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pdfX12+photojournalismコミュのジョー・オダネル氏の写真に関する疑惑論争

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報道写真家ジョー・オダネル氏死去http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21763250&comm_id=2201044についてトピックでお知らせしたのが8/13でした。

日本では今晩原爆の夏 遠い日の少年〜元米軍カメラマンが心奪われた一瞬の出会い〜 http://www.bs-i.co.jp/app/program_details/index/KDT0401600が放送されますが、アメリカではニューヨークタイムズの訃報記事(8/14日出)以降、オダネル氏の写真についての論争が起きていた様です。
ちょっと、要約するにも文量も多く、下記にリンクを記しておきます。

たまたまいつも眼を通しているブログに行ってみた所、オダネル氏に関するタイトルがあったので気づきましたが、9/4付けのブログからです。記事中にあるNYTの記事は有料の購読をしないと読めないですが、リンクを記しておきます。お読みになられた方はまた教えて下さい。

この順番にお読みになると分かりやすいかと...。

Correcting the Record on Joe O'Donnell
http://stateoftheart.popphoto.com/blog/2007/09/correcting-the-.html

ニューヨークタイムズの訃報記事
http://select.nytimes.com/search/restricted/article?res=F70714FB385C0C778DDDA10894DF404482

この訃報記事を見たGary Haynes(元UPIの写真家"Picture This!"の著者)がアメリカでオダネル氏の代表作と思われているこの写真http://digitaljournalist.org/issue0708/images/jo/02.jpgがStanley Stearnによって撮影されたものであると申し出てからことの始まりです。JFK JRが父の棺に向って敬礼する写真はスタンレー氏の写真(フルフレーム)http://digitaljournalist.org/issue0708/images/jo/03.jpgとともに掲載されており、その他にも疑惑のもたれている写真が掲載されている記事がDIGITAL JOURNALISのThe Bizarre Story of Joe O'Donnell August 2007 by Marianne Fultonhttp://digitaljournalist.org/issue0708/the-bizarre-story-of-joe-o-donnell.htmlです。

更にこの後にEDITOR & PUBLISHERにアップデートとして記事が掲載され、その中にはオダネル氏の息子J. Tyge O'DonnellさんからのEメールが公開されています。
原爆の写真に関しても出ている疑問に対しそれについてはまぎれもなくオダネル氏の写真であるとメールに書かれています。

UPDATED: Questions Raised About Claims By Photographer -- His Son Responds -- 'NYT' Corrects
http://www.editorandpublisher.com/eandp/news/article_display.jsp?vnu_content_id=1003634662

I do take issue with the comment questioning Dad's photos of Japan. I hope you know and concur that those are all indeed my fathers. We have the negatives and I personally have the contact sheets (received them only weeks ago) and I can tell you proof-positive every photo that has been published in his books or seen at his exhibits are indeed his. While constructing my Phoenix Venture website, I tried to find other photos of the A-bomb devastation in Japan and quite simply I couldn't find any-- not of the high quality or caliber of my father's photos. Those photos are truly tragic art.

時間がかかりますが、リンクの全記事を読んでみて下さい。
いずれにしても、亡くなってからこういう議論が出てくる、撮影者が名乗り出るというのが納得出来ませんが、正されるべき記録は正されるべきですね。また、その他のアップデート記事などがあったら教えて下さい。

コメント(7)

はじめて書き込みさせていただきます。玉兎と申します。よろしくお願いします。(長文になってしまいすみません)

NYTが今までアーカイブを会員制有料としていましたが、本日(19日)より、無料で開放されました。youme.さんの挙げていたJoe O’Donnell氏の訃報記事も読めます。

Joe O’Donnell, 85, Dies; Long a Leading Photographer
http://www.nytimes.com/2007/08/14/washington/14odonnell.html

NYTには、public editor がいます。読者代表としてオピニオン欄を定期的に執筆しているようです。NYTの編集者や記者とは離れた立場で、NYTの報道内容について意見を述べる役割を担っているようです。現在はClark Hoyt氏というピュ−リツァー賞も受賞したジャーナリストがpublic editorを務めてます。

昨日のpublic editor のコラムは、Joe O’Donnell氏の訃報記事に、なぜ過って別の人の写真が掲載されるに至ったか、その真贋をチェックできなかったか、この記事に関わったNYT内部の編集者、訃報担当記者らに取材しレポートしています。内部の動きが克明に分かり、非常に面白いです。

Pictures Worth a Thousand Questions
http://www.nytimes.com/2007/09/18/business/media/18times.html?

public editor、Clark Hoyt氏のバイオ
http://www.nytimes.com/2007/09/16/opinion/16pubed.html

アーカイブを読めるということは、読者としては非常に喜ばしいのは確かです。しかし、紙の新聞が売れなくなり、広告もじり貧という新聞社の厳しい状況で、デジタルメディアがカギ...にもかかわらず、ネットは無料が当たり前でコンテンツに課金ができない。そのなかで、NYTがアーカイブとコラムニストの記事をクローズにして有料会員制にしている(Times Selectという名称のサービスでした)ことが、ひとつの先進例として認識されていました。 それも駄目だとなると...新聞社はどうなってしまうのか。

Joe O’Donnell氏問題とは離れてしまいましたが、Times Select を終了し、アーカイブなどを無料開放したことについての、NYTのお知らせ。NYTのデジタル戦略について興味のある方は、どうぞ。

A Letter to Readers About TimesSelect
http://www.nytimes.com/ref/membercenter/lettertoreaders.html?8qa
youme.さん、温かいお言葉、ありがとうございます。またまたしつこく書き込みをさせていただきます。

ついに、本日(21日)AP通信社がJoe O’Donnell氏の訃報に訂正記事を出しました。ワシントン・ポストがAP配信を使っていますので、以下のサイトで読めます。今後、APを使っている全世界の各紙に訂正が載るのかもしれません。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/20/AR2007092002592.html?sub=AR

NYTが最初の訂正を出したのが9月5日だったので、しばらく経過しています。検証に時間がかかったのかもしれません。

WPは、訂正に先立つ20日にAPは下記の記事を配信しています。
Photo Causes Uproar Among Photographers
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/20/AR2007092001355.html

この件に関して私がなぜこんなにも熱心なのかというと、亡くなった弟を背負って火葬を待つ少年の写真に、かつて、深く心を動かされたからなのです。あの一枚の写真は眼に焼き付いて離れない。だからこそ、本当のことが知りたいと思っています。
改めて訃報記事を読むと、O’Donnell氏が原爆投下後の広島、長崎に入り、その惨状を目撃し、晩年は原爆投下は間違いだとしてその悲惨さを訴える活動に力を注いだ、その思いは、偽りのないものだったに違いないと思います。
そうですね。日本の報道は、今、安倍辞任&総裁選&組閣で大忙しですね。

オダネル氏の訃報記事は、各紙ベタ記事扱いで出ていました。私が読んだのは朝日、読売、日経でしたが、だいたい下記のような感じです。朝日は、焼き場に立つ少年の写真を小さく掲載していたように記憶してます。ケネディ大統領の葬儀の写真など、疑惑となった写真を掲載しなかったので、米国各紙のように訂正を出す必要はないのは確かです。

朝日新聞 8/11付
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200708110177.html


やはり、地元だからか長崎新聞には少し長い記事が出ていたようです。
長崎新聞 8/12付掲載
http://www.nagasaki-np.co.jp/peace/2007/kiji/08/1201.html

米国の名だたる報道機関が、誤って写真を掲載してしまった、しかも渦中の人が日本でも知られた報道カメラマンである、ということではありますが、ニュースバリューは低いのかしら、疑惑論争についての報道はまだ確認できていません。

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