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Go for Major!!コミュのEPISODE-10

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動員について----PART-?

アーティストにとって、皆さんが動員がなかなか伸びない
というのはあるでしょう。
僕もそうでした。どうやれば増えるの?
もっとお客さんに来てほしいのに・・・

アーティストとしてものを考えるならば
ガラクタか?
アンティークか?という発想です。

同じ時間を経ている椅子でも、誰にも認められないものは
ガラクタで、誰かに価値を見出されればアンティークです。
結局は人気商売。つまりどこまで自分たちを

認知してもらい。
判断してもらい。
興味を持ってもらい。
次に着ていただけるか?

AIDMAの法則というのがあります。
Attension
Interest
Desire
Memorize
Action

つまり人が自ら動くには
注意をひき
興味を感じ
熱望し
記憶され
自ら行動に移す
ということです。

一期一会が原則のインディーズの社会。
メジャーになれば、垂れ流しの情報がいつのまにか
心地よくなって、結局ショップやWEBに走るということです。
インディーズは最初、恋人、友人、親戚、縁のある人
つまり身内からのスタートが大半です。
無理してきてもらって、とか。
何回も友だちに来てもらうのは気が引けるんだよなぁ・・
って思っている人もいるのでは?

身内を招待したり、ライブに着ても退屈そうに見てます。
それは、
「あなたには興味があるけれどあなたの音楽に
魅かれてやってきたからではない」からです。

メジャーになってもスタンスは変わりません。
よくメジャーアーティストの公演を見に行って
関係者席でみんな座って、退屈そうに見ている人が
多くいます。
「なんでこんないいライブなのに・・・盛り上がらないの?」
とよく思いますが、自分がそうなれば分かります。
結局、身内はどんだけビッグになっても身内なんです。
学生時代の友人も昔よく来てくれましたが
晴れ舞台に立っても、きゃーきゃー言われていても
いつもいる友人の「Yamato」としか思って
くれてませんでした。

対バンの客をとる!という発想でライブハウスに
行くわけですよね。
つまり、ついでに見に来た他の出演者の身内やFANを
根こそぎもっていってやろう!ということですね。

大切なことは一重のNETをほっておいてもNETWORKにできるか?
ということです。人が人を呼ぶ。
現在のインディーズでのヒットの形は
マスコミなどの媒体の介入やキャンペーン。
などもありますが、一番いいのは口コミ。
これに勝るものはありません。

インディーズアーティストがよく見落としがちなこと。
それはヒットするためのスタンスやステップを理解していない
ことが多くあります。

僕が思うに・・・4つのWORK。
まずは自分たちがどうなりたいのか?
どういう売り方で、どういうFANが欲しくて
どういうのが見せ方で・・・

つまり、どういう楽曲でどういう詩で
ターゲット、方向性、将来性、落しどころ
具体的な3年.1年.6ヶ月.3ヶ月の期限付き目標と計画
全員で入るリハの曜日。音源の制作。
などなどもろもろ決めるミーティング。

それがHOMEWORK

次はリハーサルとライブハウスなどでの実践訓練です。
何回も繰り返し、足を使っていろいろな活動で
「自分たちは、ここにいるんだよ!」という
アピールをすること。
そこから生まれてきます。
それがFOOTWORKです。
そしてHOMEWORK-FOOTWORK-と来たら

メンバーでリハーサルやプライベートなどを
通じて、音と人間関係の構築をすること。
腐っても人間関係です。どれだけ演奏がうまくても
人間が合わない人とは、かならず不協和音になります。

これの見極め方・・・その人の友人を見ることです。
発言や振る舞いは芝居が出来ます。
そのうちに化けの皮がはがれて、実はいやなやつ!とかが
人気が出た後で発覚して、解散したり脱退することは
とっても損なことです。
自分は装えても、友人を見ると人のなりが見えてきます。

僕はもうひとつ、第一印象をあげています。
直感動物なんですが、「あ〜この人とはあわないなぁ・・」
という人とはやっぱり、合いません。
一番大事な人間関係を、音楽の技術だけで判断しないように。
楽器はセンスが1%。あとは繰り返しの反復で得た努力です。

そういった人間関係をつくるTEAMWORKです。

最後にそのTEAMWORKから生じる結果がNETWORKなんです。

皆さんは自分のバンドのオタクがほしいわけです。
なによりも自分たちを好きでいてくれて、LIVEも毎回、
CDも買ってくれ、DVDもカレンダーも、グッズも
ポスターも買ってくれていつも聞いて欲しいわけです。

簡単に言えば「萌えて」頂きたいわけですね。

この順番をすっとばすと・・・

いきなりFOOTWORKをしてNETにしようとしても
それはWORKしません。
そこには綿密な重要なHOMEとTEAMというのが
抜けているからです。
これはある意味黄金律だと、僕は思っています。

HOMEWORK-FOOTWORK-TEAMWORK-NETWORK
自宅学習-実施訓練-人間勉強-一般大衆化
といったところでしょうか・・

口コミの法則。
つまり・・・
「口コミはいいもの!うわさは悪いもの!」が急速に伝わる
のが人間の心理です。
せっかく友人招待して、ドリンクも高い500円のコーラなんて
飲まされた挙句に、演奏がズタボロ・・・・

「いやぁ〜〜〜今日はのどの調子が悪くて・・・」
「PAが今日はだめだった!」

なんて言い訳をするんじゃねぇ!!
とよく思います。絶対に来てもらった身内にはいうべきでない。
「全力でやりきったけれど、どうだった?」
が大事なんです。
逆の立場になってみてね。
自分の時間犠牲にして、知り合いだからお金払ってそこに来たわけで。
感謝はしても、言い訳はしない。

そしてキャストはゲストに最大限のレスペクトを!
これがアーティストの根源です。

ほっといてもお客が来るようになって、初めて
「わがまま」が通用するのです。

そうなるために何が大事なのか?
僕がデビュー前事務所に当時教わったことを
いくつか書いておきます。
ちなみに、僕は地元九州ですが身内はおばさん一人
でしたが、都内に来て1年で2100人動員して
その結果でメジャーに行きました。

まず、対バンのお客さんをFANにする!ということで
重要なものがあります。
まず、ライブハウスの特色やカラーを見極めることです。
ライブハウスは色々なカラーがあります。
POPS、ROCK、弾き語り、アコースティック、ビジュアル・・
いろいろあるけれど自分たちのカラーにふさわしい
ライブハウスを決めるということ。
簡単に言えば、ビジュアルの人が弾き語りの箱はきついって
ことです。
今はライブハウスにお客さんがつく!という現象が
希薄にはなっていますが、箱の特色。
特にPAやスペック、照明設備などを重視して選んでみるのが
いいと思います。

さらに、そこに出ているバンドのレベルをよく見ること。
うまいバンドが出ている箱は、信用があります。
つまり一定の商品を提供できているという
プロフェッショナルな基準やガイドラインが存在するのです。

ノルマさえ払えば・・この感覚では絶対駄目です。
自腹を切ることがライブをすることではない!
ノルマは金額ではありません。
人数で把握するんです。
仮に5.000円のチケット代で10人来て50.000円売り上げているのと
チケット代500円で100人着ているのは売り上げは同じでも
将来性はどっちにあるのか?ということです。

数の勝利。それから質へと移行してゆくのがインディーズ理論です。
アマチュアですからチケット代金の考え方が分からないかも・・
ではなく、分かってください。

インディーズ時代にはチケット1.500円だったのに
メジャーに行ったらあいつら4.500円だったよ〜〜
えらくなったもんだね〜〜
ということもあるでしょう。
それは、事務所や人件費、経費なども加味されているから
というのも実はありますが、もっと根底にあるもの。

それは「4.500円分」の価値で見てほしいということです。
プラダが100円のキーホルダーでは人気もないでしょう。
グッチが1000円ワゴンセールでは“ブランド”になってない
でしょうね。
インディーズからメジャーへ上がるということは
“ブランド”になるということです。
そこには、絶対的な信用と人気があるはずです。
いい物は絶対に受け入れられてゆきます。

価値の原則。

それは
「人はかけた時間とお金に見合った満足感を手にする!」
ということ。
毎回招待で・・・ただで・・・
ただのライブは所詮ただです。だから自分が苦労して
取ったチケットではないので、価値もそれです。

自分が電話で何回もPIAにかけてとれた苦心のチケットと
ただでくれたチケット。この差です。
最初はOKですが、毎回ではOUTです。

ライブハウスは時代性や、ブッキングマネージャー
店長や経営者の質で、正直変わってゆきます。
一貫して貫いているところが少なく、まったく様変わり
してしまったライブハウスも多く存在します。
フライヤーや、張っている広告、雰囲気、実際に演奏をみる
などして自分たちのカラーとリンクできる箱を吟味する
ことですね。
ということは、自分たちが「どうなりたいのか」
自分たちが「どうみせたいのか」
そのビジョンが統一されてなければ意味がありません。
とりあえず渋谷だから・・という発想では無理です。

よくあるんです。
女性をターゲットにしているのに
「トイレがステッカーだらけで汚い!」
「ものすごく狭くて圧迫感がある!」
「土地柄繁華街の中で一人に行くにはこわい!」

こういう声を聞いておかないと、いくら呼んでも
あそこはちょっと・・・となるわけです。

それと。「場所」これが大事です。

僕は、なるべく人が多く集う場所。の箱とその土地に
ふさわしいターゲット層がいるのか?ということを
重要視しています。

方向性----------聞きやすく覚えやすいPOPS
ターゲット層-------------25〜35歳の女性

つまり聴いてほしい人たちや、FANになってほしい人たちが
来れる、集う場所ということが重要なわけです。
上記のような人たちがターゲットであれば
「八王子」より「六本木」「青山」「原宿」でしょう。

例えば、主婦の方や年代が上の方を夜の「六本木」
にはつれて来れないよね?
夕方の「自由が丘」というかんじです。

自分たちのビジョンを、よく考えている人は
とりあえず・・という発想はないということです。

とりあえず第一部・・
おそらく全部書けば5部まで行っちゃいそう・・
次は動員の増やし方実践編です。
感想みて書こうか決めよ・・・よろしく

コメント(5)

毎度勉強させていただいております。
バンドの動員の話ってラーメン屋の客の話と良く似てますよね。
RRR内で話しているとしょっちゅう出てきますけど。

穏やかポップス向きのライブハウス探しは難しい。見合った動員も難しい。
でも、自分たちの音楽をムーブメントにしたいのであれば、へこたれないように頑張らなきゃと思います。
なにより踏み外さずに続けることですよね。
始めまして。
主婦&音楽サイト管理人していますAKIです。

まだここしか読んでいませんが、すごく勉強になります。
自分達をプロデュース出来なければ上がって行けない
最近はインディーズもそう言われます。
集客に関しては、ライブに足を運ぶ人数そのものを
もっと上げていかなければと
こちらもあの手この手でがんばっています。

以前の記事なども読ませて頂きますね。
宜しくお願いします。
改めて自分達の行動を考えさせられました。
新たなスタートを切る今、HOMEWORKからきちんとやっていこうと思います。

続編待ち望みます。
そそそんなたいしたことでは・・・
ないのであくまで参考に。

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