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声の相談室コミュの能と狂言の発声の違い

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知らない方からは、どちらも同じように聞こえるかもしれませんね。

観世流の謡曲を習って25年になりますが、最近カルチャセンターで狂言も稽古するようになりました。
狂言の先生からは発声が謡曲っぽいと言われました。
そら25年も謡をやってればその発声法がしみついているのでしょう。

最近、ようやく、謡曲と狂言の発声のちがいがわかってきました。
謡曲の声は、喉の内側へこもらすという感じに対して、狂言は口から外へ向かって声を出していく。声を出す位置と向かう方向が異なるということです。謡曲の場合、面をつけることが多いので、面の内側に声をひびかすという発声テクニックが生まれたようです。

狂言の先生からは、だいぶよくなったと慰められたのですが、謡曲仲間からは、最近あなた狂言っぽいね、といわれ(汗)、鳥なき里のコウモリ状態の私です。この先、どうなっちゃうのでしょうね。

とはいえ、悲劇と喜劇、陰と陽、2つの人生を楽しんでます。

コメント(7)

ファイバースコープで観察すると,謡曲の場合には,舌根が,下の方に落ちているのが数人の能楽師で観察されています.知覚的あるいは歌唱法の内観として,喉の内側へこもらす,と云うのは,そう云う事実からは或る意味納得出来る話であります ;-)
Quesoさん、はじめまして。
そのような観察があったとは知りませんでした。
それは何かのプロジェクトですか、あるいは研究ですか?
出典を教えていただくことは可能ですか?
10年ほど前に,当時の東大音声研教授の新美成二さんが,いろいろな歌唱法の発声中のファイバースコープによる観察を行ってられます.その中に謡曲の歌唱中のものが含まれて居ます.ただ,資料の入手は今は不可能です.
情報有難うございます。
ファイバースコープを入れたまま声を出すのは、辛そうというか
不自然というか。今なら、もっと別の方法がありそうですね。
先日の食の番組で、お年寄りが食べ物を飲み込む(嚥下)シーンを、透視映像(エックス線かどうか覚えていません)で流してましたが。これだと、被験者への負担は少なそうです。
X線透視は,被爆が問題で,健常者にはなかなか実施するのが難しいのです.現在では実験目的では倫理的に基本的には無理なのです.

ファイバーは,喉の奥の方まで近づけなければ,だいたい大丈夫です.鼻に麻酔は必要ですが.
情報ありがとうございます。
ご紹介のあった東大音声研の新美成二教授は、まだそのような研究をされているのでしょうか?もしご存知でしたら教えて下さい。
狂言,能に関しては,ずっとやる計画があって(某芸大教授の先生と),止まっている状態です.ひとえに僕の怠惰な性格の所為….

新美先生は,“昼間の僕”とも一緒のチームで研究していますので,そのうち,謡曲の歌唱法については,何とか時間を見付けて一緒に出来ればと思っています.

乞うご期待,と云うことにしておいて下さい.

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