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あなたと絵画と音楽とコミュのデ・キリコ「気がかりな旅」「通りの神秘と憂愁」

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皆さん、こんにちは。dondonです。わーい(嬉しい顔)

僕の好きな画家の一人「デ・キリコ」です。アート

≪写真1≫は、「気がかりな旅」1913年 カンヴァス 油彩 74.3×106.7cm ニューヨーク 近代美術館

≪写真2≫は、「通りの神秘と憂愁」1914年 カンヴァス 油彩 87×73cm アメリカ合衆国 個人展 ※これは、あまりにも有名な作品です。

キリコは、遠近法を、意図して崩しています。だから、絵を見ていると、何か、不思議な感じがします。

「通りの神秘と憂愁」では、輪を転がす少女と、建物に隠れている人の影が、何か、暗示させないでしょうかexclamation & question

また色使いも、神秘的です。るんるん

≪解説より≫
巨大な塔と並んで、トリノの印象がデ・キリコに吹き込んだ最も大きなインスピレーションは、市内のいたるところで出会う堂々たるアーケードだった。塔もアーケードも、無限を暗示し、通常の空間感覚に麻痺効果を及ぼす装置としては共通している。が、塔が男性的、アーケードが女性的と容易に直感されるように、アーチ形の魅惑には塔と別種の幾何学的形而上学が働いていることをデ・キリコは知っていた。「アーチ形には、完成されねばならずまた完成することの可能な、なにかしら未完なものがある。いまだ予感の余地がある」(オットー・ワイニンガー)からである。

それだけではない。デ・キリコは、円弧を反復させるアーケードの無限性が焦点透視画法の無限性を強調し、いかにも正当化するかに見える視覚の習性を逆手にとり、画面にいくつもの焦点を持ち込んだり、中心透視画法と等測透視画法(例えば写真2)を混在させたりして、空間から安心のできる中心というものを追放してしまった。世界を「手にとるように見えながら、非現実的に見える」(ルドルフ・アルンハイム)ものに変容してしまったのである。不安な出発、気がかりな旅のための、なんと巧妙で詩的な造形的処方ではなかろうか。ショートケーキコーヒーるんるん   

デ・キリコ(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B3  
    

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