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平城遷都1300年祭コミュの [mailnews:00004] 平城遷都1300年祭メールマガジン/せんとくん、もうすぐ2歳!

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平城遷都1300年祭メールマガジン(2010.2.10)
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こんにちは! 平城遷都1300年記念事業協会です。
「平城遷都1300年祭」いよいよ始まりました!
パビリオンが主役の博覧会とはひと味違い、舞台は“奈良県全域”で“展示物”は
なんと県内の豊かな自然、歴史、文化遺産。地域の特性や伝統を生かしたイベ
ントが1年間に約1500も展開されます。この新しいスタイルのお祭りをもっと楽
しんでいただくため、イベント情報などを配信していきますので、どうぞよろしくお
ねがいいたします。
それでは最後までおつきあいください。

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●・・・menu・・・●
01 コラム「なんと立派な平城京」
――奈良、平城京について教科書には載っていない身近なことがらについて、
最新の研究を織り交ぜながらわかりやすく紹介。筆者は気鋭の考古学者・奈良
文化財研究所主任研究員の馬場基(はじめ)さん。1300年祭をより楽しむた
めの必見コラムです!――
02 イベント情報
03 せんとくん情報・スタッフダイアリー
04 特集・インフォメーション
05 1300年祭コラム
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●・・・【01 コラム『なんと立派な平城京』】・・・●

**平城宮跡は普請中だ!**
森鴎外の小説に「日本はまだ普請中だ」という一節があります。平城宮跡内も今
まさに普請中で、急ピッチで遷都1300年祭の準備工事が進んでいます。その慌
ただしい様子を見ていると、1300年前の遷都の本番の前も、きっとこんな感じで
てんやわんやだったのだろうなあ、と想像してしまいます。いや、もしかしたら、今
以上の騒ぎだったかもしれません。1300年前、平城遷都の時には平城宮を囲う
塀は未完成でしたし、何より大極殿が未完成でした。
 遷都時大極殿未完成事件は、当時の公式記録である『続日本紀』には書かれ
ていません。発掘調査によって、大極殿の周辺整備を行った土の中から、「和銅
三年」と書かれた木簡が見つかり、遷都時にはまだ「普請中」であったことが明ら
かになりました。そういえば、『続日本紀』には平城宮大極殿を使った行事が、遷
都後しばらく記録されていません。頭隠して尻隠さず、といったら、奈良時代の人
に怒られそうですね。
 平城宮内では何度も建て替えが行われました。東院地区では、五回以上の建
て替えが確認されています。また、平城宮は広大で建物もたくさんありますから、
修理工事も悲痛様です。修理用部品とみられる木片も発掘で発見されています。
平城宮の外側、平城京では次々と大寺院が造営されていますから、こちらでも工
事は日常的・継続的でした。「平城京はいつも普請中だ」
 そんな平城宮の工事現場跡から「小便禁止」の看板が発見されました。工事現
場で働く人の中に不届き者が居たようです。火鉢らしきものも一緒に出土してい
るので、寒さで冷えたのかもしれません。
 1300年後の今年、まだ寒い日も続きます。工事現場の皆さん、どうぞお気を
付けて。
                     (奈良文化財研究所主任研究員 馬場基)

●・・・【02 イベント情報】・・・●

◇最新イベント情報
海龍王寺・伝香寺特別講話 参加者募集
http://www.1300.jp/event/new.html

◇ニュース・トピックス
平城宮跡等整備工事にともなう駐車場等の利用制限について
http://www.1300.jp/about/news/index.html

◇1300年祭ピックアップ
「とくとくパーキング奈良」会員募集中
http://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/etc/topics/parkingmoniter/tokutoku/index.html

◇巡る奈良 
http://www.1300.jp/event/roam/index.html

◇奈良大和路秘宝・秘仏特別開帳
http://www.1300.jp/event/roam/yamatoji/index.html

◇1300年協会後援事業
http://www.1300.jp/links/backup.html

◇平城宮跡(メイン会場)2010年4月24日〜11月7日
http://www.1300.jp/event/kyuuseki/index.html

●・・・【03 せんとくん情報】・・・●

◇せんとくんオフィシャルサイト
http://www.1300.jp/sentokun_os/index.html

◇スタッフダイアリー ……せんとくん、もうすぐ2歳のバースデーです!
http://www.1300.jp/about/staff/index.html

●・・・【04 特集・インフォメーション】・・・●

◇心の旅物語奈良 
第1回「荒井正吾・奈良県知事×籔内佐斗司(せんとくん作者)」
http://www.1300.jp/nara/special/index.html

◇県民活動支援・後援事業
http://www.1300.jp/information/assist/index.html

◇協力企業・団体
広く県内外の企業・団体さまに、平城遷都1300年祭への協力をお願いしていま
す。皆さまのご支援、ご協力に感謝申し上げます。
http://www.1300.jp/links/support.html

◇せんとくん募金 みなさまのご支援・ご協力をお願いいたします!
http://www.1300.jp/information/donation/index.html

●・・・【05 1300年祭コラム】・・・●

**奈良時代の色を見る**
 立春だというのに一段と冷え込んだ日、4月24日から始まる平城宮跡会場での
イベント「古代行事の再現」で使う衣装がほぼ仕上がってきました。
 会場は広さ30畳の和室。ふすまを開けると、甲(よろい)をつけた男性がどーん
と立っていてびっくり! ほか、濃い紫色の衣と白袴の男性、黄色い頭巾に裳(も
・スカートのような?)姿の女性が一人ずつ。
 甲は平城宮跡の朱雀門で1日3回催す「衛士隊(えじたい)の再現」で、当時の
兵士である衛士が着用するもの。濃い紫色の衣は奈良時代の高級官僚が着た
装束「縫腋袍(ほうえきほう)」。女性は、歌を詠み宴を催す遊び「曲水の宴(ごく
すいのえん)」での“歌詠み役”の衣装でした。制作は京都で法衣や能衣装を手が
ける「井筒企画」。約1年半ががりの自信作です。
 注目したのは布の色。私たちが普段着ている洋服の色とは明らかに発色が違
う、鮮やかだけど重くて深い色でした。 
 古代衣装を担当した1300年祭の職員で学芸員の立石堅志企画員によると
「衣装の素材である正絹は草木などの天然素材で染めた“古代色”。奈良時代の
染色の研究者が表した色見本を参考にしました。全般的に濃く重厚感がある色
合いです。
 1300年前の染色技術者は唐からの輸入品の色を目指し仕事をしたと思いま
す。でも、忠実な再現には至らなかったのではないかと。なぜなら、手に入る原料
・温度・湿度などは“日本”だから。平城京の人と風土でジャパンナイズされている
はずなんです。のち、平安時代になると国風文化が興り、“襲(かさね)の色目”と
呼ばれる軽やかで淡い微妙な色あいが生まれます。
 今回の『古代行事の再現』でご覧いただく衣装の色は、唐と日本の感性が入り
交じった色。現代の生活の中では見慣れない色彩だと思います」
 国の始まりを彩った“天平衣装”。4月24日にオープンする平城宮跡会場の「第
一次大極殿」と「平城京なりきり体験館」で着て楽しんでいただけます。(広報室)

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news@1300.jp
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発行
社団法人平城遷都1300年記念事業協会事務局 広報室
〒630・8113 奈良市法蓮町757 奈良県法蓮庁舎
TEL.0742・23・2005 URL http://www.1300.jp/
copyright(C)2009 社団法人平城遷都1300年記念事業協会事務局

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