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悠々の心コミュの広報作戦

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広報活動

今年の受験生に
直接関係する記事が徐々に少なくなりました。
高校2年生も
そろそろ具体的に大学での学習について関心を持ち
受験問題を真剣に考えているかもしれません。

今までの多くの記事でも
広い意味での大学教育の紹介であり
直接受験勉強の指導を狙ったものではありません。
受験勉強の指導は、
現場の先生にお任せするしかありません。

私が出来るのは、
大学教育の現場からの発信です。

これからは1,2年生も対象にして
受験戦略を書いていこうと思います。
現在途中ですが、
「進路選択の政策研究」を書きかけています。

●受験活動の「AIDEA作戦」

長年学生の就職活動の指導をしてきました。
その時
「AIDEA」作戦というモデルを使っています。
受験問題でも
同じような作戦が取れるかもしれません。


その際、
受験生の立場からみた「AIDEA作戦」

大学の広報部からみた「AIDEA作戦」
が議論されます。

●「AIDEA作戦」とは

次の単語の頭文字を繋いだものです。

A=Attention  注目
I= Interest   興味
D=decision-Making  意志決定
E=Examination    試験
A=Agreement    入学予約

受験生および大学の広報部の両者について
同じように「AIDEA作戦」が展開されます。

まず、アテンションプリーズで、
受験生の注意を向けさせることが不可欠です。
注意が自分の大学学部に向かないと、
受験生にとって、もうそこは縁がないところになります。

広報部は、
どのように受験生の注意を自分の大学に向けさせるか
非常に重要な戦術になります。
受験生も、満遍なくいろいろ調べるのではなく
特に自分の注意が目立ったものから、詳しく調べに入ります。


次に
注意が向けられると、そこに気があることですから
より詳しく教育内容が受験生の興味関心にあうものであるか
より詳しく調べていきます。
ただし、あくまで注意を惹いたものに限られます。

受験生は
この段階では、本格的に詳しい情報を集め、
細かく分析していなければなりません。
(ここでは「進路選択の政策研究」が役に立つと思います)
大学の広報部が各高校や受験生に送る資料も
こうした詳細な内容の冊子になると思います。

次の段階は、どこを受験するかどうかの意志決定
詳しく調べて、
さらに積極的に取り組んでみたいものであることが分かれば
意志決定の段階に進みます。
すなわち、受験するかどうかの意志決定です。

最終的に受験しようと決めるためには
この段階でも大学に関する情報が必要になります
しばしば
信頼できる方(受験指導の先生など)の口コミ情報で
受験校を最終的に絞り込むこともあるでしょう。
あるいは
自分の将来への夢と大学が提供する教育サービス
とのマッチングを考えて
自分を生かすのはここしかないと、
受験先を決断することもあるでしょう。

できるならば
自分が大学には行って十分伸びるような教育の場所を見つけて
受験の決断することですね

その意味で
広報部の情報に
どれだけ受験生の夢を実現させるような、
有効な教育サービスが含まれているかどうかが問題ですね。

学生の学習モチベーションを高めるような、
教育革新の不断の努力の積み重ねのない大学は
この段階で受験生から敬遠されていきますね。

新しい学部や学科が創設されると受験生が集中するのも
受験校を絞り込む際に
何か新しい魅力的な教育サービスがそこにあると
信じるからでしょうね。

次は、実際に受験です。
この段階では、合格に結びつくような情報が重要です。
せっかく受験を決断しても合格しなければ意味がなくなります。
大学の偏差値と自分の実力判定などの情報もこの段階で重要です。

最後に入学予約です

複数の大学の学部学科に合格するケースが圧倒的に多くなります。
本命が明確に決まっている場合は
そこに合格すれば当然そこへの入学の手続きを取ります。
しかし
複数の合格先で選択に迷うケースもあるでしょう。
その時、必要な情報がなければ決断できません
授業料や通学距離、校風などいろいろな情報が重要かもしれません。

一番重要な情報は
そこにはいると
どのような教育サービスを受けて、どのように育てられ
その結果、どのような出口が開かれているのか
自分の将来のキャリアデザインを具体的に描けるような情報です。

大学間で合格者の奪い合いの争いになりますが、
基本的には受験生の長い将来の道を考えて
一番伸びるところに入ることが幸せにつながりますね。
その意味でも
良い教育メニューを多く準備していることを受験生によく説明することが大切ですが、肝心の教育メニューの開発が問題になります。

以下、より詳しく説明していきましょう。


● A=Attention  注目

<受験生>

 2年生で受験問題を考えるとき、
まずそのとっかかりとして
何か目についたものがあれば
それに注意を向けて
なんだろうかと覗いてみる

初めはまったく受験のことや大学教育のことが分からなくても
受験雑誌や大学からの広報誌の中で少し気になる記事があれば
覗いてみる
先生や先輩や仲間の話の中で
少し気になること、
引っかかることがあれば
それは何ですかと、注意して聞いてみる。

だれでも初めはよく分からないものです
でも
その中でなんとなく自分の気持ちや感性に訴えるものがあると
それに注意を振り向ける
そこから
受験の活動が始まります。
好奇心のまったくない方は
なかなか受験の準備に入れませんね。

<大学の広報活動>
アテンション・プリーズ
受験生の気持ちをこちらに向けるような作戦が重要になります。
いきなり詳細な大学案内などを受験生に送りつけるよりも
大学教育について、ふと関心を持ってくれるようなアテンションのある情報を
受験生に提供して、こちらを向いて貰うことが不可欠ですね。
まったく関心のない受験生に
どんなに丁寧に詳しい資料を与えても、ほとんど読んでくれない者です。

箱根駅伝で懸命に走る選手の姿に惹かれて
彼の母校に関心をみつこともあるでしょう。

先輩が母校に帰って楽しそうに大学生活を話しているのをみて
先輩の大学の存在が気になることもあるでしょう。

ブランド大学のネームバリュウは、
それ自身重要なアテンションになりますが、
将来自分の能力の開花を願っている高校生には
先輩の活躍する姿の写真や記事が
よりアテンションのたかいものになります。

FLPの学生の海外調査の姿などは
その意味で
高校生にもアテンションの高いものではないでしょうか。
附属高校にも招かれて、ゼミの学生たちが、海外調査の話をしたことがあります。

もちろん、
大学を出て社会で素晴らしく活躍されている人々の姿も、
高校生にとっては憧れであり、
自分が将来そのような道に進みたいと考えている場合には
その人の母校の魅力に惹かれてきます。

つづく

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