時代はブルパップコミュのSAR-21

シンガポールのアサルトライフル。

SAR-21の全体的なデザインには、先に開発され成功を収めたステアーAUGの影響が垣間見られる。

外観はAUGに似たポリマー製のストックを装備するが、作動メカニズムはSR-88とほぼ同型のガス圧利用式で、ガス・シリンダーは銃身上方に設定され、ストックに内蔵されているブルパップ方式のアサルトライフルである。ロッキングシステムはターンボルトが組み込まれており、ボルトが回転し銃身とロックする。比較的に少ない回転角で、銃身とロッキングや開放が行えるよう、ボルトには3個のロッキング・ラグを先端に装備する。

ストックやマガジンは強化プラスチック製で、ハンマー、シアなどの多くの内部部品も強化プラスチックで作られている。そのため、金属プレスでは難しい人間工学を用いたなめらかな曲線のボディを持ち、軽量化にも一役買っている。また、ストックの左側面部の兵士が顔を当てる部分には、チャンバーの破裂事故が起きた際、できる限り被害を抑えるため、防弾繊維（ケブラー材）が貼られている。

標準型のSAR21スタンダード・タイプの銃身上部には、固定式で倍率1.5倍の光学スコープが装備されている。オプションとして、3倍のスコープを装備するものも供給されている。固定式スコープは、キャリング・ハンドルとしても使用できるように設計されていて、万が一スコープが破損した場合でも、上面の突起が緊急時にサイトとして使用できる。

また、夜間戦闘にも利用できるレーザーポインターが、ストックのハンドガード先端内部に組み込まれた製品も製造されている。他にも、様々な照準器をオプションとして搭載するため、初めから固定式スコープを装備しないで、その代りにピカテニー・マウント・レールを装備したバージョンも存在する。

銃身下にはM203 グレネードランチャーを取り付けることもできる。

口径は5.56mm×45で、アメリカ軍の旧制式弾薬であるM193弾とNATOも採用するSS109弾の2つのオプションがある。M193を使用する銃身は、12インチ1回転のピッチを持つライフリングが施されており、SS109用は7インチ1回転である。

（ウィキペディアより引用）

開発社・シンガポール・テクロノジー・エンジニアリング社
口径・５．５６ｍｍ×４５
重量・３８２０ｇ
全長・８０５ｍｍ
装弾数・３０発
発射メカニズム・セミ・フルオート

この銃右利き限定なのが少々残念だったのですが、更に調べたところ改良型の２１Ａが出るそうで、調べたところ・・・・・・・・・・・・・・

「21Aは従来の21に比べ軽量化（3.2kgに）、完全両手利き対応のセレクター、ピカティニーレールの標準装備化などが盛り込まれ、2011年に製造が開始される予定だという。」

ってことですので左利きの人（私含め）もこうご期待（笑