4月17日 domingo de ramos
La Merced 教会の Procesion de Jesus Nazareno[La Resen^a]
この行列は金曜日の同教会のprocesion de Jesus Nazareno[la penitencia]に比べるととても豪華な衣装と飾り付けでできています。
又、もっと早くに説明すべきでしたが、マリア像の胸に短剣が突き刺さっているのは、イエス様誕生後、マリア様と夫のホセ夫妻が赤ん坊のイエス様をエルサレムの神殿へ連れて行った際、シメオンという信仰厚い老人がマリア様にイエス様の生涯を予言されます。そしてマリア様にも剣があなたの心を刺し貫くでしょうと予言します。{実際にマリア様は自分の息子が十字架を背負って死ぬ場面に遭遇することになるわけです。}それなので多くのマリア像にはマリア様の苦しみを表現するために短剣が突き刺さった状態になっているマリア像が多く見受けられます。
4月19日 martes santo
Velacion de jesus Nazareno del Perdon
San Francisco 教会のvelacion
テーマは、キリストの逮捕[San Juan 18 1-11]
イエス様は兵士達に「誰を探しているのか」と尋ねました。
「ナザレのイエス」と答えます。
「私です」とイエス様は言われました。
4月20日miercoles santo
Escuela de Cristo のvelacion
テーマはバビロン大帝国の滅亡
[apocaplisis de San Juan 18,1-10]
バビロン帝国の滅亡を表現しています。下にキリストの弟子聖フアン{日本語ではヨハネ}が見られます。全ては神に背いた罪によって町は破壊されています。
真ん中の天使は正義の秤をもって銀のコップからは聖水をあたかも罰であるかのように撒き散らしています。私たちに平和をもたらすために罰に耐えて亡くなった傷だらけのイエス様が横たわっています。その上には聖なる町新しいエルサレムが描かれています。私達が神様の意志に沿って掟を守るなら、約束の土地が待っていることを表現しています。
4月21日Jueves Santo
San Francisco 教会のprocesion
テーマは
”Sen^or no soy digno de que entres en mi casa.Pero una palabra tuya bastara para sanarlo."イエス様、私はあなたに私の家に入ってもらうのにふさわしくありません。しかし彼を治すにはあなたの一言で十分です。{San Mateo 8.5-17}
この言葉はmisaで必ず信者が言う言葉です{ミサではpara sanarmeと言います}
ローマ兵士の隊長が、自分の召使いが麻痺状態で苦しんでいることを伝えます。
イエス様は彼を治しに行くと伝えます。隊長は、自分はイエス様に自分の家に入ってもらうに値しない。しかしあなたの一言で私の召使いは治るだろうと言います。イエス様は、彼の信仰の深さに驚きます。そして隊長へ家へ帰るように、全てはあなたが信じたようになりますように、と言った瞬間、召使いは、回復しました。
信仰と信頼をもってイエス様にお願いしましょう。彼の言葉には回復させる力があることを信じましょう。イエス様はあなたの人生に住まわれ、あなたの心身の健康を回復したいと願っておられます。{procesionの解説書より}
4月21日Jueves santo
夕方5時から各教会ではミサが始まり、このミサでは、イエス様の最後の晩餐にあたり、神父様が信者の足を洗うということが行われます。信者は例えばSan Pedro 教会では、その病院施設にいる車椅子の肢体不自由な患者達の足を神父様が洗います。又、サンフランシスコ教会では、12人の弟子に扮した信者の足を神父さまが洗います。
いずれもイエス様が弟子の足を洗ったことに由来するもので、「奉仕してもらうためではなく、奉仕するためにこの世に来た」イエス様の教えを実践する場となっています。
又、このミサの後に、夜7時くらいから各教会ではSantos oficios{聖なる仕事}の時間として、イエス様の聖体{オスティアと呼ばれるパンです}を飾ります。信者の間では7つの教会をめぐるとご利益があるなどと言われています。それなので大勢の人が行列して中に入るのを待っています。
まず1枚目と2枚目の写真でSan Pedro 教会の聖堂を紹介します。
私が訪問した中で一番素晴らしいと感じました。父、子、鳩で3位一体を表現しています。真中の金色の入れ物の中に聖体が入っています。arraigados,edificados en Cristo,[esten]firmes en la fe[colosenses 2, 7}キリストの中に定住しなさい、信仰に固定していなさい、という言葉が書かれてあります。
3枚目の写真はEscuela de Cristo 教会の聖堂です.
この鳥は、自分の胸をつついてその肉を雛に与えるといわれていることから、イエス様が自分の血を流して私達を罪から救ってくれたことと比較して、この鳥がイエス様を象徴することがあります。una gota de tu sangre salva al mundo entero.
あなたの血の一滴が世界中を救うと書いてあります
La merced 教会の聖所
まず入り口に、ペドロ、イエス様の像、ローマ兵{こちらは実際の人間が扮しています}そして鶏が木にとまっています。イエス様が逮捕された際、ペドロが鶏が鳴く前にイエス様の弟子であることを3回否認するとイエス様が予言し実際そうなった聖書のシーンを再現しています。
そして天使に守られた聖体の置いてある聖所です。
4月22日Viernes santo
前日からの雨でアルフォンブラを3回も作りなおさなくてはならなったそうで、有名なcalle ancha では、いつもの素晴らしいアルフォンブラの制作は断念したそうです。全般的に雨で例年なら見られる素晴らしいアルフォンブラは少なかったということでした。それでもまずアルファンブラの紹介から
viernes santo
キリストが午後3時に亡くなったとされていることから、午後3時から3つの教会では、Sen^or Sepultado{埋葬されたキリスト}の聖行列が行われます。
夕方から又、雨でした。
まずSan Felipe de Jesus
テーマは、Jesus no permitas que yo pierda.Yo estare con ustedes hasta al final de mundo.{イエス様、私を見失わないようにしてください。私はあなた方と世界の最後まで一緒にいるだろう}
まずイエス様が私達に残してくれた、聖体受領{キリストの聖体に変化したパンを食べる儀式}、そしてキリストの血いであるワインを飲む儀式、洗礼、そのあと、大天使が悪魔を踏みつけているシーン、そのあと死の間際に神父が聖油を塗る儀式、最後にペドロとこの教会のキリストの使徒であるサンフェリペネリが、キリストを讃えて立っています。
sabado de Gloria
この日の教会のミサは、死から復活へ、闇から光へという事を強く印象づけるものです。真っ暗な聖堂の入り口で火が祝別{祝別とは、只の物が祝別後はもはや只の物でなく、信仰の役に立つ物になること}され、復活のろうそくが祝別され、そして灯された復活のろうそくが入堂して、信徒が持つろうそくにもその火が分け与えられ、ろうそくの前で復活賛歌が歌われます。その後、旧約聖書がいくつも朗読され、旧約時代の救いの歴史がたどられます。それが終わると祭壇のろうそくが灯され、高らかに「グローリア」が歌われます。新約書簡の朗読、復活のアレルヤ、福音朗読、説教と進み、洗礼式が執り行われます。その後は通常のミサ典礼と同じ進行になり、イエス様の復活を祝います。
Via crucis{十字架の道}
それ以外のセマナサンタの行事として十字架の道{via crucis]というキリストが死刑宣告を受けて、十字架を担ぎ、十字架上で亡くなって、お墓に入るまでその苦難をしのんで14箇所をまわり、それぞれの場面の聖書の個所を読み、現代に置き換えてあてはめ反省しながら、祈り、聖歌を皆で歌って、キリストの十字架を運んでいる人の後を皆で行進していきます。これが灰の水曜日の週の金曜日から、セマナサンタの前週まで続きます。又、キリスト系の高校でもキリストの十字架像を皆で運びながら、十字架の道に参加します。例えばサンフランシスコ教会では毎週朝5時と午後3時に行進します。最後の週は、曜日を分けて、男性のみ、女性のみの十字架の道の行進も行われます。