CDに点数をつける会コミュのBeck

Midnight Vultures(99)

フォーキーなサウンドを展開した前作『ミューテイションズ』から再びメインストリームへと復帰を遂げた、ＢＥＣＫの1999年の通算4作目！『オディレイ』に続くサード・アルバムとして位置づけられる作品。今回はソウル、Ｒ＆Ｂ、ファンクの領域まで踏み込み、オリジナリティ溢れるＢＥＣＫ流ファンク・サウンドを展開。ダスト・ブラザース(5&11)、トニー・ホッファ(12)がプロデュースで参加。

Sea Change(02)

内容（「CDジャーナル」データベースより）
前作『ミッドナイト・ヴァルチャー』で見せたファンクネスから一転、フォーキーなアプローチでシーンを驚かせた2002年発表の5thアルバム。ストリングスを大胆にフィーチャーしたアコースティック&ダウンビートな音のファンタジー。

Guero(05)

2002年の超告白的な作品『Sea Change』で、内なる悪魔を効果的に追いだしたベックは、再びおかしな曲を生みだす世界に戻ってくることができた。様々な要素が含まれていることは誰でもわかる。ビデオゲームの効果音、スペイン語のランダムな叫び声、アイスキャンディと野菜を積んだ車の音。これは2曲目の話だ。『Guero』は他のベックのアルバム同様にぎゅっと濃縮されており、ターンテーブル2台が邪魔し合うこともなく、追加のギター用のマイク、ボサノバのビート、ジャック・ホワイト、宇宙船についての歌詞、アイデア満載のダンプトラックが騒ぎに負けずに聞いてもらおうと戦っている。聞き所が多く、耳を傾けていると疲れるが愉快な1枚でもあり、「Broken Drum」のようなデジタルのバラード、「Farewell Ride」のような拍手満載の変わったフォークもあり、現代を代表するカリスマ的なソングライターとしてのベックの評価を再認識するには、充分な出来となっている。（Aidin Vaziri, Amazon.com)