討論する？コミュの40年前の「護憲映画」をDVDで

40年前の「護憲映画」をDVDで
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=205475&media_id=2

この記事に対しての日記を見ていて思ったことを書く。
まずこの記事に対しての反発の意見が多いが、これは何故だろうか？
この記事では一言も憲法改正に反対とは書いてない。堀昭三さん自身はそう思っているかもしれないが、それは何故かと考えると理解は出来ないだろうか？第二次世界大戦を生き抜き、そして原爆を落とされた唯一の国、敗戦国から今の日本まで回復するまで耐え抜いてきた人たちだ。憲法改正＝軍事力に向かうかもしれないと心配して当然ではないか？今の若い世代（俺も若造でこんな事書いてますが）が戦争映画をエンターテイメントとして見、戦争ゲームで相手を殺してはポイントを稼ぎ、相手が自殺するまでいじめ抜く、このような若い世代が果たして戦争放棄の憲法へと改正できるのかと思うのは普通だと思う。自衛隊のイラクへの派遣も何の問題も起きず通ってしまった様に見える。他国で自衛が出来るのだろうか？今のところ自衛隊員が亡くなっていないから収まっているように見えるが、もし一人でも亡くなった場合、他国で自衛のため反撃するのだろうか？それともイラクを引き揚げて来るのだろうか？その場合亡くなった自衛隊員は自衛のために命を亡くしたことになるのだろうか？

すこし話がずれたので戻そう。まず憲法改正になった場合憲法九条の選択肢は四つある。
１，現行通り一切の改正をしない。自衛隊も憲法解釈として認める。
２，条文にのっとり一切の武力を破棄。武力を持たない平和国家として自衛隊を解体する。
３，現行憲法に自衛権と限定しての武力、自衛隊を認める条文を付け加える。
４，憲法九条の破棄。武力保持に制限を与えない。

僕の個人的な投票は２番である。世界唯一の被爆国、日本が自衛隊にしろ戦争出来る状態で有ることは望ましいと思わない。これに付いて反論はあるだろう。それに今の北朝鮮が存在する限り難しいように見える。だけどそれでも被爆国、平和国としてやる価値はあるのではないだろうか？

堀昭三さんも戦争を二度としてはならないと言う考え方は一緒である。そして今の若い世代にその気持ち、考え方を伝えるため、そして何より若い世代に戦争について考えて貰うためににこのDVDを今、発売すると言うのも理解できるのではないだろうか？

僕らの世代は戦争を知らない。僕らの親の世代ですら戦争を知らない。そして今、どんどん戦争を体験してきた人達が亡くなっている。憲法改正は戦争を知らない世代が戦争を少しでも知る、考える機会になるのではないだろうか。

長くなりましたが、これを読んでくれた皆様、賛成、反対だけでも良いので返信願います。