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目から鱗コミュのオアシス日記 「ある視点」

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オアシス活動日記(1月19日(火)

http://yaplog.jp/oasis2000/archive/301

人数 269人(半数60歳以上)

【配給内容】
●食品=フレンチトースト1個 バナナ約1〜4本 

●支援品=パンセット(サトエリさんより)みかん(榑松さんより)
● 飲み物=ホットコーヒー、ホットココア、麦茶、ホットトウモロコシ茶
(飲み物はオアシスメンバーのバクタさん&アミーナさんのご支援です)

●期間限定支援=カイロ

【購入内容】 「パン」230個 14,490円 「バナナ」15箱 1500円


ボランティア参加人数12人





今回のボランティアは、二度目のオアシス市にて前回配り切れなかった衣類や、その後集められた衣類等をドッサーっと配りました。

確か去年の年始も立て続けに衣類の配布をしていた記憶だけど、まさか今年まで出来るとは思いませんでした。


とは云え、今の時期は本当に身体の芯まで冷えるから、暖を取る事が出来ない路上の方達にちょっとでも衣類を厚着して、温かくして貰いたいな〜っと思います。

一般の人達からしてみれば、凍死なんて事を想像するのは難しいかも知れないけど、路上で住むって事は、想像を超えたサバイバルだし、屋外の夜は本当に命を失う程の寒さに実際なるのだ。
ホント、衣類一枚で生死を分けるなんて事もあるのかも知れないですよね。





それにしても、今回は再び炊き出しに並ばれた方の数が増えて来た。


前回が少なかったので今回は230個と予想したのに、しっかり外れてしまった。
とは云え、サトエリさんのパン等のお蔭で一応全員にパンが行き届いたの良かった〜っと安心しました。



そうそう!今回は活動終了後のミーティング中に海老沢さんと云う男性がいらっしゃって直接支援物資を持って来てくれました。

もうちょっと早かったら一緒に配れたのにちょっと残念でした。




★☆★【 寄付の報告とお礼です 】★☆★



再び、都築さんより、ご支援と励ましのお手紙を頂きました。

再び、増井さんより、沢山の石鹸を寄附して頂きました。

再び、鹿島さんより、ジャンパー2枚と新品靴下や新品耳あて多数を直接オアシス事務所に届けて頂きました。

海老沢さんより、沢山の衣類等を直接オアシスの活動現場へ持って来て下さいました。

再び、榑松さんより、ダンボール2箱分のミカンを寄附して頂きました。

本当にありがとう御座いました。
心から感謝します。










さて、前回のオアシス日記でお知らせしたイベント「灼熱オドリタイム」観に行ってまいりました。

「ホームレスの方が踊ります」と云うメッセージと共に多治見市文化会館から送られて来たチラシ以外には全く何の前知識も無く漠然と「ホームレスのおじさん達が踊るんだなぁ」っと思いつつ訪れた多治見市文化会館大ホール。


っと云うか、実はわたくしナチオは映画こそ大好きなのですが、実は演劇とかダンスとかは殆ど観に行った事がありません。


なので、先ずどの席に座れば良いのかから迷ったのですが、映画館では真ん中の真ん中位で見るのが好きなので、センターこそ無理でしたが若干左よりの真ん中辺りに座りました(後から思えばもっと前の方で観れば良かったと後悔…)


僕が見たかった演目は四番目の「ソケリッサ」と云うダンスだったのですが、それが始まるまでに他の作品を観てどんな感じなのかを掴もうと思って一番目の「ある話」からら三番目「花の時間」まで内容を見ていたら何と云うか、台詞は無く情景が移り変わるように踊りながらフォーメーションを変えて行くと云う感じで、そこにストーリー性が見出せなくて、設置されて居る道具だとかで何となく状況が辛うじて読み取れるのですが、実際にそれがどういう意味で動いているのか解らないと云う予想外の展開に…(-“-;)


こ・これはアレだ!ブルース・リーじゃないが「考えるな!感じるんだ!」の類のモノなのだと気付いたのでした。


っで、迎えた「ソケリッサ」。
パンフレットにはソケリッサとは「それ行け、前に進む」と言った意味合いの造語だと書かれていました。

そのダンスの冒頭、花瓶に入った花を触っているとその花の首がポロリと落ち、一人の男性がその花を何とか元通りに治そうと何度も茎に花を付けようとしては失敗し地団駄を踏むと云うシーンがあり、意味は解らないけどそこで元通りにしようとしてるんだな〜っと何となく観たまんまを感じる事にして、内容を予めストーリーがある物として観るんじゃなくて、「観」ってのが良いと思いソケリッサ!を見つめる事にしました。


後で知ったんだけど、今回僕が見たダンスはコンテンポラリーと云うジャンルだったらしく、ザックリ云うと定義は無く、観る人それぞれの感覚で捉えるって感じのダンス何だそうな(正確な意味は知らないので気になる人はネットとかで調べて見ましょう☆)そら訳が解らん筈だわ(笑)


そーゆーのに慣れてない僕に一つ救いだったのはこのダンスの中では朗読が短い台詞などが存在した事でした。

その朗読もまた面白いもので、特に印象に残って居るのが「人間が猿から進化し、言葉を使い出した。初めて喋った事は恐らくあーーー!うーー!と云うものだったのではないでしょうか?」っと云う感じの一節から始まり、今よりももっと高度な身振り手振りのゼスチャーでコミュニケーションが出来たのでは無いかと云う、最初に言葉を使い始めた頃の
新しい物の使い方に慣れていないぎこちない感じや、結局言葉と云う道具を得てもそれに振り回されて中身が無くなり、結局「やはり猿です!」と落ちる流れの一幕がすごく面白かったし考えさせられました。


ダンスメンバーは6人で、リードするダンサーで振り付けをされたアオキ裕キさんを初め、元ホームレス経験者が4人、現ホームレスの方がお1人いらっしゃって、体格もみんな違うし、年齢も若い方からお年寄りまで居て、同じ様な動きをしているのに若い方は滑らかに動き、体格の大きな方はダイナミックに動き、身体も小さいお年寄りの方は年齢を感じさせる可動域の制限が見える様な動きをするんですね。

皆が座り込むシーンでは1人だけキッチリ正座されて居たのが面白くて、大筋のダンスは決まって居てもそこに統一された決まりと云う物が無いランダムな自由さがあるのか〜っと思ったりもしました。

後でお話を伺った際には「個々のテーマはあるけれど、全体のテーマと云う物はありません」おっしゃって居たので、あながち僕が感じた事も間違いではなかったようだ(と云うか定義が無い以上間違いもないのか…)


途中休憩の時にダンスに参加されていた大柄の男性に声を掛けてお話を伺った所、アオキ先生とああやって踊るのはホームレスか元ホームレスだけに資格があるのだそうで、自分も以前は病気をキッカケにホームレスになり、不本意な数年を過ごすも今は卒業できましたと話して下さいました。

テーマについて等僕が聴いた所「それはアオキ先生じゃないと分りません」とおっしゃって後でワザワザ先生を連れて来て下さって、直接「彼等の骨格や形、動き、物の見方も違うだろうし…彼等がどんな動きをするのかを見てみたかった」っと何故ホームレスの方を選んだのかを伺うことが出来ました。


アオキ先生話して居ると、何と言うか、ホームレスを一つのスタイルまたは技能と捉えられてる様な印象を受け、乱暴な言い方だけどホームレスが理解されようかされまいが、元々そこに差はないと云う事実、それを思い出させてくれた様な気がします。

と云うのも、僕達の様に支援活動等をしている場合は、ホームレスと云うと何となく被害者的な立場、又は前提として物を考えてしまう傾向にありますが、置かれた環境や状況の差があると云う事以外は、基本同じ「人間である」と云う極々当たり前の部分を忘れがちになってしまって居るんじゃないかと思い、今まで何度も書いてきた事ではありますが、
支援する側とされる側の壁は作りたくないと思いつつも、知らず知らずの内に「支援対象」として見てしまってるんだなと反省しました。

極端な言い方をすればホームレスを被害者と云う目でみる事もある意味では差別といえなくも無いですもんね。

とは云え、まぁホストとゲストと云う立場の違いは厳然とあるので仕方ないと言えば仕方ないんですが、今回ソケリッサから感じた「当たり前の個性としてのお互い」と云う捉え方を忘れずに居たいな〜っと、思うのでした。





あー、コンテンポラリーってその意味がこっち側に任されてるだけに後々になってなんか効いて来るなぁ。


アオキ先生も「意味は御覧になる方に決めて頂いた方が、もっと深い物になると思うので」っとおっしゃって居たが、ホントだなぁ〜っと思いました☆



ソケリッサの皆さんありがとう御座いましたm(_ _)m













「オアシス」

http://oasis.main.jp/

「お奨めリンク集」

http://yaplog.jp/oasis2000/archive/214

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