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SONGSコミュの第28回 小椋佳・五輪真弓

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NHKのスタジオへの通路を談笑しながら歩く二人。
近頃は、こういう出だしが多いね(^^
二人の回、今日も楽しみに始まりました。

カラオケ-------------
 こんばんは、五輪真弓です。(以下 I>)
久しぶりに新しい歌を作り、そして、心躍る出会いをすることができました。
 こんばんは。小椋佳です。 (以下、O>)
五輪さんは、昔からとても大好きな詩人であり、歌い手さんでした。
こうして一緒に歌えることをとてもうれしく思っています。

I>今日は私たちの二人の歌をじっくりと聴いてください、
まずは、この曲です。
-------
るんるんシクラメンのかおり

 今やスタンダードって言っていいのかな。
 布施明さんのヒットで一躍有名になった曲だけど、
 小椋さん自身も確か当時から自分でカバーしていたよね。

 一番印象に残っているのは、二人が歌う時の、メロディラインが微妙に異なるんだ。
 「驚いたように、振り向く君に」
 「シクラメンのかほり むなしくゆれて」
 残念ながら、自分は、絶対音感を持ち合わせていないので、何度異なると
 音楽的に説明できないのだけど、単純に言えば、小椋さんが歌うときには
 徐々に音が下がっていくんだよね。記憶が定かではないけど(^^;
 (ううむ。。音楽に詳しい人、だれがフィローを・・(笑

 聴きようによっては、ジャズのアレンジも加わったような感じで
 間奏では、ピアノのアレンジがとても印象的で、今までに聴いたことのない「シクラメンのかほり」だ。
 もちろん、これはこれで、とても新鮮!(^^   
 いつ聴いてもいい曲だね。 街も、そろそろそんな時期かぁ・・

さて、二人の対談が始まった。
カラオケ---------
O>歌作りをやる時、僕の場合、基本的に詞が先なんですよね。
I>基本的には私も同じです。
作曲慣れしてきた頃から、メロディも最初から浮かぶようになって・・
O>「詞先」とか「曲先」という言い方しますよね。若い時は、同時だったり、曲先だったりもしましたけど、だんだん年齢を重ねるごとに、自分の場合は「詞先」がほとんどになりましたね。
 今の若い人たちは、歌を作る時、必ず「曲先」がほんどでしょ。言葉は言葉として使うというよりは音としてはめていくような感じがしますね。
I>要するに、心から発しているのではなくて、何かこう外から持ち出してくるような・・
O>何か一つの思いを言葉に変えて、そして詩にして、歌うというのが本来だと、僕なんかは思っているので、それをやってくれないという現状というのは。どこかで腹立たしいと思っているのかな。
--------

 曲づくりへのスタンス、熱い思いと、今の音楽に対する苦言・・
 音楽を愛するからこその苦言だね。
 確かに曲のイメージが先に入ってくるのが今の流行かな。
 そのことを端的に一言で表現!、さすが、言葉を重んじてきた人が語る重みのある言葉だね。

 先日、阿久悠さんが亡くなった時にも、そういうことが言われていたように記憶している。
 阿久さんほど、詞を大切にする人は、もう出てこないんじゃないかと。
 正直って、個人的にも、今の音楽で、受け付けないのもある。
 ノリはいいんだけどね。

五輪さんのデビュー当時の映像。当たり前だけど、若かった(^^

語り上田アナ-------
五輪真弓さん、1980年の大ヒット曲、「恋人よ」愛する人を失った悲しみをドラマティックな言葉で描いた、究極の別れの歌です。
翌年には「リバイバル」も続けてヒット。
実はこうして別れの明鏡が誕生した陰には、曲作りに対する五輪さんの葛藤があったのです。
デビューから4年。五輪さんは、スランプに苦しんでいました。それを克服するため半年間フランスに滞在したのです。
日本を離れ、曲作りを見つめなおす中で、五輪さんは自分の弱い部分を自分の言葉で素直に表現する大切に気づき、別れの悲しみを歌にする事を始めました。

カラオケ-----
I>ボロボロとそういった自分が出てきたんですね。、
そうしたら、ものすごく簡単に、歌が書けるようになって、しばらくそういう
自分の別れの悲しみというものを出していたという事じゃないかと思いますね。
出し切りたいという気持ちで次々と別れの曲を歌を書いてきました。
-------------

 五輪さんが、そんなスランプに陥ったことがあったなんて、ほとんど気づかなかった。
「恋人よ」のヒットが、とにかく強烈な印象だったからかな。
 
語り:自分の気持ちを素直に言葉にする。フランスで録音した五輪さんが
  シンガーソングライターとして成長した時に作った名曲です。

るんるんリバイバル
 SONGSのセットもノスタルジーを感じさせる色調・・なんて表現しようか・・枯葉色
 ストリングスも加わって、とても曲の深さを感じさせる。
 とても懐かしく聴いたけど、仮に今リリースしたとしても、ぜんぜん違和感ない。ナツメロって感じではないのだよね。
 この当時のアーティストの皆さんの曲は、ほんと色あせないよなぁ。。
 「恋人よ〜」のあの高音のサビの部分も聴いてみたかった気もするけどな(^^
 
 
語り>小椋さんが1974年に30歳の時に、発表した「飛べない蝙蝠」
青春の不安定さや不誠実さを叙情的な言葉で狂表現した名曲です。
今年、小椋さんはこの曲を新しいアレンジでレコーディングしました。その際、33年前に書いた青春の歌をもう一度見直し、
詞を新たに4行付け加えたのです。

「立ち位置 揺らぎ
 心も 揺らぎ
 拠るべき価値も
 見定まらず」

カラオケ------
O>「飛べない蝙蝠」で何をうたっているかというのを短い言葉で言うと、こういうことになるのかなって。
念押しみたいな4行ですけど、付け加えさせてもらいました。
あれは、あの時の自分の思いだったと思います。
ただし、それが今大きく変わってるのかとういうとそんなことはないんで。
人間はそういう部分をどうしても持っているよということを再認識している歌ですね
----------
語り>63歳になった小椋さんが今の思いを重ねて歌う青春の歌です。
るんるん飛べない蝙蝠

 正直言って、自分には、この曲はそれほど印象には残っていない。(ファンの方、ごめんなさい)
 当時は、今でも活躍している多くのアーティストが登場し始めていた頃で、自分も様々な歌へと
 シフトしていった頃かな。Yumingやアリスやグレープ・・それと、歌謡曲あたりにも。

 今こうして、再び、詞を付け加えて歌い直すということは、なるほど、先ほど熱く「詞先」を語っていた
 小椋さんだからだね。自分の曲や詞をほんとに大切にしているんだなと。

 「さらば青春」あたりは、とても大好きな歌なんだけど、失礼だけど、こんなに深い思いのアーティストだとは
 思わなかった。ごめんなさい。
 確か、50歳くらいまで、銀行の仕事と音楽の仕事と、二束のワラジをはいてらしたんだよね。
 そして、そのどちらも中途半端にすることなく、こなしてきたのだから、すごいことだよね。


語り>小椋さんが美空ひばりさんに提供した曲「愛燦燦」
 この歌が持っているる言葉の力に感動した五輪さんは、小椋さんにデュエットを申し込み2人の競演が実現しました。

 待っていました!自分にとっては、今日のメインかな(^^
 この歌を歌っている美空ひばりさんの写真が映る。
 そうそう、この時、病からの復活をとげた美空ひばりさんが、万感の思いをこめて切々と歌いあげて時の姿は、今や伝説的で、 とても強烈に印象に残っている。

カラオケ--------
O>もともとひばりさんのために作った歌じゃないんですよね。
 ただ、ひばりさんはひばりさんで、偉大な歌い手さんで、歌い込んでいくうちに、むしろ、ひばりさんは自分の人生を歌っているんだって聴こえてきたでしょ。あれ、不思議なことですよね。やはり歌い手さんのそれぞれ持っている能力というか。。
I>一番最後の「ですね」というのが、すごく好きなんですよ。すごく押し付けがましくなくて「そうじゃないですか?」みたいな
そういう優しい肌触り。
ひばりさんの「ですね」と私の「ですね」も少し違うんですが、あそこで、その人の何かが表現されるような気がするんです。
-------

語り>青春を歌ってきた小椋さん、別れを歌ってきた五輪さん。人生の年輪を重ねた二人の共演です。
るんるん愛燦燦

 二人のデュエット・・ううむ、滅多に聴くことができないパターン!
 五輪さんの「ですね」・・その優しさを感じ取りながら聴くことにしよう(^^

 1番は、小椋さんのソロ。
 2番は、五輪さん。当然、音域が違うから、転調。何度が上げている。
   ううむ、やっぱり絶対音感ないので、何度転調・・説明できない。くやしい(^^;
 3番は、デュエット
 詞もメロディも いつ聴いても、ほんとに素晴らしい(^^

 過去たちが 優しく睫毛にただよう
 未来たちは 人待ち顔しててほほえむ

 時には、笑みを浮かべながら歌う二人。
 歌の上手な二人だからこそ、とても雰囲気のあるデュエットになっている。
 ハーモニーもさすがベテランの二人!とても心地よく響いて来るなぁ〜(^^
 とってもとってもイイ「ですね」(^^

最後は、五輪さんの新曲。

語り>五輪さんは、今年12年振りとなるオリジナルアルバムを作りました。
カラオケ------
I>若い時は理解できなかった。そして、あの人のそういう気持ちを理解できなかった。でも、今はあの人の気持ちを理解できるとか。
そういうような相手の声を聴くということが、とてもうまくできるようになりまいた、その変を受け入れることにおって、すごく新しい自分、一回り大きくなれる自分という。それを繰り返して次第に年輪が重ねられていったんじゃないかなと思います。
--------
語り>デビューから35年の年を重ねて今だからこそ初めて歌える言葉が詰まっています。五輪さんが歌う幸せの歌です。

るんるん幸せの旅人

 どんな歌なんだろうと期待感いっぱい!(^^

 今まで別れの歌だったのが、一転とっても明るいアップテンポの曲だ。
 これが「今だから歌える歌」っていった意味だね。
 もがき苦しんでいたリバイバルの頃とはちがって、心からの笑顔で歌っているように見える(^^
 「枯葉舞う・・」なんて短調の曲をメインに歌っていた当時の五輪さんには、とうてい似つかわしくない歌えなかった歌だね。
 それも好きなんですけどね(^^

 両手を広げて、幸せを包み込むようにゆったりとおおらかに歌っている(^^
 なんともこっちまで楽しくなってくるような。。そんな幸せの歌。


久々に五輪さんも、小椋さんを見られて、そして、語りも、上田早苗アナ。
今日もなかなか満足のSONGSだった(^^

「ご馳走さまでした!」って感じかな(^^
 ちなみに、上田アナは、「彩食浪漫」という番組を担当としている。
 毎回、ゲストのお宅へお邪魔してこだわりのお料理をご馳走なる番組。
 なもんで、ちょっとかけてみました(^^

コメント(2)

今日、録画したのを観ました。
愛燦燦 って美空ひばりさんのために作ったとばかり思っていました。
その曲を美空ひばりさんは、自分の人生を歌っているように歌われていたと・・・
その小椋佳さんの言葉に感動しました。
お二人とも素敵に歳を重ねていてもっと歌を聴きたかったです。
ふーとんさん
 自分も、愛燦燦は、ひばりさんのために作ったのだと思っていました。
 紅白では、小椋さんがひばりさんの映像とデュエットする?ということの
 ようですね。愛燦燦かどうかはまだはっきりとしてないのだったかどうか・・
 いろいろと考えましたね(^^
 
 そうですね、お二人、それぞれ単独でも良かった気がします。
 久々に五輪さんを見て、とっても懐かしく、それでいて新しい境地を開いて
 いる姿に感銘しました(^^
 小椋さんは、ほんと独特の世界を築いてますね(^^

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