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悠々の心コミュの受験生への励まし(11)少し心の休憩を

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暑くなってきました。
受験勉強はどう進んでいすか。
暑いと集中力が低下しますので、
できるだけ体調管理に気をつけて下さいね。


今日の話は、少し心の休憩!!

真面目な受験生には、向かない話かもしれませんが、
時には一服して、心をリセットするのも、
新しい活力を出すには、大切なことと思います。



大学生活の心の休憩の話をしましょう。


●多忙な学生生活


年間半分しか授業がなく、社会人からみれば
ほとんど遊んでいるとばかり思われている学生
そんな学生に「少し心の休憩」、と言っても笑われるだけかもしれません。


でも
学生の中には、
毎日非常に熱心に遅くまで勉強している人々も多く見られます。

司法試験、公務員試験、公認会計士試験など、
資格試験の準備をしている学生は、
本当に大学生活が忙しく充実していますね。
あまりにハードな日常生活に、医者から活動ストップのかかったゼミ学生もいました。

(若い頃、朝のFM東京ラジオ番組で、
毎週木曜日に、私が自由におしゃべりできる20分がありましたが、
ある時、司法試験準備の学生を話題に取り上げ、
長年にわたって一日中あれだけ熱中して、難しい勉強にばかり取り組むと、
私なら、もう耐えられずに気が狂いそう、
それに比べて、アメリカではロースクールがあり、資格が取りやすいのでは、と
話を終わって、放送ブースから出てきたら、
ディレクターから、今放送禁止用語を使ったと、お目玉)


特にゼミ活動が本格化する3年生にもなると、
毎日毎日本当に忙しそうです。
夜遅くまでゼミ室で、皆で集まって相談するのが当たり前のような日常生活です。

しかも、長い休みには
長期のアルバイトでいろいろな資金を稼いだり、
運転免許や様々な公的資格の取得に取り組んだり、
国内や海外の語学学校で研修を受けたり、
長期の海外旅行に出たり、
休暇中の方が忙しいくらいです。学生がなかなかつかまらない。

私の息子も
大学生活で、自宅でゆっくり話をするのが、学校の授業のある時期ぐらい
ほとんどの長期休暇には、海外に出ており、その結果、大学院もアメリカに行きました。

こうした忙しい大学生活にも
心の休憩が必要です。


●心の休憩と趣味


ここで心の休憩というのは、
ただぼんやりすることでなく
専門外のこと、特に趣味などをしながら、心の憩いを得ることです。

大学で取り組んでいる専門とはまったく関係なく
自分で好きなことを選んで、時々繰り返しやってみる。
その中で心の休憩時間を得ようとするのです。

楽器の演奏、絵描きやスポーツでは
初めはなかなか旨く行かなくても、繰り返しているうちに少し少し
形ができて、上達してくる。
うまくなると人間の脳は、やることによる快感を覚えます。
うまくできたことに喜びを感じるようになると、ますますそれに取り組もうとする。
好きこそものの上手なれ!!!

こうした形で若いうちに、趣味が出来てくると、脳はその趣味の快感と技能を良く覚えています。
社会人になって日常的にあまり時間が取れなくても、
時には思い出したよう学生時代の趣味をやってみると
昔取った杵柄!!!
楽しいものです。心のリフレッシュになります。


●多忙な社会における心のリフレッシュと創造性の活力


実はこれから変化の激しい社会、
そこで働く人々は激しい精神的な緊張感・ストレスに長期にわたって晒されています。
ハードな企業社会の長時間労働で、活発だった脳は徐々に疲れてきます。
その結果、脳の働きは、決められたルーチンワークだけになってしまいます。
そこでは、明らかに、じっくり考えて新たな創意工夫に取り組む意欲が減退しています。
創造的な活動には意欲が一番大切です。
心の底から旺盛な意欲が湧いてこなければ、人は、何も新しいことに手をつけることはないでしょう。


これからますます重視される創造的な能力を維持し鍛えるには、
多忙な生活の中で、心の休憩をとり、意欲を高く持つことです。

時々心のリセットが非常に重要です。
会社の仕事とまったく別の活動をして、脳をリフレッシュさせるのです。
まったく違う領域の脳細胞を使うことで、使いすぎて疲れていた脳神経も回復してくるのでしょう。



●たまには遊び、偉い人もみんな


この夏休み、
みなさんもスランプに陥ったら、
4,5日は勉強のことも忘れて、
日頃から好きな音楽や絵に熱中してみませんか。
親しい友人や親戚を訪ねて見ませんか。

私の若い頃は、故郷に帰り、
懐かしい人々と話したり、
子供の頃から親しんでいる美しい田舎の景色、夕焼けの輝きなどに、しばらく我を忘れていました。
それですっかり都会生活の疲れや汚れを取り除きました。

アメリカの忙しい企業人も、それぞれ心のリセットのための趣味を持っています。
スキーに行ったり、クルージングに出かけたり、
少し時間をかけて山や僻地を探検したり、
自分で演奏活動や作曲をしたり、絵画を書いたり、
様々なスポーツを楽しんだり(ジョッギングハは大統領の日課ですね)、
ボランティア活動で若い人と一緒にイベントをしたり、・・・


●生涯自分の心を支えてくれる豊かな趣味


学生時代に自分流の趣味やスキルを持っていると、
生涯いろいろな機会に自分をリセットすることができます。

学生時代からスキルを磨いていると、楽しみが倍加しますね。
ピアノの弾ける人、絵の上手な方、また、スポーツもいろいろ出来る方、
羨ましいです。しばらく休んでいても、また始めるとすぐに昔の実力が帰ってくる。

私など不器用で、自分でできるのは、せいぜいソフトボールの楽しみしかありませんが、
ゼミでは、長年にわたって、若い自分も参加して常時ソフトボールを楽しみ、
地元のチームでは、55歳まで試合に出ていました。猛烈に楽しかったです。


こうした技能を磨く能動的な活動の趣味がなくても
お勧めは、
良い音楽を聴いたり、良き絵画や映画に接したり、良い小説を読んだり、
歴史の動きに興味を持ったり、世界遺産の旅を続けたり、宗教の教えを学んだり
また素晴らしい自然を探索したり、
時間を見つけて、自分流にいろいろなことをすることです。

学生時代にたくさんのクラシック音楽や美しい曲を聴くと、
生涯、海外に出てもクラシックの演奏で心が癒されます。
たくさんの美しい名画に接していると、
将来海外で美術館を巡り、名画の圧倒的な美しさや心癒す喜びに接して、
それだけ心豊かな人生になります。
日本の小説、世界の小説、さらに素晴らしい映画などに、常時親しんでいると、
本の中でそれだけ多くの人々に接して、多様な生活の知識が豊かになると共に、
人間の情動の働きに対してより柔らかな感性が磨かれます。


●若い頃こそ欲望の水準を上げて


若いうちに、脳がより高級なもの、より味わいもの、より深いものに接していると、
それをさらに豊かに受けたいという欲望が高まってくる。
その欲望が学生の心を豊かに導きます。
その過程で、人間は文化的により高度なものに親しみをもつようになります。
欲望がそれだけ高められ、より高級なものやより真実なものに近づこうという努力が続けられます。

実は、これからいろいろなところで判断し決断するときにがありますが、
最後の決め手は人間の感性です。
このような高級なものに対する趣味を通じて、
脳の感性に関係する神経経路が鍛えられ太くなります。感性が鋭く豊かに育ってきます。

特に柔らかな神経回路を持つ若い頭脳は、その吸収力が強く、
どんどん先に自分の興味のあることを進めていきます。
その活動を通じて、脳の中にいろいろ大切なことが長期記憶として蓄積されます。



大学生活では少し心がけると
こうした趣味を磨く機会は沢山あります。
大学生活の良さは、この時間が自由に確保できることです。

特に中央大学がある都心では
年中音楽会や美術展、映画などに親しめます。
そこが、私が田舎から出てきてもっともうれしかったことです。

この歳になってもいろいろな趣味を通じて感動し、
また新しいことをやりたいという意欲を感じています。

入学されたら私の趣味のブログを読んで下さい。
世界の旅行、音楽、美術、スポーツ、歴史、宗教など
多様なエッセイが待っていますよ。
http://takujuku.cocolog-nifty.com/








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