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もうひとつの世界を作ろう!コミュの日本もやるじゃん、さて?>安倍首相の「新しい資金メカニズム」提案[1]

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オルタモンド事務局です。

みなさん、上村先生の5月19日の講議を思い出してください。「なぜ」に続く「では、 どうしたらよいのか?」というコーナーで、グローバル・タックスの必要性を説き(グローバル公共財の供給やグローバル公共善の実現ために使う)、そのひとつとして航空券連帯税実施のお話しをされたと思います。

その旗上げ国際会議が、2006年2月28日〜3月1日の「革新的開発資金メカニズムに関するパリ会議」であったということも(先生もこのパリ会議に参加されたのですね)。

この革新的開発資金メカニズムですが、何かというと、これまでの伝統的な開発(貧困対策)資金であるODA(政府開発援助)ではない、別の新たなメカニズムの開発資金です。ODAはその国の一般の税金によって成り立っていますが、別の新たなメカニズム、この場合は一般の税金とは違う航空券税によって成り立っています。

ところで、革新的開発資金メカニズム(別のメカニズム)は必ずしも航空券税であるとか(まだどこも実施していませんが)通貨取引税というグローバル・タックスでなくても成り立つ可能性はあります。例えば、国民あげての寄付金でもよいわけです。ただ、寄付金などは大地震などの被害者への支援などには有効ですが、それを何年も続けるという持続性においては限界がありますので、やはりグローバル・タックスの方が有効なのですね。

ところで、日本政府はこの革新的開発資金メカニズムにとても冷淡で、航空券連帯税実施グループには加わりませんでした。ODAで十分というのが政府の見解でしたが、そのODAも年々予算が削られ、今年は英国にも抜かれ第三位に転落してしまい(この分でいけばフランスにも抜かれ第四位に)、有識者からこんなんで国際貢献ができるのかと批判が上っています。

こうした中、突然安部首相が「ある程度の長期で相当規模の新たな資金メカニズムの構築」ぶち上げました(下記参照)。5月24日地球温暖化問題の政府方針となる「新しい星へのいざない」と題したスピーチで、です。この「新たな資金メカニズム」とは革新的資金メカニズムのこと? 当然、グローバル・タックス推進を主張するオルタモンドとしては政府に働きかける活動を開始しました(これをロビー活動と言います)。

まず6月27日財務省へ、7月3日外務省に出かけました。さて、その結果は!!(続く)

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【安倍首相:新しい星へのいざない】
全文は、http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/05/24speech.html


(資金メカニズム)
 これらの原則を実現していくため、これ以上の地球の温暖化には「ノー」と言い、温室効果ガスの排出の抑制と経済成長を両立させようとする志の高い途上国を、我が国は広く支援することを表明します。温室効果ガスの排出削減や森林保全、海面上昇や干ばつなどの温暖化の影響を受けやすい地域の対策、クリーンな
エネルギーの利用促進など、我が国の技術と経験を生かした支援を、途上国の事情にきめ細かく配慮しながら行っていきます。
 ただし、こうした支援は、我が国の提案に応えて、自国の政策を積極的に変えていく途上国に対して行います。したがって、これは日本から政策と協力を提案・発信する新しい形の支援と言えましょう。我が国は、他国の排出の結果、国土の水没、砂漠化等の危機に晒されている途上国、特に最貧国に配慮していきたいと思います。
 そして、こういった支援のための新しい「資金メカニズム」を構築していきます。我が国としては、単に従来行っている途上国支援の資金を振り向けるのではなく、ある程度の長期で相当規模の新たな資金メカニズムの構築を検討し、他の先進国や世銀、国連などの国際機関にも同調を呼びかけ、国際的に協調して行う考えです。




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