念入りな「調略」
目に見える報酬と緩急のある懲罰

いかにも人間的な「戦術」なのです
そしてそれぞれの地に自分の「陣代」を置くことにより自らが先頭にたって戦う事は決してなかった
もちろん
「武田」の総大将として常に陣を構えてはいるのですが
「前」にいるという事はなかったという事です

最終的に出張って戦う信玄の「戦」というのは
できるだけ「血」を流さず「調略」によって領土をかすめ取る
武田に従属
する事が「生き残れる方法」だと信じ込ませる戦術

NHK大河で勘助が言っていた
「戦わない事が一番良い方法」を真面目に実践した軍団であり
(意訳.血を流す事を最小限にして,自軍の流血も最小限にしつつも「戦」には勝つという事か)

ですが
戦国期ではよく見られた戦でした


そういう意味では謙信の戦い方は「異常」なんですね(藁)
出張ったら完膚無きまで叩きのめし「勝つ」なんて。。。。ナイナイ

とにかく
そういう「慎重」な戦を常に行ってきた「武田軍団」は
心理的作戦をも兼ねる「野戦」は得意だったのではないかと思われるのです
夜。。。。
暗闇の中から襲われるのは怖いですからね


では
キツツキはあったのか?


あったと思う。。。。。ヒボシは
そして
それはきっと少数精鋭によって行われたと思う
人数にしたら先発隊1000ぐらい
その後ろに常備軍である軍団をつれて山を登った
それも登ったと言っても中盤ぐらいでとまり
おおよそ3000ぐらいでの「高等戦術的作戦行動」として山頂の見える中盤で展開したと推測される
「心理的圧力」をかけるために


よく
戦国時代の戦はぶつかっては戦ってみたいな描写があるが
そんな「戦」が多くなったのは本当に「信長様以降」というもので
本来はこうした「心理的圧力」をかけるという戦術が多くとられ
「言(ことば)合戦」などとも同じように「夜」の戦
刀や槍を交えない
心に訴える「恐怖」を全面に押したものが「戦」の半分を占めていた


キツツキとは
妻女山の上に陣を張った「上杉」に対する
「威嚇作戦」だったのではないだろうか?
「夜襲」をするぞ。。。。するぞ。。。。
山裾に
闇に紛れて人が動く。。。。これは怖い
いつ
山に向かって登ってくるか?
何か罠でも張っているのか?

山を下りない上杉に対する「心理的圧力」を実行した作戦だったのではないか?
だから
足音を隠すような事はしなかった
むしろ
夜中に自分たちの陣営に近づく「音」は恐怖になる
眠れない日々
眠らない「戦場」
長引けば長引くほど上杉は焦燥していく事になる

だから
キツツキは妻女山に上杉が布陣した時から
発動されていたのではないかともいえる
作戦「キツツキ」に動員された総人数が「1万2000」
夜を順番で徹夜して「心理的圧力」をかけたとするならば。。。。。これは有りだと言い切れる

そのついでに恐怖にかられて山を下ってくれたのならば
焦りきった状態の上杉を討つのは「困難」な事じゃない

ただ
山に上杉が本当にいたのなら。。。。の話しですが(藁)
妻女山については前章で書いたように
あんだけ孤立した場所に陣を敷くのは「無謀」としか。。。。。
実際
こんな心理作戦実行されたら。。。。
修行僧である政トラは耐えられても(藁)
他の農兵は耐えられないと思うから



しかしまあ
ヒボシ的「キツツキ」はこんな感じというのはわかってもらえたかな〜〜〜
というとこで終わり


次回はいよいよ!!!いよいよですよ!!!

車懸かり!!!!乞うご期待(藁)
いつか更新〜〜〜〜(爆)

コメント(2)

話難しゾ
それでなんでキツツキなのさァ

最近のお気に入りは綾ね〜
ヒナコさん。。。。
難しいですかねぇ(藁)
まあ戦争の話しですからね
おおっ最近のオキニは「綾ね〜」ですか
綾ね〜結構人気ありますねぇ
あの無謀っぷりとか(藁)

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