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神代真名コミュの【第3話 摩擦】レビュ+感想トピ

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今回は、真名ちゃんの活躍が少ないが、割と重要な回なので真面目にレビュ。


冒頭、ギリシャのケイロン5世(以下ケロヨン5世)がスサノヲ十式の前に立ち塞がる。



「逝くよ!真名さん!」
「はいっ」

「大丈夫?州倭くん」と気遣い、真名ちゃんは姉さん女房に徹している。
なかなかハァハァなシチュである。
(この作品中では、トランスレータと、パイロットの役割が、今ひとつ明確に描かれていない。パイロット無しでも取り敢えずは動くし…。ファティマと騎士の様な関係とはちと違う…。)

果たしてスサノヲ十式はケロヨン5世に敗れるが、これはシミュレータを使った模擬戦闘。
相手は玄武人三号を操縦していた李夫婦。
しかし、シミュレーションとはいえ、この中で負傷した痛みはそのまま肉体に影響するようで、かなり危ないシステムとも言えるが、視聴者からすれば官能担当の真名嬢には欠く事の出来ないシステムと言って差し支えない。


中央国の李夫婦は、戦いに敗れた事により、?ワイセストワールドウォー?の規約に従い、日本共和国の従属となり、中央国のスタッフ共々今後の戦いに協力をする事となっている。

そして、中央国の主席は病気による急死が報じられるが、李夫婦の表情はあまり険しさを感じない。
プラティカルベースの人々も、自身の国の情報操作の事だけでなく、中央国の事情についても不自然さな部分がある事を臭わせている。
この辺りは今後の複線だろうか。

国内向けの情報操作も、電磁雲の影響で国外の情勢には疎いのであればこれくらいの情報操作で確かに事足りてしまう気もするが、国々の一般人が持てる情報って一体どのレベルなのかはこの辺りの説明だけでは到底理解出来ない。

見ている視聴者は、ほとんどプラティカルベースの人々のモニタと同調しているので、国民が実際どのレベルの情報しか得ていないのかを確認させる必要があろう。
(別に放射能から逃げ延びて、地下深くネズミのように生き、コスモクリーナーを取りに14万8千光年旅をした作品の様な表現しろとは言わないが、かなり貧しい国も見受けられるし、どうも日本共和国の事情がそんなに困窮している様に見えないので、現代の先進国や発展途上国との実情とあまり変わらない気もするのだよ。)

1話で、ロボットがあるの無いのと街で噂されていたが、それで語った気でいられると困るにゃ。


模擬戦の後、?おさんどん?するうっちぃ主任。カワイス

州倭くんに対して
「真名さんは女の子なんだから、怪我させないで下さいよ!?」

ってマッドなあんたがゆーなとは突っ込んでおく(笑)

「最初は、お二人を怪しんでいたクセにぃいい!」と州倭くんイジメに精を出す主任ではあるが、州倭くんも、初めて李夫婦を紹介された時のリアクションもかなりトンチンカン。ま、しかし、生死を分ける程の戦いを行っていたんだから、いくら機密はともかく、敵のパイロットが来るとか、前情報が必ずあるだろう、普通。
「あの中央国のギガンティックに乗っていたのも、お二人なんですよね〜v」とはあまりに主任が説明セリフ過ぎで、州倭くんならずとも「すっごいなぁああ」である(笑)

ここで真名ちゃんも、李夫婦について感想を述べるが、


「州倭くん。このお二人なら大丈夫。あのギガンティック、玄武人三号と戦った私には、いえ、私たちには解るはずヨ。 でしょ? 」
(>。∂)


ええ、州倭くんならずとも、真名ちゃんが笑顔でそう言うのなら微塵も疑う必然が御座いません(笑)


ここで1話で触れたゲーム大会や、ゲームの操作性と、実際に搭乗し戦った部分とに差異がある事に触れているが、やはり最初に描くべきだったな。

その後、州倭くんは李氏の事を李師父と呼ぶ。
師匠の意であるが、日本共和国には育てる人材居ないのね。
まぁ、州倭くんが優勝しちゃうくらいだからな!
だがこんな展開も嫌いじゃないので、熱い展開になる事をキボン。



ここでコクピットに座る真名ちゃんの股間 絶 対 領 域 アップのカットがインサート。
OPでもあるカットだが、こちらの方が長くバッチリ拝めるあたりが眼福である!ハァハァ
誰だまったくこんなハレンチなカットを考えた人間はっ!
不謹慎この上ない!!!
けしからん、まったくけしからんなぁ!!!(*´Д`)ハァハァ
もっと枚数かけて、お尻の重さを表現して欲しい処だ。
いやいや、まったけしからん。



さて、サブタイトルにもある【摩擦】の表現の冒頭を追う。
日本共和国が中央国に勝利し、中央国の人材が日本に流れ込み、これからのお互いの運命を共有させるべく働き始める。
中央国技術仕官の他国のギガンティックに対する解説と、その情報収集能力に関心する日本の湯上谷技術仕官であるが、ではあのケロヨン5世のデータは何処から授かったのでしょうか?中央国?

データが無ければシミュレートも不完全で、州倭くんを鍛えるが目的と限定しても、なんとなくちぐはぐな会話に聞こえるのはオレだけか??

日本共和国の情報収集能力がお粗末なのは現代も同じだが、なんか、なんかだ。
他国もそうだけれど、このギガンティックの基本システムは、誰が考えたんでしょうか?
あの生首達が指示したんでしょうか?

決闘は生首が所望している。

意思があるのはいいとして、エネルギーを依存させられっぱなしで、しかも国の命運をこれらに委ねるUNって…。

1話でのシーン。
駅で州倭くんが恩師との会話で電力不足の事に触れていたが、この辺りと符号するのかな?
つまり、電力の供給元を国民は知らない。
…という事なのか。

あんまりプラティカルベースの人々に緊張がないので、なんかどーでもいい気にもなってくる(笑)
(まぁ基地で働く人々って描写が少ないせいもあるのだろうが…)

閑話休題


UN広報で世界中での開戦が伝えられる。
「戦争など、誰も望んでいないのにな…。」と大海指令は言うが、紳士的な決闘が、決闘そのものが、世界の情勢が、そこに住む人々が、本当は何を考え、何を望み、そして希望としているのか平行して描いて下さい…。


今回の目玉である、うっちぃ主任の可愛さに、中央国の皆がメロメロメロンパンナになる導入部分!
?摩擦?と言いながらも、実はうっちぃの可愛さを描きたいダケなんじゃないか?(笑)

実直な中央国のスタッフ達は、プラティカルベース一の美女(と思う)湯上谷技術仕官がコナをかけてもまったく意に介さず、むしろ見下したスタンス。
中でも、うっちぃ主任(10歳)の存在は理解の範囲を超絶に超えているらしく、彼女の能力から全てを疑っている。

「うっちぃですってば〜」
日本最強伝説の始まり(笑)
きっと彼らは、ぱにぽにとか、ナデシコとか、あずまんが大王とか観たことないんだね(笑)


中央国の技術士官達の

「( `д´) チッ!」

が、いつからうっちぃに落とされ

「……(u_u*)ちっ」

に変わったのかは興味がある処。

やはり?かっこいい?より?可愛い?が強いの法則が如くである(笑)


模擬戦のあと、李夫婦との会食で、ようやく電力の疑問に触れる。
しかし、会食姿は?上は体操着に下はジャージ!?
だ、誰の趣味ですか〜〜〜〜!!
真名ちゃんの胸が、旨が、棟が、ムネがぁあああ!!ハァハァ


ギガンティックに関する事の殆んどは、国民には内緒なんだね。
これも情報の操作の影響で、州倭くんが、?田舎暮らしが長かった少年?だからでは、…きっとない(笑)

巨神像がエネルギー源と聞かされても、なんか反応が薄いよ州倭くん。

エネルギー問題とか、国民はどう考えているんろうねぇ。
航空機を爆発させる程の電磁雲が、既存のエネルギー資源にどう影響しているのかあまり描かれていないから分からないが、それでも子供だって日々の生活に支障が出ていれば考えるだろうに。
(生まれてから同じ生活水準だから描かなくてもよいだろうというのにも、やはり見ている視聴者に約束事の理解が生まれてこそだと思う。)
生活水準を昭和頃に下げても水力だけではまかなえないだろうし。
この辺りはやはり単なる?田舎者?で終わるべきなのか。

しかも、真名ちゃんが「もっとも、人間の造ったものかどうかも解らないらしいけど」
と説明する件も州倭くんの耳には馬耳東風(笑)
視聴者に対しても説明になっているような、なっていないような。
深く考えて観てはいかんのか。
それとも、後々のお楽しみなのか。



【Bパート】

いきなりうっちぃ主任のあおりから始まる。
一瞬パンツが見えたと思えるが、よく見るとスカートの裏地だというなかなかあざとい演出。嫌いじゃないです(笑)

「でも、なんで遺跡をロボットなんかにしたんだろ?」との州倭くんの質問に、

「州倭くん、資料ちゃんと読んでないの?  読んでないのね…。」
と、李夫婦や真名ちゃんに半ばあきられつつ
「じゃあ、私が教えてあげます。」とお姉さん的に解説を始める真名ちゃん。

「昔、むかし、50年以上前、まだ20世紀の頃よ。ギリシャ沖の海中から、巨大な頭部だけの彫刻が引き上げられたの。でもその彫刻は、膨大なエネルギーを放出する事が分かった。世界各国で見つかった遺跡の彫刻。原理も何も分からない。人の頭の形をしたブラックボックス。それでも、手掛かりはあった。彫刻の意思を代弁する者が現れたはずなのに、今はもう滅くなってしまった砂漠の国では、その言葉を無視したの。」

当時のトランスレータは基地外扱いされ投獄されてしまう。
尤もな対応である。

そんな折、発掘された彫刻は、暴走し、周囲の瓦礫を飲み込みながら自ら巨神の姿となり、その国を滅ぼした。
その災害が「赤道の冬」と呼ばれる電磁雲を作り赤道面にそって地球を覆った。


「それが、全世界を巻き込んだ大惨事の始まり…。」

…とそこで副指令が登場。
なんとあろう事か、話の腰を折るばかりか真名ちゃんに?お茶くみ?を指示。
貴重なトランスレータ能力者に対して失礼千万。どこかの庶務なら湯のみの中にツバを吐かれてお茶を出されそうなタイミングである。
李夫人が「一本御付けしましょうか、副指令?」とか言うと、なんか艶っぽくていいのだが(笑)

今度は副指令「赤道の冬」講義の始まり。

「…赤道の冬。中東の油脈壊滅により地球を覆った雲は、ただの雲ではなかった。EMクラウド。強磁性の雲は太陽の光を閉ざし、あらゆる人工衛星とのアクセスを妨げ、カーテンと呼ばれる大気の発光現象は世界の国々を分断。人類は、あわや絶滅かと思われた。だが、それを救ったのは彫刻の意思を代弁する者、トランスレータだった。」

基地外扱いされた当時のトランスレータに再び脚光が戻る。

「トランスレータ?確か、真名さんもトランスレータって…。」

「私はスサノヲのトランスレータ。神の意志を言葉で伝える、巫女の様なものね。」

「確かにスサノヲには意思があると、思うけど…。」

「そして、スサノヲの意思が、あなたをパイロットに選んだのよ、州倭くん。」
出会った最初のシーンに思いを馳せる州倭くんであるが、ファーストコンタクトの真名ちゃんに対しては「可愛い!!」しか頭の中に残っていないので、スサノヲの意思もへったくれもないものである(笑)

ここで、李夫人が席をおもむろに外す。(前フリはあったがいささか唐突。副指令を目の前に離席はおかしい。)

シーン変わり、
うっちぃ主任とその下僕達が、中央国の技術仕官達の密談に気が付き違和感を感じているが、あんまうっちぃ主任には違和感がなさそう。さすがマッドな主任さんである。でも、天才少女なんだから、中国語くらい理解出来そうでもあるが、そんな最中、部屋へ李夫人が登場。

キシリア・ザビよろしく「不明瞭な会話は止めよ!」
いやさ、「ここは日本ですよ。日本語を使って話しなさい、ルオ少尉。」

「はい、大尉…」

「ツァウイェンさん、あ、あの…」と語りかけた主任を制止、自国の技術仕官達に対して語りかける夫人。
「どういう事ですか、我々の任務は、スサノヲとそのスタッフを助ける事でしょう!」日本側の雰囲気を察し、仕官達をたしなめるツァウイェンであるが、そこは仏のツァウイェン、カツ丼を用いずともすぐに温和な語り口調になり、彼らの本音に迫る。うまい!これが部下の掌握術というものであろう。
「言いなさい…。言葉にしなければ、なにも伝わらないわ、少尉。」

片や副指令は李少佐に、大尉や主席との関係を確認。
李夫婦は、?赤道の冬?の折に孤児となり、同じような境遇の子らと共に主席に育てられられた。なかなか天晴れな御大である。

だが、病死を伝えられたものの軍部によって暗殺された事を臭わせる含みもある。

州倭くんは、師父と同じ境遇であった事を知る。
その事を最後まで明かさぬ州倭くんであったが、師父は全てを見抜いていた。さすがだ李師父。(主人公に思慮が足りなさ過ぎなのかもしれないが…。)


シーン変わり、
中央国の技術仕官と李夫人との会話。

「少佐も大尉も何をお考えなのですか?自分には、彼らが国家の命運を担う軍人だとは思えません。巨神像を操るのも子供、ここの責任者に至っては、私の息子と同じ10歳だとか!明白なダミーだと思われます!我々を騙しているとしか考えられません!警戒するべきではないでしょうか!?」

技術仕官の意見ももっともな話しなのだが、だがこの人間は技術仕官。
うっちぃが普段から得体の知れない行動をしているのならともかく、四六時中一緒に居て、彼女の言動や指示や仕事振りが演技なのかそうでないのか一番肌で分かりそうな部類だと思うのだが。
それに、これらが演技なら、あんたらの国の水準は遥かに劣ることに驚愕したりしないのか?(笑)

李夫人の続く言葉は、若い世代に託す大人たちの行動を、自分を、国家を育て、日本共和国に未来を託した主席の最後の言葉と共に、親の視点から発し述べ、技術仕官はやがて思い至る。

再度、夫人が技術仕官に語りかける。

「深い想いは言葉で、高い誇りは生き様で示すもの…。私達は既にひとつのチーム、家族なのだ。親は若い世代を導き、望みを託すもの。そうだろ。」


「よろしく…、おねがいします…。」


おずおずと差し出されたうっちぃの手に、技術仕官の大きな手が返す。
ここはうっちぃ本人からお互いの境遇についてや、彼女が思い描く未来への率直な言葉が出ても良かったし、夫人の言葉にうっちぃ達一人一人にカットを移してもいいと思う。

でも、なかなかいいシーン。
摩擦は、中央国だけでなく、日本共和国側にも現れ、お互いにギクシャクしていたら、この握手には更に今後に繋がる重要な説得力として加わると思う。


シーンが変わり、
「結局、彫刻の頭はなんて言ったの?」と州倭くん。

「身体と鎧。戦う為の身体と鎧が欲しい。」と、トランスレータとして真名ちゃんが答える。

「じゃあ、この世界を統一するっていう戦争は、ロボット達が、ギガンティック達自身が望んでいるっていう訳?」

「ギガンティックが人間達を利用しているのか、人間がその戦いを利用しているのか、私にも分からないわ。」

まぁ目的はあるだろうが、彼らの悪戯だっていう可能性だってある訳だからなぁ。何せ「人間が造ったものかも分からない」のですから(笑)

「只ひとつだけ確実な事は、我々は、赤道の冬を繰り返す事だけはしてはならない。絶対に!」
最後に李がいい台詞を言うのだが、このセリフに掛けて、先の技術仕官もうっちぃもこのセリフにこそ集約する流れにカットが気持ちよく繋がっていないのが残念。副指令の顔UPに繋げてどうする(笑)
李師父のセリフは半分、うっちぃ達と打ち解け一緒にいるお互いの国のスタッフ達にセリフが被りつつカットバックしてもいい。

技術仕官は主任と同じ年頃の子供がいる。
摩擦を起こさなくとも、うっちぃの一生懸命な姿を描くだけで、充分彼らにとっては?協力すべき?理由ともなると思う。


ともかく、国家間の思惑がどうあれ、二度と悲劇が繰り返したくないという地球に住む人々の共通観念が今回の?摩擦?の氷解に繋がり、世代に引き継がれていくテーマとして描く今回の脚本は、演出のカット割りの悪さに足を捕らえられながらも一先ず成功している。
実際かったるい説明部分を導入しなければならない苦労も分かるが、この辺り演出がもっと頑張ってやらないといかんと思う。脚本が死ぬよ。
監督の思い入れの深さや、こだわりが試される回でもある。


これから巨神に踊らされ苦悩する人々の思惑の矛先は、いずれ彫刻への意思に到達する。

発見された彫刻の頭部の思惑は果たして…。

最後、ロシアが日本共和国に対して戦線を布告するが、李夫婦は、州倭くんや真名ちゃんに対して自信を与え励ます!
いい夫婦だなぁ。

そして、引き…。

♪チャララン、チャラララララン…。

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