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pdfX12+photojournalismコミュの3月10日・東京大空襲 語られなかった33枚の真実

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今晩放送されるテレビドラマの紹介です。

http://www.tbs.co.jp/program/dramasp_20080310.html

一晩で十万人もの死者を出した東京大空襲。しかしながら広島、長崎、沖縄などに比べて、報じられる機会は少ない。空襲の様子を地上から撮影した唯一の男、 石川光陽(参照;http://www.etmau.com/19450310/archives/2005/06/post_5.html)を主人公としたドラマを軸に、アメリカ取材や東京大空襲の被害者の証言などのドキュメンタリー部分とあわせて、東京大空襲の知られざる真実に迫 る。

(1)惨状を撮影した、たった一人の男<ドラマ>
東京大空襲直後、その惨状を現代に残した地上からの写真は、33枚しかない。それを撮影したのは、警視庁警察官の石川光陽(いしかわ・こうよう:仲村トオル)41歳である。一般市民はもちろん、報道機関も“防諜”を理由に撮影を厳禁される中、警務課写真係だった石川は、坂警視総監(竜雷太)から「記録を後世に残せ」と特命を受けていた。「これは君の戦いだ」と厳命しながら「しかし決して死ぬな。生き抜いて撮り続けろ」と石川の肩をたたく警視総監。自らシボレーを運転し、ライカで空襲現場を走り回る石川。特命を知らない憲兵とは幾度となく乱闘になった。炭化した母子などの遺体を涙を流しながら撮影していた。石川は戦後、ネガの提出を迫る進駐軍に対し断固として拒否を続けた。命をかけて守ったネガは缶に入れ庭に埋めたのだった。ドラマ部分に登場する人物は全て実在の人物である。

(2)「語らずには死に切れない」・・・年老いた証言者
大空襲に巻き込まれ、今も存命の有名無名の様々な人々の現場再訪、証言。しかし証言者は年々少なくなっているのは事実だ。今回の取材中にもインタビュー前亡くなった方もいる。年老いた生存者が「これを語らずには死に切れない」とその夜の様子を証言する。

(3)米国取材で明らかになる“落とした側の思い”
東京大空襲は極めて周到な準備の上で実行された。この詳細がアメリカ取材で明らかになった。そして3月10日の空襲に参加したし、先頭を飛び東京に最初の一撃を与えたパイロットがインタビューに応じた。彼らの口から語られるあの日の真実とは

(4)下町の惨状などを最新のCG技術で再現
当日の地上炎上映像はない。番組ではTBSのCG技術陣が最新技術を駆使し、生存者の絵や証言をもとにその瞬間を再現する。

(5)そして今・・・
原爆の投下は広島、長崎で止まっている。しかし市民を対象にした無差別攻撃は東京大空襲で終わったわけではない。ベトナムのナパーム弾、イラクやアフガニスタンのクラスター爆弾。これらの開発は東京大空襲から始まったのだ。東京大空襲の真実は、今起きていることと決して無関係ではない・・・・。
スポニチの記事より

 1945年(昭20)の東京大空襲をTBSがドラマ化する。「東京大空襲(仮)」(後9・00)として、空襲から丸63年にあたる3月10日に放送。当時、警視庁から現場撮影を命じられた警察官の石川光陽さん(故人)を仲村トオル(42)が演じるほか、約80人の“歴史の証人”を取材して空襲の真実に迫る。 死者10万人ともいわれる東京大空襲。当日の東京の写真は、石川さんが撮影した33枚しか残っていない。現場の混乱に加え、軍から撮影禁止令が出ていたためだ。石川さんは警視総監の特命を受け、地獄絵図の首都をフィルムに収めた。

ドラマは、この33枚を通して見た1945年3月10日の東京と、戦後GHQにネガ提出を要求されながらも、守り抜いた石川さんの姿を中心に描く。

仲村は「自分も含め、もっと知るべきだと思った。この経験、記録を知ることは(悲劇を)繰り返さない国、世界になるためにムダにはならない」と話す。空襲と焼け跡のシーンは茨城県の製紙工場跡地など3カ所に当時の日本家屋を建て、実際に燃やして再現。最新のCG技術も加え、胸をえぐるシーンの連続となっている。

演技とドキュメンタリーで構成し、生存者のほか、B29で焼夷(い)弾を東京に落とした米兵ら約80人を取材。番組プロデューサーの島田喜広氏は「どちらが悪、犠牲者と単純に割り切れない戦争の現実を伝えたい。あの日に東京で起こったことに迫るのが最大のテーマ」と強調する。命懸けで記録を後世に残そうとした石川さんにスポットを当てることで、空襲に至る日米の事情にも重層的に迫る内容になっている。

 番組の放送翌週の17、18日には日本テレビも、東京大空襲を扱ったドラマを放送する。東京大空襲をめぐっては、昨年3月に負傷者と遺族ら112人が、国に対して総額12億円の損害賠償と謝罪を求めて集団提訴。同局の報道番組で取材にあたった島田氏は「当時を知る人がどんどん亡くなり、今やらなければ真実が埋もれて風化してしまう」と危機感を感じたそうで、今回の企画の原動力になったという。 [ 2008年02月07日付 紙面記事 ]

アサヒコムの記事より

東京大空襲を見つめる TBS系と日テレ系で特番

2008年03月07日15時01分

 敗色濃厚な63年前の太平洋戦争末期。3月10日に日付が変わった直後から、東京の下町を300余りの米軍爆撃機B29が襲い、32万発の焼夷(しょうい)弾を投下。強風で火炎の風が吹き、2時間半の爆撃で10万人の命が奪われた。この東京大空襲を題材にした特別番組を、TBS系と日本テレビ系で放送する。

●CG駆使「惨状伝える最後の時」

 TBSは10日に「3月10日〜東京大空襲 語られなかった33枚の真実」を放送する。現存する空襲後の地上写真33枚を撮影した警視庁の写真係・石川光陽の人間ドラマに、この空襲の意味を日米で集めた資料や証言、現地取材などで解き明かそうとしたドキュメンタリーを織り交ぜる。

 制作のきっかけは1年ほど前の報道番組。被害者や遺族が国を相手に起こした東京大空襲訴訟を取り上げ、その取材報告を、島田喜広プロデューサーは聞いた。「知っていたつもりだが、想像を超えていた」

 隅田川の言問橋には両岸から人が押し寄せ、身動きできずに群衆が炎に包まれた。水を求めた人が集まったプールの悲惨な光景。火が収まって残された、黒こげのおびただしい数の遺体。「現実に目を背けないで」という体験者の言葉に応え、今回は、見ようによっては残酷すぎる光景も、ためらわずに描いた。

 ドラマと記録映像の混成について、島田プロデューサーは「連合国軍総司令部(GHQ)からネガを守った石川さんは、伝えるのが仕事である私たちの先駆者。ドラマによってその情の部分を、ドキュメンタリーでは惨劇の現実を映し、全容を伝えたかった」。

 日本テレビは17、18日の2夜連続で大型ドラマ「東京大空襲」を放送する。心臓の病で徴兵されなかった青年と、彼と将来を誓った看護師、強制連行された朝鮮人青年とひそかに愛を育むもう1人の看護師。4人を軸に、愛と命をずたずたにされた人たちを通して平和の貴さを描く。フィクションだが、綿密な取材で「あったであろう」ストーリーを展開する。

 病弱な身を思い悩む青年を演じる藤原竜也は25歳。はるか昔の出来事のはずだが「僕の感覚では、たった63年しかたっていない。芝居が本業だけど、こういう事を伝え、残すことも大事なんだと、日に日に思いを強くしている」と話す。

 どんな状況下で戦争が起き、惨劇が繰り返されたのか。出演した舞台作品で、違った視点で戦争に触れたこともある。「まだまだ勉強は足りないけれど、僕がそうであるように、このドラマで真実とは何かを考えるきっかけをつかんでくれる人が一人でも増えたら。そう思わずにいられない」

 死者の数は膨大だが、広島や長崎への原爆投下や、沖縄戦に比べて映像化の機会の少ない東京大空襲。二つの番組の制作者は「今が、実態を映像で伝える最良で最後の時」と考える。

 日本テレビの佐藤敦プロデューサーは「CGの技術が進み、映像で残っていない惨状をかなり再現できる。ただ、それがどれだけ真実に近いかを監修できる人たちが、どんどん亡くなっている」と憂えた。
youme.

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