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SONGSコミュの第398回(11/3) 松任谷由実

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    松任谷由実が国際宇宙ステーションと交信。
    宇宙とはどんなところなのか問いかけるユーミン。

Yuming>どんな発見や気づきがありましたか
  大西宇宙飛行士>私にとってそれは人間の可能性と言うことでした。

    音楽はどう響くのか宇宙にに歌を届けます。
    44年のキャリアで宇宙をテーマに様々な曲を生み出してきたユーミン。
    なぜ今再び宇宙と向き合うのか。
    「SONGS」特別な交信を通してユーミンの想像の原動力宇宙への想いに迫ります。

    今年の七夕、宇宙飛行士3名を乗せたロシアの宇宙船ソユーズが打ち上がりまし
    た。2日後上空400キロの国際宇宙ステーションに到着。
    クルーの1人大西卓哉宇宙飛行士が今回ユーミンと更新します。

    大西さんはおよそ4カ月間宇宙に 滞在。毎日分刻みのスケジュールで様々なミッ
    ションをこなす中、今回地上との交信が実現しました。

    ユーミンも宇宙と交信するなんてもちろん初めて
なんだか今日は、私がなぜ宇宙の歌を好きでいろいろ作ってきたかの答えをもらえるう
ような気もする。

    JAXAの全面協力によりアメリカのNASAそして国際宇宙ステーションとNHKがつ
    ながります。
(映像:NHK JAXA NASA ISS交信モニターの前に座るユーミン)
   This is the voice check from Tokyo

ワオ!映画みたい。
    いよいよ時速28000キロで地球を回り続ける国際宇宙ステーションにユーミンの声
    が届きます。

(日本時間午後8:58 : アメリカ時間午前6:58)

(午後9;00) NASA:こちらヒューストン。宇宙ステーションとの交信どうぞ

大西さん、こんばんは松任谷由実です

 (ISS(UTC:協定世界時) 午後0:00)
  由実さんこんばんは。はじめまして大西卓哉です。いつもですねスピーカー越しに声
  を聴いている由実さんと今日はお話ができるということでとても楽しみにしてきました。
  どうぞよろしくお願いします。

    まずユーミンは宇宙とはどんなところなのか問いかけます。

大西さんは実際に宇宙に出てどんな発見や気づきがありましたか?

  はい宇宙に出てみて初めて気づくことというのはたくさんあるのかなと思います。
  私にとってそれは「人間の可能性」ということでした。地球とこの宇宙と言うのは
  全然違う世界なんですよね。私が地上でずっと慣れ親んできた重量というのもがあ
  りませんので、環境の激変なんです。こうして雨中でプカプカ浮いている状態浮い
  ている自分っていうのを当たり前のように受け入れている自分に気がついた時に、
  私は人間の適応力の高さとか柔軟性、あとは潜在的に持っている可能性というもの
  をすごく感じました。

私はこれまで宇宙をテーマにした歌を書くときに「漆黒の闇」「無限の空間」そして
そこに注ぐ「一筋の希望の光」って言うイメージで描いてきたんですけれど、
大西さんにとって宇宙ってどんなイメージですか?

  私にとって宇宙は未知の世界ですね。宇宙にはまだ私たち人間が行ったことがない
  ところ、それから知らない事そういったものがいっぱいあるじゃないですか。
  私は人間っていう生き物は新しことを知りたい。行ったことのないところに行きた
  いそいういった探究心を原動力にして文明を築き上げてきた生き物だと思っている
  んですね。私たち人間が主としてこの先も存続していく上でそういった探究心と言
  うのはずっとなくしちゃいけないのかなと思っています。
  私にとって宇宙というのはその「探究心の向う先」です。

    「人類の探究心が向かう先こそが宇宙」
    大西さんが語った宇宙のイメージを実はユーミンも昔から感じていました。
    私たちの探究心を背負って地球を飛び出し未知の世界に挑む宇宙飛行士たち。
    ユーミンが30歳の時に書いたのはそんな宇宙飛行士たちの勇敢さをたたえる
    歌でした

るんるんVOYAGER〜日付のない墓標〜

    次にユーミンは宇宙飛行士にとって音楽とはどんなものか問いかけます。

宇宙でも人は音楽を求めるのでしょうかね?

  宇宙に来てもですね地上で聴いていたのと同じような音楽を私は聴いています。
  映画だったりそれからドラマのサウンドトラックを聞くのが好きなんですけど
  あとは日本のポップミュージックもよく聴いています。そしてこの宇宙と言う所
  では人間は普通には生きていけない世界なので、今こうしているモジュールの中
  にも私たちの命を守るための装置が24時間動いています。とっても無機的な音で
  満ちてるんですよね。地球上で普通に感じるような風の音だったりそれから窓が
  雨を叩く音だったり雷だったりそういう自然の音がここには全くないんです。
  音楽というのは確かにこれも人が作った人工的なものなんですけれども、そこに
  は作った人のそれから書いた人の血が通っていますよね。ですので音楽というの
  はですね宇宙ではとても生きているように私は感じます。私にとって音楽という
  のはなくてはならない存在です。

私の歌を宇宙で歌うとしたらどんな歌が思い浮かびますか?
  そうですね「瞳を閉じて」のように聴いているだけでこう地球の自然が情景が思
  い浮かんでくる曲っていうのは自然にこう頭の中に流れてきますね。
じゃあちょっと歌ってみますね。その故郷を感じる「瞳を閉じて」
♪瞳を閉じて
  ありがとうございます。とってもうれしいです。
いや〜こちらこそ
  まさかこうしてこの宇宙ステーションで由実さんの声をライブで聴くことができる
  とは思ってなかったです。由実さんの曲がこの宇宙まで届いてました。感動的でし
  た。ありがとうございました。

それから地球にいつどなたかを思い浮かべるとしたら?どなたですか?

  やっぱり家族ですね。大切な人に会えない寂しさというのはやっぱりありますね。
  幸い宇宙に来て孤独を感じたりすることはありません。孤独を感じることはないん
  ですけど「孤独を感じない」ということはイコール「さみしさを感じない」という
  ことではないなっていうのを感じます。そういった大切な人に会うためにもしっか
  りと元気に帰りたいなとそういうふうに思っています。
大西さん本当にありがとうございました。

(午後9;20 交信終了)

うわー。
(拍手)何か涙出そうになりました。いくつかの答えに、ものすごくハートウォームな
時間を持てました。ありがとうございます。

    闇の世界宇宙で感じる大切な人への想い。人間にはそれぞれの寂しさあるから
    こそ音楽に心が震える。
    今回の交信で再確認したことをユーミンは30年以上前歌にしていました。

昔から変わらないところに気づきます。言いたいことは一緒だったんだなというのを。

るんるん不思議な体験

(映像:大西さんソユーズで帰還)
    交信から3週間後、大西さんは無事地球に帰還。
    初めて宇宙とつながったユーミンは今無限の空間に自分の過去の記憶を重ねて
    います。

ものを作っていると過去が未来だったりすることがあるんです。過去に触れたものがこれ
からやるべきことを教えてくれることがいっぱいあるんですね。

    そんな思いからユーミンは今年新しい歌を作りました。

(映像:音楽スタジオ ♪宇宙図書館)

    デビューから44年、年を重ねるごとに増えるのは大切な人を亡くす経験。
    そんな時、宇宙のように膨大な記憶が眠る図書館があればもう会えなくなった
    人ともきっと繋がれる。今のユーミンの切なる願いです。

私もいつか形をなくすかもしれないけれど「想い」をすごく残したいです。それでなら
つながっていられる。心の奥が「宇宙図書館」を通じて誰かとみんなとつながっている。
そういう歌です。

るんるん宇宙図書館


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